ラグビーワールドカップが行われた日産スタジアムで、大会機材の撤去作業に行ってきました。
1ヶ月少し前、初めての日雇いバイトで設営に来たのがこの場所でした。
その影響もあってか、僕はにわかラグビーファンになってしまいました![]()
ブレイブ・ブロッサムズの快進撃には、アドレナリンが出っぱなしで、試合のある日は一人自宅で興奮していました![]()
そんな夢のようなワールドカップも南アフリカの優勝で、先日終焉を迎えました。
まだ余熱を感じるほどの日産スタジアムへ今日入りました。
設営の時と同じで、30人のスリランカ人と日本人が10名
おそらく、設営の時にいたメンバーもいるのでしょうが、みんな同じ顔に見えてしまって、知ってる顔がどれだかわかりませんでした![]()
今日は、それほどヘビーな仕事はなく、かつ、待機時間も程よい長さでしたので、肉体的にも、精神的にも疲労感は殆どありませんでした。
特に変わったこともなく、一日が終わっていくかなと思っていたのですが、一緒に作業をしていた外国人が良く話しかけてくれ、しかも日本語が上手なので、すぐに仲良くなりました。
スリランカ人だと思っていたのですが、髪質や顔つきが少し違うので、出身地を尋ねたところ、ナイジェリア生まれのカナダ人でした。ダルさんといいます。
フランスの大学を出た後、様々な経験を経て、20年ぐらい前に日本に来たそうです。
ダルさんはパーカッショニストで、ライブハウス、レストラン、ホテルのイベント等、様々なところでパーカッションの演奏をしているそうです。
しかも、日本だけではなく、一年の内半年ぐらいはヨーロッパやカナダ、アメリカなどで、他のミュージシャンのツアーに参加したりしているそうです。
そんなワールドワイドな人が、何故、僕と同じ日雇いバイトをしているのか気になりましたが、聞く前に、ダルさんが自分自身の考え方を教えてくれました。
音楽はお金のためにやりたくない、聴いている人が喜ぶため(楽しむため)にやりたいんだ![]()
アルバイトは、生活費と言うよりも、トレーニングのため、ジムにお金を払っていくよりも、お金をいただきながら、体を動かせるのは最高じゃないか![]()
お弁当を食べる時、ダルさんはお肉を残しました。
20年ぐらいお肉を食べていないそうです。
理由は、身体のため。お魚も時々食べる程度。
かなり、身体の調子がいいと言っていました。
ダルさんの話を聞けて、今日はいいバイトになりました。
soulはどこの国でも同じなんだという事がわかります。
本当に大切なものは何なのかがわかります。
僕は、何のためにサラリーマンをして、今の会社で働いているのか?
何のために、副業で日雇いバイトをしているのか?
改めて、腹落ちさせるいい機会となりました![]()
日雇いバイト、ちょっとしたお金がもらえるだけじゃなく、今まで知り合ったことがない人から、新しい価値を学ぶいい機会が増えます。深いぜ~~~![]()
◎アルバイト9日目
21,000歩
15Km
38階
◎ラグビーワールドカップの撤去作業
肉体疲労:★★☆☆☆
精神疲労:★☆☆☆☆
技術力 :★☆☆☆☆☆
経験値 :★☆☆☆☆
楽しさ :★★★☆☆
黒度 :★☆☆☆☆
P.S.
ダルさんに聞くことができなかったことがあります。
彼の両頬には、X-MENのローガンの爪でひっかかれたような傷が、口元から耳の近くまでありました。
直感的に、ただの傷ではないのだろうなと感じました。
生まれた国の背景とかを察すると、興味本位で聞いてはいけないような気がしました。
ダルさんの陽気な言葉と笑顔は、深い悲しみがあったからこそかもしれません。