メカニックの永田です
暑さもひと段落して、工場での作業もはかどる季節になりました
たまにはメカニックらしくと思い、今回は12ヶ月点検の内容をさらっとご紹介します
リフトに入れて、まずはライトやホーンワイパー等の作動確認をします
エンジンルーム内の点検では、オイルや冷却水の汚れや、量、漏れがないかを確認します。
タイヤを外してタイヤ、ブレーキ廻りの確認を行います。
このときタイヤの状態を確認して、必要であれば前後ローテーションを行います
そしてリフトアップしての下廻り確認
オイルなど油脂類の漏れがないか、損傷がないかチェックしていきます。
可動部分が多い足回りは、人間でいうと関節の役割をする部分
スムーズに動くためのグリスが封入され、外側にはゴムでカバーがされています。
カバーが破れてグリスがなくなると関節ある部品を痛めてしまう原因になりますので、しっかりと確認します
診断機にかけてのコンピューターのチェック、その他車両ごとにトラブルの起こりやすい部分の清掃、調整も行います
ここがディーラーで点検を受けていただく1番のメリットではないでしょうか?
1年の間にクルマも見えない部分で確実に消耗しています
日頃の労をねぎらい、安心して乗っていただくためにも、1年点検おすすめします