こんにちは。
昨日12月4日に、2020年劇場版名探偵コナンのタイトルが発表されました。
「緋色の弾丸」
多くのコナンファンが思ったよね?
「予想的中!」ってw
予想が当たったうれしさ半分、分かりやすすぎた拍子抜け感半分、といったところでしょうか。
今日12月5日には特報映像も解禁されました。
このブログは「洋楽和訳」のブログなのですが、「紺青の拳」の感想に引き続き、愛してやまないコナンについて語りたいので、今回は来年のコナン「緋色の弾丸」の主題歌の予想(というか希望)を書いていきます。
ささーっとネットを見たところ、
「B'zがいいけど、B'zは節目の25作目まで取っておくだろう」
という意見がチラホラ。私も同感です。
それなら誰だ?ということで皆さんいろいろと予想してらっしゃるようです。
私も考察してみます。
次の4つの観点から考察していきたいと思います。
1.歴代主題歌
2.アニメ「名探偵コナン」の歌
3.「ゼロの執行人」
4.映画のストーリー
では、<歴代主題歌>の観点から。
以下が歴代主題歌です。
1.時計仕掛けの摩天楼 「Happy Birthday」杏子
2.14番目の標的 「少女の頃に戻ったみたいに」ZARD
3.世紀末の魔術師 「ONE」B'z
4.瞳の中の暗殺者 「あなたがいるから」小松未歩
5.天国へのカウントダウン 「always」倉木麻衣
6.ベイカー街の亡霊 「Everlasting」B'z
7.迷宮の十字路 「Time after time ~花舞う町で~」倉木麻衣
8.銀翼の奇術師 「DREAM×DREAM」愛内里菜
9.水平線上の陰謀 「夏を待つ帆のように」ZARD
10.探偵達の鎮魂歌 「ゆるぎないものひとつ」B'z
11.紺碧の棺 「七つの海を渡る風のように」愛内里菜&三枝夕夏
12.戦慄の楽譜 「翼を広げて」ZARD
13.漆黒の追跡者 「PUZZLE」倉木麻衣
14.天空の難破船 「Over Drive」GARNET CROW
15.沈黙の15分 「Don't Wanna Lie」B'z
16.11人目のストライカー 「ハルウタ」いきものがかり
17.絶海の探偵 「ワンモアタイム」斉藤和義
18.異次元の狙撃手 「ラブサーチライト」柴咲コウ
19.業火の向日葵 「オー!リバル」ポルノグラフティ
20.純黒の悪夢 「世界はあなたの色になる」B'z
21.から紅の恋歌 「渡月橋~君想ふ~」
22.ゼロの執行人 「零ZERO」福山雅治
23.紺青の拳 「BLUE SAPPHIRE」登坂広臣
リスト長いな!そして何も見ずに書き起こせる自分もすごいなw
赤字がビーイング系アーティストです。
コナンの映画主題歌の多くがビーイング系によって歌われてきました。
映画8作目からコナンにはまった私は、今でもコナンの曲といえばB'z、ZARD、倉木麻衣、愛内里菜が思いつきます。
ただ、この中で今でも活躍しているのはB'zと倉木麻衣のみというのが残念ながら現実です。
16作目にいきものがかりが来て以来、ビーイング系以外が映画主題歌を務めることも普通になりました。
そんな中、「から紅」の倉木麻衣は、京都と平次から「十字路」を意識するのは当然ですし、「純黒」のB'zは、記念すべき20作目ならB'zが妥当でした。
逆に言えば、特別な理由が無ければB'z・倉木麻衣が務めることは考えにくい、ということですね。
だから、来年もこの二組以外の人が来る可能性の方が高いと思います。
次に、<アニメ「名探偵コナン」の歌>の観点から。
アニメ「名探偵コナン」では、映画主題歌がビーイング系以外になってからもビーイング系がオープニングやエンディングを担当しています。ただ、2010年くらいからかな、ビーイング系の新人が1,2曲歌っては自然消滅・・・というサイクルが続いています。
このあからさまな「新人はコナンで試して売れなかったらポイ捨て」といわんばかりのアーティストの使い捨てに対しては言いたいことが山ほどありますが、今日はその話じゃないので置いておきます。
早い話が、ここ数年のアニメの歌を歌った人たちで映画主題歌を務められる人は皆無でしょう。
あ、少し前に突然大黒摩季がオープニングを歌ってくれましたね。コナンでは1曲だけですが、大黒摩季はキャリアが長いしビーイングとも関係が深いので無理ではないかも。
次の<「ゼロの執行人」>の観点はあまり見かけませんでしたが、個人的にはでかい観点です。
「純黒の悪夢」の頃から、安室透と赤井秀一が2大カリスマとして君臨しているのは周知の通りです。
新一と平次、コナンとキッド、蘭と灰原、など人気の二分は今までもありました。
しかし、この安室・赤井についてはなんというか、次元が違う。
「安室の女」と呼ばれる一部の人々の熱狂ぶりとそれに便乗するコナン制作側には、言いたいことが山ほどありますが、これも今日はその話じゃないので置いておきます。
何が言いたいのかと言いますと、来年の「緋色の弾丸」が「ゼロの執行人」と色々な意味で並び称されるのは必至である、ということです。
それは主題歌も然り。
私は「安室の女」でも「赤井の女」でもないのでどちらにも肩入れする気は無いですが、客観的に安室透と赤井秀一を比較したら、赤井秀一の方が格が上です。
赤井秀一の初登場って29巻です。対して安室透は75巻。
「純黒」の冒頭でキュラソーとカーチェイスをして民間人の車を文字通り吹っ飛ばすという事態を起こした安室透に対して、渋滞情報から判断して遥か先で静かに待ち伏せしたのは赤井秀一です。
灰原を組織に引き渡す可能性が今も十二分にある安室透に対して、コナンが大切な相棒である灰原を託しているのは、赤井秀一です。
赤井秀一の方が、安室透より格が上です。
つまり、赤井秀一がメインの「緋色の弾丸」では、安室透をメインにした「ゼロの執行人」の福山雅治と同等以上のアーティストであってほしいのです。
今人気のあるアーティストならたくさんいます。星野源、米津玄師、髭男、あいみょん、大原櫻子とかね。
でも、福山雅治と同等以上であってほしい、となると「違うかな」となってしまいます。
(ファンの方すみません)
では最後に、<映画のストーリー>の観点。
まだストーリーは公表されていませんが、例えば「天空」のようなコナンとキッドのコントのようなやり取りが前面に出たり、「ストライカー」のような少年探偵団の微笑ましいチームワークがクライマックスに来たりすることはないだろうと予想できます。
だとすれば、例えばいきものがかりは「ストライカー」の主題歌としてとても良かったけど、赤井秀一メインの映画の主題歌には似合わないですよね。
狙撃やカーチェイスがクライマックスになるであろう赤井秀一の映画に、合うアーティストと合わないアーティストがいる、ということです。
以上、4つの観点をまとめると、
・B'z、倉木麻衣は考えにくい
・ビーイング系以外
・福山雅治と同等以上であってほしい
・赤井秀一の雰囲気に合う曲が似合うアーティスト
というのが、個人的な考察です。
じゃあ誰だよ、って話ですが、上の4つに当てはまるのは
DREAMS COME TRUE かな、と。
予想というより、「ドリカムなら納得」という半分希望w
昔「救命救急24時」ってドラマがあったの皆さん知ってます?あれの「その先へ」っていう主題歌をドリカムが歌ってたんですが、あの雰囲気。暗いと明るいの間くらいで適度に疾走感がある感じ。
次にSuperfly、大黒摩季、Mr. Childrenあたりでしょうか。
そうだ、これは夢物語に近いですが、ZARDの可能性もゼロじゃないと考えています。
というのも、ZARDが2021年にデビュー30周年です。
それに向けて最近本が出たり、トリビュートバンドがデビューしたりしているみたいです。
このトリビュートバンドの存在に関しては、
言いたいことが山ほどありますが、これも今日はその話じゃn (以下略)。
20歳以上のコナンファンなら、ZARDが歌っていた時代を覚えている人も多いのでは?
ちょうど赤井秀一が大活躍した「赤と黒のクラッシュ」シリーズのオープニングがZARDでした。その赤井秀一がメインの映画で、ZARD30周年に向けてリリース済みの曲から選んで再びコナン主題歌に。
きれいな話じゃないですか?
コナン古参としては胸熱なんですが、製作スタッフさん、採用してくれません?w
ということで、長くなりましたが「緋色の弾丸」の主題歌予想(希望)でした。
可能性を否定したアーティストをディスっているつもりは全くありません、念のため。
なにはともあれ、「緋色の弾丸」、楽しみに待ちましょう!
追記
コナンのアニメのOPが新しくWANDSになりましたね。とても格好いいなと思ってYouTubeでヘビロテしてます。メンバーが新しくなっているとはいえコナンの主題歌をたくさん担ってきたビーイングの大物なので、劇場版の主題歌も可能性ありますね。奇しくも曲名が「真っ赤なLip」で「赤」繋がりだけど、これは深読みしすぎでしょうかw 個人的には全然ウェルカムです。