「年をとるのは悪いことじゃない」 | 迎春閣之風波

「年をとるのは悪いことじゃない」

「週刊金曜日」はじめて買いました♪
目当てはコレです↓↓↓

P28.本島等・元長崎市長インタビュー   聞き手・佐高信
「日本人全体に戦争責任がある」


読んでて印象に残った部分を、以下に引用、()部分は引用者。

佐高:本島さんが市長時代、誰とでも平気で会うという話を聞き・・・(中略)こうしたトップの懐の深さはどこから来るのでしょうか。

本島:それなりに年をとってトップになったからでしょう。年をとれば余計な力が抜けてくる。けんかをしても腹を立てなくなるし、理論もあるし、説得力も出てきます。年をとるのは悪いことじゃない。

佐高:同じ年をとった首長でも石原慎太郎・東京都知事が話し相手じゃ収まるものも収まらないんじゃないですか。本島さんが誰とでも会い、何でも聞いてやろうとする姿勢を貫いたのはなぜなんですか。

本島:石原さんとは話し合いができないかもしれませんねえ。差別で虐げられた経験もなく、育ちも住む世界も違うでしょうから。
いつもニコニコして、市役所に怒鳴り込んできた人からも徹底的に話を聞く。僕のような実力がない首長にはこれしかないですよ。そうすれば最後には仲良くなるもんです。世界平和を訴えるにしても、いまだに口角泡を飛ばし合っています。平和を説くなら、まず相手の言うことに耳を傾け、理解しようとする努力をしなければいけません。

佐高:話が通じない相手もいるんじゃないですか。

本島:確かにいます。暴力団と一切会わなかった伊藤(一長 長崎市長:2007年4月.暴力団幹部により射殺)さんの対応に何の間違いもありません。ただ伊藤さんを射殺した暴力団幹部は市役所に相手にされず、社会にも粗末に扱われていたという思いを抱いていたそうです。僕なら「あんたも長崎市民だから粗末にできんよねえ」と言って会い、「でも暴力団をしている限り、言うことは聞いてやれん。暴力団を辞めんか」と語り続けたと思います。こういう事件が起きた時、犯人の人権や犯人を生んだ背景も考えて対処しないといけないと思います。

(中略)僕は、虐げられた人たちに出会うと、分かり合えるんじゃないかとまず思ってしまう。法を外れても、カネをやってもいいんじゃないかとまで考えてしまうんです。

(引用以上)



他にも色々面白いエピソード出てきますが
ココでは触れません、買って読んで下さい。


本島、、、やっぱりカッコイイ・・・(お目目キラキラ)♪( ̄▽+ ̄*)
でもこのブログではこう言ったエントリは
カテゴリ「エロテロ」になってしまうのであった(爆!