So Goodbye Happiness…
彼女の歌はホントにいいですね
頭が重たい夜は色々な事をただ呆然と考えるね
それは取り留めの無いことだったり
とても大事な事だったり
結局は時が解決してくれる事だったり
僕は結構悩んでたんだ
困ってたんだ
それでも冷静にいた方だよ
僕は最近家に帰ってから要らない事は殆ど喋らない
必要でないものは食べない
会話をしたくない
会社でも必要の無いことは喋りたくない
ちゃんとコミュニケーションはするけれど
それ以上は今は対応する気になれない
ただでさえ僕はとても気を遣ってるんだ
彼の意に沿う様な言動をすると言うのはとても疲れる事なんだ
それについて深くなど考えたくないんだ
僕は今まで軍事、特に核武装について意味もなく調べていた
ごっそりと抜け落ちてしまった記憶
僕はやはりその道とは言わないにしろ院までいってきちんと勉強するべきだったと思う
それも明日になれば忙しさと共に忘れる後悔だ
大学の友達の事も思い出した
彼はいつも聖書を持ち歩き
気だるそうに僕の名前をいつも呼ぶ
古着のレザージャケットにインナーは決まって仕立ての良いブランドのシャツ
タイトなブラックデニム
足元はプラダかグッチのスニーカーだった
たまに革靴を履いた
エルメスのヴィンテージの時計をしてた
煙草は吸ってたな
趣味で数Ⅲをはじめて
飽きたらずもっと難しい問題を解いてた
ゼミの論文で遅くまで大学に残って
あいつの車ですき家に牛丼を食べに行った時
僕と同じぐらい一般人では尋常じゃないぐらい紅しょうがと七味を入れた瞬間は
相通ずるものがあると思った
今思えばとにかく変わった奴だった
何がと言えば上手く表現出来ないけど
もうあんな変わった奴と出会う事はないだろうな
なんで長谷川の事を思い出すんだろう
こんな風に僕も誰かに意味もなく思い出されているんだろうか
僕というフィルムが借りられて上映されてはまた戻され違う誰かのもとへいく
そう思うと僕は僕単体では生きられず、絶えず誰かの映像として
記憶としてしか生きられないそうな気がしてきた
もしそうだとすれば僕は誰かの記憶に海馬に鮮烈に刻み込まれているだろうか
鮮烈とか無理に近い
大学時代の話が出たのでその事を回想すれば
キャンパスで僕は人目に着かない所にい居るのが好きでそこを探すのも好きだった
そこで煙草をふかしながらコーヒーをすするのが好きだった
いつも風景の片隅にいた
陰にいた
スポットライトは当たらなかった
誰かに思い出してもらう事はすごく丁寧にお願いしたって難しいだろう
そんな風に死んでいくとすれば
僕は哀しいんだろう
結局のところ僕がそうやって誰かを気にして生きてこなかったんだと思う
だから僕は誰の目にも焼き付いていなくたって仕方ないと思う
だって誰が泣くというんだよ
それは速いか遅いかの違いだって
重さや深さだってそう思うよ
でも別れはいつか来るし、僕達はそれを止める事も出来ないし
それを変えることなんて出来ないんだ
受け入れるしかないんだよ
もう一度リフレインしている
色んな言葉がヘッドフォンからリフレインしている
大事な言葉を聞き出す事が出来ない
思い出が錯綜している
でも言葉と存在が零れ落ちる瞬間
失いゆくその確かだったものの意味を知る
意味なんてないんだよ
意味なんてつけれるハズなんてないんだよ
もっと直感的なものだったんだよ
彼女の存在は
もう遅い
僕の存在の崩壊が始まっている
8ビートは終幕の旋律を奏でてる