こんにちは、vootanです。
二日目前半からのつづきです。
【御浜岬】
御浜岬の先端にある戸田造船郷土資料博物館に到着、個人的には看板下に書いてある駿河湾深海生物館のが気になるな。
ここでカメラのバッテリー警告灯が点滅し始めた。
いかん、もう250枚以上撮ってる。
油断していた、これから一泊ツーリングのときはバッテリーチャージャーも持ってくようにしよう…
古そうな建物…こんな僻地のマイナーな施設、訪れる人がいるのか?
などと心配してたら横浜ナンバーの大型観光バスが止まってた。
ここには神社もあるので、そちらと併せての観光か。大きな柏手を打つ音が聞こえた。
堤防に上ると海の向こうに御前崎と思しき岬の影が見える。
そして富士山、この時期に山頂に近い部分で山肌が見えるのは珍しい。少雨の影響か。
【沼津~裾野市内】
いつもならここから箱根峠を越えて帰るのだが、今日は他のブログで知った箱根西側の楽しそうなクネクネ道に抜けるため沼津市内を通過。
沼津駅東側のJR地下道をくぐってすぐにあるのが沼津中央高校、全国クラスのバスケ強豪校で娘が中学バスケの現役だった頃、強化大会に何度か訪れました。
最近では沼津ご当地アニメ、ラブライブサンシャインで話題らしい。
給油。
裾野市に入り腹が減ってきたので目に付いたラーメン屋で昼食タイム。
チャーハン半ラーメン、おいしゅうございました。
この日は暖かく最高気温は15℃くらいまで上がった。
日差しもしっかり届いていて体感気温はさらに高いかも知れない、ここまでの海岸沿いもタイヤのグリップを気にせず走れた。
よし!これなら標高500m程度の山道も問題なかろう。
裾野市から御殿場市に向けた緩やかな上り勾配の田舎道を逸れ山道へと入った。
幹線道路から山道の入り口に入ってからのルート。
【凍結路】
これが今回のツーリング、最大の恐怖の始まりであった。
山間部に入ると舗装状態は良いながらも、枯葉が道の両脇を覆った少しばかり危険なコンディション。
そして中間地点を過ぎたあたりで、それは現れた。
凍っとるがな…
こんな車も通らんような山道で凍結路なんて嫌過ぎるな、まったく。
というか、そんな危険な道だからこそ車も走っとらん訳なんだが。
どうやらこの路線には一日中日が当たらない部分が稀にあるようだ、慎重に極低速で通過、この後も凍結状態の路面を数ヶ所抜けたところでボスキャラが現れた。
橋の上なのでカチカチ…しかも下りのカーブとは酷くないか?
ここは迷った、とにかく私はコケるのが嫌いだw
もう引き返すか?
しかし山道の道程も半分を過ぎているので、戻るというのもカッタルイといえばカッタルイ。
凍結してるのは長さにして15m程度だしできるだけバイクを寝かさないように曲がればなんとかなる!
行ったれー!とクリア♡
【白い悪魔】
フフフ…ワシはやればできる子や!と子連れ狼ばりの自画自賛もつかの間。
ギャアアア!ここに比べればさっきの場所なんか中ボスやーーー!
まるで箱根連峰の白い悪魔だ、ワシは生き延びることができるか?
そんなワシの気力を代弁するかのように、ここでカメラのバッテリーは尽きた。
また悩む、イコカ戻ろか…
とりあえずアタック林道よろしく雪の質、何メートルくらい続いてるのか等、歩いて調査することに。
踏みしめてみると雪は意外と柔らかく凍結箇所のようなツルツルした感じはしない。
距離は60~70mくらいだろうか、軽い上りだしこれなら行って行けないことはない気がする。
しかし問題はこの先に、この場所以上の酷い状況があるかも知れないということだ。
どうしよう、と考えながら雪の上を行き来する。
四輪のタイヤ跡はスタッドレスなんだろうな、人外の足跡もあるし…
足の裏の感覚と、もう幸運を信じてゴーアヘッドだ!
着雪箇所を最初は二足二輪でゆっくり動く、段々慣れてきてステップに足をのせ走行と呼べる速度まで加速。
無事にラスボス(と信じたい)をクリアしたところで徒歩のオッサンとすれ違った。
ようやっと人里に下りてきたか!と思っていたら犬の吠える声と共に、再び雪道が姿を現した。
もうイヤーンと思ってたら犬が現れ、その後ろからさっきとは別のオッサンが現れた。
慌てて「この先もこんな雪道ですか~?」と尋ねたところ、「ここを抜ければもう雪はねーよー。」と救いのお言葉を頂き一安心。
果たしてオッサンの言葉は正しかった!こんな嬉しいことはない、ワシには帰れるところがあったんやー(もーエエか。)
【稲川淳二的考察】
ここで今回のツーリングのクライマックスを飾る凍結雪路彷徨は終わりを告げる。
しかし思い出してみれば、すれ違ったオッサン二人は肩から猟銃を下げていた。
犬は猟犬か、だとすれば深い林に包まれたこの林道、何と出くわしてもおかしくなかったかも知れん…
見上げてみれば箱根の山にはまだまだ雪が残ってる、己の判断の甘さを猛省した。
この後は御殿場IC脇から小山町内を抜けR246へ、何事もなく無事帰着できました。
最後の給油。
出発直後の雨、途方に暮れた雪道、それも終わってみれば楽しい二日間でした。
総走行距離約350km、あと200kmでオイル交換。















