いやぁー、不意打ちをくらいました。
自分にとっては、人生で初めての経験。
よりによって、なんで日本一周中に起きるかね(笑。
タイミングというか、運というか。
面白いモンだ。
危険な目にあったワケじゃないんです。
でも、全く想像してなかったコトが、自分の身に起きたワケで。
ビックリしちゃいました。
[2007年5月11日②]
お昼にお好み焼きを食べて大満足。
空腹を満たし、「お好み共和国ひろしま村」を出て、広島市街をブラブラしていた時のこと。
赤信号でストップ。
と、交差点の向こうに、スラッとした若い女性を発見。
キレイだなー。
信号待ちの間、視線はお姉さんに釘付け。
ボーッと眺めてしまいました。
白いスーツを着た立ち姿に、惹きつけられちゃった(恥。
あ、断っておきますが、決して変態ではないですよ。念のため。
健全な男子だったらね、ほぼ100%の確率で、目を向けてしまうと思います(笑。
よくよく見ると、お姉さんの手にはマイク。後ろには、カメラ、音声のスタッフが。
あー…、TVのインタビューか何かかなぁ。
ま、自分には関係ないな。
完全に他人事って意識。
だって、こっちは日本一周中。顔は真っ黒に焼けていて、髪はボサボサ。ハッキリ言って小汚い(汗。
見てくれが悪いから、まさか自分が巻き込まれるなんて、思ってもいません。
信号が青に変わり、歩き始めます。
お姉さんは、話しかける人を探してる感じ。
お仕事ご苦労さまです。
さて、横をすり抜けようかなー。
…。
アレ…?。
お姉さんと目が合ったゾ。
いやいやいや。
まさかね。
それはないでしょ。
他にも人はたくさんいるし。
うん。それはないよ。
…。
…マジで?(汗。
横断歩道を渡り終えたトコで、お姉さんに捕まり、マイクを向けられてしまいました。
自分は、たまたまココを通りかかっただけの人間。たぶん、明日には広島を出る。それなのに、インタビューを受けてもイイのかな。
加えて、旅の中ではなかなかないんですよ。こういう女性との接点。
自分のみすぼらしいカッコが気になっちゃって。
ハイ、ド緊張です(泣。
そんなこちらの精神状態もつゆ知らず、お姉さんは質問を開始。
な、なにを聞かれるんだ…?
…。
あー、そういうコトか。
インタビューの内容は、母の日のプレゼントについて。
2日後の日曜日は母の日だ。
日本一周をしてると、日付と曜日感覚が鈍くなるね。
はてさて。
旅の最中だから、母の日のコトは頭にありません。
まぁ、何かを買って送ることは出来たハズだけど。
日々キャンプ生活で節約していると、なかなかその気にもなれなくて。
うーん。
難しく考えずに、即答しちゃえばイイのかな。
「考えてませんでした。」って。
でもなぁ。
何だか悪い気がする…。
かといって、いちいち説明するのもね。
「いま日本一周の旅をしてて、母の日のプレゼントは考えてないんですよ。」
そんな話をされても、たぶん相手は困っちゃう(汗。
つーか、なんでこんなに悩まなきゃならないんだ?
たまたま捕まっただけなのに。
うー…、メンドイ。
でも、お姉さんを目の前にして、いきなり逃げるコトもできません。
しょーがない。
その場しのぎのウソで切り抜けよう。
お姉さんの出す質問に、適当に答えていきます。
平均的で違和感のない回答を、テンポよく返せるよう気をつけつつ。
その結果、私は今年、使い勝手のいいカバンを、母にプレゼントすることになりました。
ハハッ…、ウソをついちまった。
バツが悪いなぁ(苦笑。
実際にかかった時間は、2~3分程度だったハズ。
でも、それ以上に長く感じました。
もう気まずくて気まずくて。
早く終わってくれと、どんだけ願ったコトか。
にしても。
あのインタビューって、放送されたのかな…?
広島のテレビ局だと思うんだけど。
結局、当時は確認できずじまい。
旅を終えて6年経った今でも、けっこう気になります。
[2007年4月28日①]
5時頃、外が明るくなってきました。
テントの入口を開けて、顔を出します。
海は凪ぎ。
まだ薄暗い浜辺を、犬を散歩させてる人がいました。
しばらくボーっとしながら、考えます。
夜中の「アレ」は、なんだったんだ…?
昨晩テントを張った、古里海岸のキャンプ場。
海からそよ風が吹いてきて、心地イイ雰囲気。
波の音を聞きながら寝る。なかなかオツなもんだなー。
心が安らいで、すんなり眠りにつくことができました。
テント泊にも慣れてきたみたい。
なのに…。
なんで夜中に目覚めちゃったんだろ。
そのまま朝まで眠られれば良かったのに。
夜もすっかり更けたころ、それは起こりました。
穏やかな波の音しか聞こえない、夜の古里海岸。
ふと、遠くで聞こえる、砂浜を歩く音が気になりました。
散歩かな…。
でも夜中だぞ。外は真っ暗だし。
と、その足音が、自分のテントに近づいてきます。
足音からして、少なくとも二人。
ザッザッザッという、砂を踏む音。
こりゃ一直線に向かってきてるな(汗。
間違いなく、足音は自分のテントに近づいている。
そう確信したとき、この事態に対する二つの想像が、頭に浮かんできました。
一つ目。ヤンキーの襲来。
んー、メンドくさい。テントにいたずらされなきゃいいな(汗。
二つ目。幽霊。
そりゃあ、人気のない夜の海岸と言ったらねぇ…。考えたくなくても、考えちゃいますよ。
結論。どっちにしてもイヤだ。
でも、どうしたらいいんだ?
思考がループしている間に、足音はテントにたどり着きました。
その場で少し止まってから、観察するように、テントの周りをグルグル。
うわー、どうしよう(泣。
と、不意に懐中電灯に照らされました。
ということは、相手は人間。
でも、まだ安心はできません。
ヤンキー、不審者はマジで勘弁…。
お願いだから、ちょっかいは出さないで。放っておいて(祈。
つーか、なんでなにも喋らないんだよ、二人いるのに。
この状況で、テントから這い出る勇気、残念ながら、自分にはありません。
籠城を決めて、息を殺し、気配を消して、ただただ時が経つのを待ちます。
…。
…、あれ?
足音の主は、とくに何もすることなく、その場を去って行きました。
一体なんだったんだ?
気がつけば、冷や汗をかいてジットリ。
胸の高鳴りが治まらず、その後は、一睡も出来ませんでした。
尿意をもよおすも、テントの中でひたすら我慢。
怖さから、夜の海岸に出ることが出来ません。
時が経ち、朝がくるのをジッと待ちます。
こういう時は、時間の流れを異常に遅く感じるもの。
何回、時計を見たっけかな。
ようやく、外が薄明るくなってきました。
寝不足のまま、朝ゴハンを食べ、撤収作業に入ります。
カブへの積み込み作業をしていると、管理人のじーちゃんが現れました。
もしかしたらタダで泊まれるかも、と思ってたのに…。
まぁ、別にゴネる気はありません。
利用料1000円を支払って、少し会話。
ここで、深夜の来訪者の正体を、知ることができました。
昨晩、警察からじーちゃんに電話があったとのこと。
「浜辺にテントが張ってあるけど、知ってますか?」って。
足音の主は、ヤンキーでも不審者でもなく、警察官でした。
パトロールの最中に見つけて、気になったんだな。
つーか、話し声が全く聞こえなかったんだよなー。
足音は、確かに二つあったのに。
聞こえてくる会話から、警察官であることがわかれば、安心できたハズ。
ま、そんなこと言っても、しょーがないんですけどね。
とりあえず、なにもなくて良かった。
そして、正体が幽霊じゃなくて、本当に良かった(笑。
5時頃、外が明るくなってきました。
テントの入口を開けて、顔を出します。
海は凪ぎ。
まだ薄暗い浜辺を、犬を散歩させてる人がいました。
しばらくボーっとしながら、考えます。
夜中の「アレ」は、なんだったんだ…?
昨晩テントを張った、古里海岸のキャンプ場。
海からそよ風が吹いてきて、心地イイ雰囲気。
波の音を聞きながら寝る。なかなかオツなもんだなー。
心が安らいで、すんなり眠りにつくことができました。
テント泊にも慣れてきたみたい。
なのに…。
なんで夜中に目覚めちゃったんだろ。
そのまま朝まで眠られれば良かったのに。
夜もすっかり更けたころ、それは起こりました。
穏やかな波の音しか聞こえない、夜の古里海岸。
ふと、遠くで聞こえる、砂浜を歩く音が気になりました。
散歩かな…。
でも夜中だぞ。外は真っ暗だし。
と、その足音が、自分のテントに近づいてきます。
足音からして、少なくとも二人。
ザッザッザッという、砂を踏む音。
こりゃ一直線に向かってきてるな(汗。
間違いなく、足音は自分のテントに近づいている。
そう確信したとき、この事態に対する二つの想像が、頭に浮かんできました。
一つ目。ヤンキーの襲来。
んー、メンドくさい。テントにいたずらされなきゃいいな(汗。
二つ目。幽霊。
そりゃあ、人気のない夜の海岸と言ったらねぇ…。考えたくなくても、考えちゃいますよ。
結論。どっちにしてもイヤだ。
でも、どうしたらいいんだ?
思考がループしている間に、足音はテントにたどり着きました。
その場で少し止まってから、観察するように、テントの周りをグルグル。
うわー、どうしよう(泣。
と、不意に懐中電灯に照らされました。
ということは、相手は人間。
でも、まだ安心はできません。
ヤンキー、不審者はマジで勘弁…。
お願いだから、ちょっかいは出さないで。放っておいて(祈。
つーか、なんでなにも喋らないんだよ、二人いるのに。
この状況で、テントから這い出る勇気、残念ながら、自分にはありません。
籠城を決めて、息を殺し、気配を消して、ただただ時が経つのを待ちます。
…。
…、あれ?
足音の主は、とくに何もすることなく、その場を去って行きました。
一体なんだったんだ?
気がつけば、冷や汗をかいてジットリ。
胸の高鳴りが治まらず、その後は、一睡も出来ませんでした。
尿意をもよおすも、テントの中でひたすら我慢。
怖さから、夜の海岸に出ることが出来ません。
時が経ち、朝がくるのをジッと待ちます。
こういう時は、時間の流れを異常に遅く感じるもの。
何回、時計を見たっけかな。
ようやく、外が薄明るくなってきました。
寝不足のまま、朝ゴハンを食べ、撤収作業に入ります。
カブへの積み込み作業をしていると、管理人のじーちゃんが現れました。
もしかしたらタダで泊まれるかも、と思ってたのに…。
まぁ、別にゴネる気はありません。
利用料1000円を支払って、少し会話。
ここで、深夜の来訪者の正体を、知ることができました。
昨晩、警察からじーちゃんに電話があったとのこと。
「浜辺にテントが張ってあるけど、知ってますか?」って。
足音の主は、ヤンキーでも不審者でもなく、警察官でした。
パトロールの最中に見つけて、気になったんだな。
つーか、話し声が全く聞こえなかったんだよなー。
足音は、確かに二つあったのに。
聞こえてくる会話から、警察官であることがわかれば、安心できたハズ。
ま、そんなこと言っても、しょーがないんですけどね。
とりあえず、なにもなくて良かった。
そして、正体が幽霊じゃなくて、本当に良かった(笑。
[2007年4月25日②]
コンビニでパンを購入して、遅めの朝ゴハン。
店舗の軒下で雨宿りをしながら食べました。ゴミ箱と並んで、立ったまま…。
いやー、わびしい(泣。
屋根からポタポタ落ちる雨粒を眺めていると、虚しさも込み上げてきます。
あ~ぁ…。
こんな感じで、ふと一息ついたときに、無意識に、今の自分を客観的に見ている自分いて。
で、冷静に考えてしまうんです。
「オレ、なにしてるんだ?」って(汗。
この頃感じていたのは、喜びではなく辛さ。
旅を続けていても、一つも楽しくない…。
よくやめなかったよなー。
なんでだろ…?
ちょっと分析してみたら、答えは単純でした。
「自分の意志で始めた旅」だったから。
この理由につきると思います。
学生の頃は、とにかく怠惰な生活を送っていました。
なんというか、主体性がほぼ皆無。
進路についても、なんでか他人事な感じ。自分の人生なのにね(汗。
決断を迫られた時に、真剣に考えた経験はなし。恥ずかしいなぁ。
その後、自立した生活をしたことで、漸く気がつきました。
今まで、どれだけ周りに守られて生きてきたか。
守られていたからこそ、考えること、決断することから逃げることができたんです。
「このままじゃイカン。」
自分のことは、しっかり自分で考えて決めなきゃ。
で、一念発起。
ダラダラ生活を送っていた自分と決別するために、日本一周の旅に出ました。
(詳しくは、この記事を読んでみて下さい。)
自分の意志で始めた旅。
自分がしたことの反動は、全て自分に返ってきます。良いコトも悪いコトも。
当然ながら、誰かに責任を押しつけることはできません。
逃げ場はなし。
なかなかのプレッシャーなんです。自由気ままな旅、と思われるけど。
キッカケが、なぁなぁで始めたコトだったり、人にやらされたコトであれば、簡単に諦めていただろーな。
辛いだけですもん。
でも、今回は違います。
初めて自分で計画を練り、自分で実行。
身を持って実感しました。
能動的な行動には、重みがある。
出発早々天気に恵まれなくても、そんな簡単には諦められないですよ。
辛いけど、もう少し続けてみよう。
そんな気持ちがムクムク湧いて、自分を支えてくれたんです。
コンビニでパンを購入して、遅めの朝ゴハン。
店舗の軒下で雨宿りをしながら食べました。ゴミ箱と並んで、立ったまま…。
いやー、わびしい(泣。
屋根からポタポタ落ちる雨粒を眺めていると、虚しさも込み上げてきます。
あ~ぁ…。
こんな感じで、ふと一息ついたときに、無意識に、今の自分を客観的に見ている自分いて。
で、冷静に考えてしまうんです。
「オレ、なにしてるんだ?」って(汗。
この頃感じていたのは、喜びではなく辛さ。
旅を続けていても、一つも楽しくない…。
よくやめなかったよなー。
なんでだろ…?
ちょっと分析してみたら、答えは単純でした。
「自分の意志で始めた旅」だったから。
この理由につきると思います。
学生の頃は、とにかく怠惰な生活を送っていました。
なんというか、主体性がほぼ皆無。
進路についても、なんでか他人事な感じ。自分の人生なのにね(汗。
決断を迫られた時に、真剣に考えた経験はなし。恥ずかしいなぁ。
その後、自立した生活をしたことで、漸く気がつきました。
今まで、どれだけ周りに守られて生きてきたか。
守られていたからこそ、考えること、決断することから逃げることができたんです。
「このままじゃイカン。」
自分のことは、しっかり自分で考えて決めなきゃ。
で、一念発起。
ダラダラ生活を送っていた自分と決別するために、日本一周の旅に出ました。
(詳しくは、この記事を読んでみて下さい。)
自分の意志で始めた旅。
自分がしたことの反動は、全て自分に返ってきます。良いコトも悪いコトも。
当然ながら、誰かに責任を押しつけることはできません。
逃げ場はなし。
なかなかのプレッシャーなんです。自由気ままな旅、と思われるけど。
キッカケが、なぁなぁで始めたコトだったり、人にやらされたコトであれば、簡単に諦めていただろーな。
辛いだけですもん。
でも、今回は違います。
初めて自分で計画を練り、自分で実行。
身を持って実感しました。
能動的な行動には、重みがある。
出発早々天気に恵まれなくても、そんな簡単には諦められないですよ。
辛いけど、もう少し続けてみよう。
そんな気持ちがムクムク湧いて、自分を支えてくれたんです。