こんにちは。
ぼるです。
みなさん、ジブリは好きですか。
ぼるは好きとも嫌いとも言えません。
なぜなら、トトロもラピュタもナウシカも見たことないからです。
見たことないというと語弊があるかもしれません。
正確には、全編通して見たことがないといったほうが正しいです。
この日本という国では、ジブリ巨塔が高々とそびえ立っているでしょう。
この日本という国では、ジブリ見てないと非国民みたいな空気あるでしょう。
完全に視界からシャットアウトすることは不可能だし
空気読んでうかつにバルス!とか言っても
罪悪感に苛まれるだけでしょう。
ぼるの場合
トトロは保育園で夕方親が迎えに来るまでの間に垂れ流されていたので
見たくもないのに見させられしかも最後まで見れないという拷問を受け
ラピュタはラストの緑のところにいる手長ロボットの記憶しかなく
ナウシカは虫みたいなきもいやつがわさわさしとる記憶しかなく
金曜ロードショーで何度も放送してるのに
子供の頃だし、最初は見るけど途中睡魔に勝てず落ちるか
途中から落ちて、最後だけハッと起きてラストだけ見るか
とにかく全部見れた試しがない。
そんなことが何度も続くと、もう見る気なくなってくるんですよ。
ちぇっ、どうせ今日も見れんしもう嫌いっ!
みたいに拗ねちゃうんですね。
そしてジブリの洗礼を受けることなく年だけ取っていきます。
人間、拗ねたまま年月を重ねると
それを逆に餌にし出すんですね。
トトロもラピュタもナウシカも見ていないことこそ正義!
見てるやつなんて愚民。
見ていないこの私こそが選ばれし特別な民なのだ!
などという、選民思想を血肉として生きながらえるようになるのです。
私テレビ見ないんだけど、有名な人なんですか?
みたいなタイプと一緒です。
ぼるはテレビ持ってなくて選民思想はがっちり持ってるので、このタイプでもあります。
そして昨年、M-1グランプリを見ていたら
(テレビ持ってないけどテレビが見れるパソコンは持ってる。ドナイヤネン。)
かまいたちが、トトロ見てないこと自慢してるやつのネタをやってたんですよ!
うわ!これぼるやん!
よくやってくれた!かまいたちブラボー!
という称賛の嵐とともに、
やめてーーっ!そこひらかんといてーっ!
ぼるの腹をパックリ開けられ、腹ワタをグリグリされ
肥大化したエゴの塊をお茶の間に見せしめにされ
唯一のアイデンティティを失ったぼるは
ただの愚民へと成り下がっていったのです。
もうこの手口はお茶の間にバレてしまった。
もう二度と使うことはできない。
でもまだディズニーランド行ったことない、は使えるか。
ゲーム履歴はスーファミで止まってる、は弱いか。
探せばまだありそうだ、、大丈夫だ、、瀕死の状態だが死には至らない。
大丈夫だ、、、大丈夫だ、、、
処女性は尊いものだ。
まだ何にも染まっていない純粋さは赤子のように守るべきものだ。
だがそれを武器に振りかざすとエグい痛い目みるぜ。気をつけな。
というお話でした。
まだホイコーロー食べたことない、も弱すぎるか。だめか、、


