こんにちは、vootanです。

 

二日目:中編からののつづきです。

 

【オクシズからの帰還】

静岡から北へ抜けるルートは大まかに言って二つあります。

 

一つは南アルプス東側にある日本三大急流の一つ、富士川を上るルート。

 

もう一つは南アルプス西側にあるトラウトの清流、天竜川を上るルート。

 

どちらも源流は信州ですが、今回の訪れた大井川は南アルプスの静岡県北限を源流として、信州への通り抜けを許さない文字通りオクシズ中のオクシズ。

 

ダムから続く太田川もそんな静岡県内源流のオクシズ河川。

 

アクティ森を後にして川沿いを下っていくと、やがて掛川市へ突入。

 

周りはまだまだ牧歌的風景が続きます。

 

花、丘、田園、青空、真っ直ぐな道路。カッ飛ぶ理由がない~。

 

 

【御前崎】

掛川市中心部を抜ける一瞬、市街地

 

東名高速から南は再び農村風景になるけど、静岡県道を連絡しながら走っているので、民家集落は途切れない。

 

菊川市をかすめて御前崎市市街地に入り、浜岡原発わきの河口に架かる橋の上からようやく海が見えた。

 

だが、そこからしばらくは海側にこんもりした丘と防風林が続き、太平洋は臨めない。

 

ついに見えた太平洋は波打ち際にサーファーがウジャウジャいた。

 

アイさん、血が騒いだろうな~。

 

御前崎・遠州灘県立自然公園と御前崎灯台。

 

 

アイさんはカメラ撮影どころか写メひとつ撮らない。

 

今だにガラケー使いということもあるんだろうが、聞くところによると写真を撮ったり送ったりしたところで、旅や体験を共有する人がいないらしい(家族構成はは配偶者と子供6人なのに…)

 

サビシー!

 

家族がダメなら友達おらんのか~。

 

だから撮ってやってるって訳じゃないが確かに背中が煤けてるな。

 

御前崎灯台前の海岸はサーファー無用の岩礁地帯。

 

ワシは娘と旅の思い出を共有したいのでお土産を買ったよw 因みにアイさんにも娘は3人いる。

 

貝殻を買った売店のおばあちゃんの話では今日の海は穏やからしい。

さっき目の前で波しぶきが5mくらい上がったけど。

 

灯台は現在、敷地内工事中で立入禁止のため見学できず。

 

 

【御前崎海鮮なぶら市場】

灯台から下ってきたあたりで昼過ぎ、普段のツーリングではまだまだ腹の減らん時間だが、如何せん朝が早かったせいか、さすがに腹が減ってきた。

 

御前崎からほど近い御前崎漁港にある休憩施設、海鮮なぶら市場で昼飯を食うことにしました。

 

マグロー、6メートルー、サメかー。

 

食堂棟には複数の飲食店、入ったのは海鮮食堂Naturalさん。

 

ミックスフライ定食、美味かった。

 

お土産売り場棟でデザート。

 

 

【焼津漁港】

満足のいく昼飯で腹も膨らんだところで、今回のツーリングもいよいよ終盤に差し掛かってきました。

 

次に目指すは大崩海岸経由の三保の松原。

 

富士山が見えるか微妙ですが、そこは運を天に任すほかなし。

 

しかし走っていて前方の空模様が怪しい。

 

急遽、一旦焼津漁港に立ち寄り、お天気アプリで雨雲レーダーチェーック。

 

帰路方向はゲリラ雷雨真っ最中であることが判明。

 

正に先行きに暗雲が垂れ込めとる。

 

中学生が釣りを楽しむ長閑な港風景の向こうは名勝満観峰。魔界に飲み込まれたような黒さ。

私は見た!山頂に稲妻が落ちるのを!

 

 

【それでも三保の松原】

そんな雨の中、三保の松原に行っても富士山どころじゃない。

 

ここで旅を終え、カッパを着て最寄りのICから東名高速で帰ろうとアイさんに提案しましたが、

 

「松原だけでも見たい。」って…

 

じゃあ、道中で雨が降り出したら速攻でカッパ着ることにしてツーリング継続。

 

10分も走らないうちにポツポツ来だしたので急いでコンビニに入りカッパ装着。

 

コンビニ駐車場からは、まだ青空が見える!黒雲に寄り切られそうだけど。

 

 

ところがカッパを着て走り出したら雨が止んだ。

 

対向車のツーリングと思しきライダーと何台もすれ違ったが、その目が一様に

 

「え!これから通る道は、そんなに降っとんかーい!」と叫んでいるようだった。

 

フェイクです、スマン。

 

大崩海岸は駐車場が工事中、立ち寄って写真を撮るつもりだったのに無念。

 

そして三保の松原に到着したものの奇跡は起きず。

 

まぁここまで降らなかっただけでもありがたいけどね。周囲の目にはカッパ姿は奇異だったかも知れん。

 

 

【土砂降りの高速道路】

大渋滞の清水区を抜け東名高速に乗った途端、ものスゴイ土砂降りに見舞われた。

 

私はそれほど苦にはならなかったがアイさんは地獄だったらしい。

 

ずっとハーフウェットだった山道で汚れたバイクの下回りが綺麗になってウレPと思うことにした。

 

真っ暗な雨の箱根を越えて西湘バイパスへ、最後に西湘PAでアイさんと軽い別れの挨拶を交わし今回のツーリングは幕を閉じました。

 

一泊ツーで二日間とも降られたのは初めてだった。

 

でも雨の山道をほぼ一日中走って分かったこともあった。

 

案外、ドライより疲れない。

 

帰宅時のワタクシ、見た目は軽い悲壮感アルネ。

 

 

総走行距離562km