レオ宅は山形の楽々ホームというところにお願いして建てました。
換気方法については、第一種と第三種の比較を行い、結局、楽々ホームおすすめのダクト式第三種を採用しました。
採用にあたっては、初期投資コスト、ランニングコスト、将来のメンテナンスコストの低さを比べました。結局、熱交換器が無いシンプルさ(初期投資コストとメンテコストの低さ)が熱交換機能(ランニングコストの低さ)を上回ると考えました。
第一種と比べると、熱交換しない分、家全体の空調効率は落ちることになりますが、熱交換器にトラブルが生じた場合を考えると、第一種は決してお得ではないだろうと考えたわけです。
しかし、第三種の場合、給気は室内外の差圧により行うので、純正品の給気口用フィルターにあまり高性能のものを使うことができません。
花粉症のレオは毎年4月~6月になると鼻水が落ちてきて、夜は喉が痛くなります。
なので、何も対策をしないと快適に過ごせないのではないかと思いました。
そこで、市販の花粉用フィルターを給気口にセットして、花粉対策してみました。
まずは我が家の給気口です。
日本住環境株式会社のスクウェアフローという製品です。
フタを開けると中にスポンジ状のフィルターが入っています。
フィルターを外すと外の明かりが見えます。
外したフィルターは、少し黒ずんでいます。
このフィルターを掃除機で吸って、ほこりがたまらないように管理します。
しかし、目が粗いので、花粉やPM2.5を食い止めることはできません。
純正品の高性能フィルターもあるのですが、非常に高価です。
そこで、市販の花粉フィルターを装着してみます。
3Mのフィルタレットという製品です。
ちょうどいい大きさのものがないので、大きめのものを購入しました。
このフィルターは非常に薄くて、向こう側が透けて見えるほどです。
このままでは、スクウェアフローに取り付けできないので、元から入っていたフィルターと合わせて使います。
しかし、元から入っていたフィルターそのままでは、圧力損失が大きくなりすぎて、給気口から上手に空気を吸えなくなってしまいます。
なので、フィルターを厚さ半分に切ったものを用意します。
左側が元の大きさ、右側が半分に切ったものです。
3Mのフィルタレットの方が大きいので、重ねるとこんな感じになります。
スクウェアフローに入るよう、シュウマイの皮を包むように、フィルタレットで半分に切ったフィルターを包みます。
スクウェアフローにセットすると、こんな感じです。
以上でフィルタレット装着は完了です。
後は、元のように外カバーをして使います。
この状態で、手をかざした感じでは、元のフィルターと同じくらいは外気を吸い込んでいるように思います。
フィルタレット装着中は、家の中は非常に快適です。
各階に空気清浄機も設置しているので、くしゃみも鼻水も気になりません。
たまに、実家に顔を出したときにマスクを取ると、あっという間に鼻水が落ちてくるので、我が家ではフィルタレットが効いているのだなぁと実感できます。
弱点としては、唯一、玄関の近くのトイレに行ったときに、鼻水がつ~っと落ちてきます。
外から持ち込んだ花粉のためだと思われます。
フィルタレットの交換推奨期間は1.5~2ヶ月間です。
2ヶ月経過後のフィルタレットは真っ黒です。
写真だといまいち分かりませんが、本当に黒いです。
この黒い中に、花粉やらPM2.5やらがたくさん入っているんでしょうねぇ。
一方、フィルタレットの後ろ側にセットしたフィルターは真っ白です。くすみすらありません。
(白さがわかるように未使用のフィルタレットの上で撮影してみました。)
この白さからフィルタレットの性能がよく分かります。
値段もお手頃で、とてもお奨めなんですが、我が家では、フィルタレットを交換した際に思いもかけない事件が起きました。
交換した日の夜、レオと奥さんの喉が痛くなってしまったのです。
最初は風邪かと思いましたが、次の日から治ってしまったので、フィルタレットを交換した際の花粉やらなんやらを吸い込んだのが原因ではないかと思っています。
次回の交換の際はマスクを着用して、使用済みフィルターも密封して扱わなければならないようです。
今回使ったのはこちらの製品です。純正品と比べると格安ですので、お奨めです。(*^ー^)ノ
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