こんにちは、vootanです。

 

晴れた日でもダートに出かければ水に浸かることの多いセロー。

 

翌日にザッと洗うだけで済ましていたため、放置されたチェーンが錆びまくりです。

 

 

 

たまにはちゃんとメンテせねばと、日曜日に掃除することにしました。

 

普段、VTRではワコーズのチェーンクリーナーを使ってます。

 

 

このクリーナーは生分解性で水で流せるのが良いのですが如何せんお高価い。

 

そこでAZ製のチェーンディグリーザーという、パークリ系と違う水で流せるケミカルクリーナーを購入し試してみることにしました。

 

オイル等でコスパの高いAZ社が「強力洗浄」、「防錆剤配合」とか、「環境にやさしい植物系洗剤」なんて書いてあるのだから期待大です。

 

 

 

そう、この時はこのチェーンディグリーザーが、恐怖のホイールディザスターと名を変えることも知らずに…w

 

 

まずはオフスタンドで後輪をアップ、バランスは相変わらずヤジロベエ状態。

 

 

 

チェーンカバーも外します、うわキチャネーな、後で洗おう。

 

 

 

で、AZ製のクリーナーをチェーンに拭きかけ、いつも通りブラシでゴシゴシ…

 

 

 

一通りコスり終わったらチェーンを水で洗い流します。

 

おお、茶色い汚れが流れていく、チェーンは…完全には錆びは取れんか、まぁ純正の安チェーンだからかな。

 

と、その時ホイールの異変に気付きました。

 

なんじゃこりゃ~!

 

 

 

金のアルマイト処理部分が変色…脱色か?

 

この筋状の変色はホイールをクルクル回してた分、見事にリム一周。

 

そしてクリーナーの飛沫、霧のように飛び散った部分も漏れなくプツプツの変色。

 

ディザスターァァァ!

 

いやいや、このクリーナーのせいかどうかまだ分からん。

 

濡れ衣はイカンので変色してない分かりやすい部分に付けてチェックしてみます。

 

 

 

写真では分かり難いですが見事に白っぽくなりました、ギルティですw

 

 

 

後でAmazonの製品レビューを見ると同様の被害が複数件!ちゃんと見とけば…

 

☆一つ付ける人って、どこにでもいるクレーマーくらいにしか考えてなかった…痛恨。

 

とりあえず毒を食らわば皿までとチェーンオイルはAZ製を吹くw

 

 

 

カバーも洗って一応、綺麗になったチェーン、チェーンはね、一応w

 

 

 

良く見るとホイールを拭いたペーパーウェスに黄色い跡が…溶けたのか?

 

 

 

かなりのショックで放心状態だったが、意を決しサンユーバイクサービスへ向かう。

 

 

 

社長に見せたら「なんだこりゃ、初めて見た。」と驚いてた、ここで善後策を相談。

 

 

このチェーンディグリーザー、こうまで攻撃性が強いとなるとシャレにならない。

 

一応、製品の裏に使用上の注意として、「変色の恐れがありますのでアルマイト加工された箇所やアルミ部分(アルミダイキャスト等)、ホイール、スプロケット、塗装面には使用しないでください。」(原文ママ)という文言が小~さな字で書き込まれてる。

 

しかしこれってどんなケミカル製品にでも書かれてるエクスキューズだと受け取らんか?

 

だってチェーンを掃除するのにホイールやスプロケにかからないよう液体を吹くってのは事実上不可能だろう。

 

そしてここまで確実に酷い結果をもたらすなら、デッカい字で「アルマイト処理部分、ダメ、絶対!」とか書いておいて欲しいw

 

塩素系漂白剤に酸性の洗剤との組み合わせを注意喚起する、「混ぜるな、危険!」レベルのデッカい文字で。

 

 

どーでも良いことだがサンユーバイクサービスでは半年前に注文したミニスクリーン用のプラネジを受け取った。

 

 

 

不幸中の幸いはSさんのスヴァルトのチェーンメンテに勧めようと考えていたこのクリーナーを、まず自分が使って犠牲になったことだ。

 

こんなことになるとは夢にも思ってなかったので聞かれたらフツーに勧めるところだった、アブネーw

 

 

そして今、Amazonの製品紹介ページを見ると、

  • 注意:大変強力な製品ですので、変色などの恐れがあります。 アルマイト加工された箇所やアルミ部分、ホイール、塗装面にはご使用をお避け下さい。
と書いてあったが、コレじゃ本当の危険性は伝わらんな、伝える気がないのかもな、剣呑剣呑。