以前より、シフトノブの遊びが大きく、シスト切り替えがキッチリ決まらない状態でしたが、やがて切り替えに引っかかりがある状態になってしまいました。

油切れになってしまったか?と思い、CRC556をシフトノブ脇より吹いてみました。

(CRC556はグリスを流してしまう可能性があるのでやめた方がいいです。)

 

その後、エンジンをかけたところ、CRC556を吹いた近辺より煙が出ました。

慌てて、エンジンを切りましたが、電気回路がショートを起こしたようです。

 

シフトノブカバーを開けて中を覗き、CRCを拭き取る事にしました。

拭き取り作業をしていると、切れかかった配線を1本見つけました。

この切れかかった部分にCRCの噴出用プロパンがかかり、発火したのかも知れません。

 

配線を辿ってみると、シフト位置を照らすランプの配線でした。

シフトレバーのどこかに挟まれ、切れたようです。

そういえば、以前より各シフト位置に操作しても、途中の位置でランプが点いて、正しい位置では消灯していました。

配線を切れかかった位置で切っても、ランプホルダーまで配線が足りるようなので、配線を切り端子を付け直し復旧しました。

 

CRCを吹いて、若干シフトノブの動きが良くなったものの、引っかかりは完全に直りませんでした。

シフトレバーのリンクブッシュが切れているのかも知れません。

このブッシュ(2箇所ある)が切れると、シフトがキッチリ決まらなくなります。

何かのついでに修理する事にしました。

 

年に一度のオイル交換の時期になったため、近所の自動車用品チェーン店でオイル交換をしました。

いつもの「Castrol Magnatec 10W-40」で交換をお願いしましたが、店内放送で呼ばれピットに行くと、若いエンジニアの方が鉱物油の方が良くないかとのアドバイスが有りました。

若いのに良くご存知です、鉱物油の方がオイル漏れを起こさず、賢明な選択かも知れません。

「Castrol Magnatec 10W-40」は部分合成だけど、問題なくいつも使用している旨、話をし交換をお願いしました。

以前、「elf レゼルブ10W-40 全合成油」を入れてオイル漏れしたのが、エンジン周りに不着しているのを見たのかも知れません。

オイル交換が終わり、バックでピットを出ようとすると、若いエンジニアの方が、バックライトが点いていない事に気付きました。

再度、バックギヤを入れ直すと今度は点灯したようです。

 

後日、スーパーの薄暗い駐車場で確認すると、シフトノブのちょっとした動きで、不点灯になる事が分かりました。

車検が近づいている事も有り、シフトレバーリンクブッシュを交換する事にしました。

 

240を購入した専門店に相談すると、市販のブッシュで5,500円、専門店独自のブッシュ(金属)で7,700円との事、市販のブッシュは寿命があるが、金属であれば基本的には交換不要になるとの説明でした。

金属と金属が擦れ合うのは、シフトリンク側の磨耗等も考えられるので、市販のブッシュに交換してもらう事にしました。

 

交換後は、シフトの引っかかりもなく、カッチリ各ポジジョンに決まるようになり、バックライトやシフト位置ランプの点灯も問題なく復旧しました。

シフト位置ランプは、左ハンドル用に設計されているため、右ハンドルではシフトレバーが邪魔して、ランプが見にくいですね。