エンジン始動時、アイドリングが安定せず、回転数が高低ハンチングする現象が以前より発生していましたが、しばらく暖気運転すると安定していたので、あまり気にせず乗っていました。
しかし、下記現象が発生するようになりました。
・エンジン始動時アイドリンが安定せず、回転数が高低ハンチングする
・運転開始後、時々回転数が一瞬下がる
・エンジンが暖かい状態で始動するとエンストする
アイドルコントロールバルブに汚れが付着しているのが原因と思い掃除することにしました。
整備記録をみると、7年間掃除していませんでした。
作業手順(忘備録です、この方法がベストではありません)
1.バルブ入力側パイプを上部(エアマス近い側)側から外す
2.バルブ入力側パイプをバルブ本体から外す(外れない場合556を少量吹く)
3.バルブ出力側パイプのベルトを緩める
4.バルブ固定ブラケットの下部側ネジを緩め外す
(ソケットレンチラチェット10で緩め、ソケットを延長棒に付け替え手で回す、
ネジを落とさぬよう注意抜かずぬに固定しながら作業する)
5.バルブ固定ブラケットの上部側ネジを緩め外す
6.下側ネジを緩め外す
7.バルブ出力側パイプをバルブ本体より外す(外れない場合556を少量吹く)
作業し難い場合は、バルブ入力側パイブ至近のケーブルをどかすため、
ケーブルクランプを外す
8.バルブ後ろ側の配線コネクタを外す
(固定ワイヤがあるので、ワイヤをしっかり押し込むと外れる)
9.バルブをブラケットから抜き取る
10.パーツクリーナーで入力/出力側ともに掃除する
(電子回路側に流れ込まないように電子回路側を上にし、
下側よりクリーナーを吹き込む)
11.クリーナー液を拭き取り、しばらく乾燥する(降ると液が出てくる)
12.CRC556を入力/出力側に少量吹く、余分な液を拭き取る
13.バルブをブラケットに戻す
14.バルブ後ろのコネクタを嵌める
(固定ワイヤを押しながら嵌める、カチッと音がする?)
15.ブラケットをボディに上部側ネジを軽くねじ込む
16.ブラケットを下部側ネジを手で押し込みネジをかます、外した時の要領でねじ込む17.ブラケット上部側をねじ込む
18.バルブ出力側パイプを根元まで嵌め、ベルトを締める
19.バルブ入力側パイプをバルブ側→上部側の順に嵌め、上部側パイプにテンションが
掛からぬようにする
(上部側のパイプ挿入部部品が筒側から割れて取れないよう気をつける)
20.上側→下側の順でパイプベルトを締める
21.使用した工具を車から撤去する
(何を使用したか確認しながら忘れ物がないようにする)
22.ウエス、紙なども撤去忘れがないようにする
23.外したネジ部分に閉め忘れがないこと、周辺部分を壊していないことを確認する
24.エンジンをかけ、アイドリング状況を確認する
25.問題なければ、エンジンを停止しボンネットを締める
26.工具類をしまい、試運転を行う
作業完了後、エンジン始動時の回転数ハンチングは若干残るものの、その他の現象は無くなりました。