買電(かいでん)って何?
太陽光発電のメーカーや販売店のスタッフが
買電(かいでん)、売電(ばいでん)
余剰電力買取(よじょうでんりょくかいとり)
など、あたりまえのように口にしていますが
漢字を読めばなんとなく意味が分かるので
すが初めて聞く方はわからない。
大手メーカーの営業マンなどがお客様に
説明しているのを見ていると、お客様が、
ん?って顔をしているのに話をどんどんす
すめていく・・・
気付いてないのか?知っていてあたりまえと
思っているのか?
難しい言葉や専門用語をやたらと使い自己
満足の世界にひたったり、お客様より優位に
立とうとする営業マンもいます。
企業同士での駆引き等ではいいでしょうが
お客様へ買ってもらう場合は、しっかり理解し
ていただき、お客様に選んでもらうようにアド
バイスすることが大事です。
それと、テンポと口調、表情も大事ですよね
ムスっとしていれば聞きにくいし、早口であっ
ても分かりにくい。知っている事をただ言うだ
けでも駄目です。
私も以前悩んでいましたし、今でもうまくいか
ない事は多々あります。
お客様に質問され答えるのですが中々お見積
依頼がうまくもらえない・・・
なんでだろう?
そんな時に尊敬する方からアドバイスを貰い
気付いた事があります。
言い負かすのではなく、お客様が勝つ様に
話をすすめることが販売員には大事だよ。
あなたは工事や商品の知識を詰め込みすぎ
で、常にお客様に勝とうとしている。
負けることが大事だよと
勝手な先入観を持たない、勝手に決め付けな
いことを改めて感じました。
弊社のスタッフ達には、私たちはアドバイザ
ーであることを忘れるなといっています。
お客様の希望を聞き、プロとしての経験や知
識をもりこみ、分かりやすくいくつかの内容を提
出し、こちらがこれがいいと決めつけるのではな
く、お客様に判断し選んでいただける状態を作る
ことが私たちの仕事だとおもっています。
では、本題の買電(かいでん)とは?
読んで字の如く、電気を買うという意味です。
ですからお客様に説明する時は、電気を買うと
そのままの言葉で説明したほうが分かりやすく
伝わります。
買電メーターを説明する時も、電気を買った分
だけ動くメーターと言ったほうが理解しやすく、同じ
ように売電メーターも電気を売ると作動するメーター
といったほうがより分かりやすいと思います。
聞き慣れない言葉は聞きなれた言葉で表現して
伝える。
これが、買うとき、売るときのメーターです。
左のグレーのメーターが電気を使用するとカウ
ントされてデジタルで数字で表示されます。
これが買電メーターです。
右に見える透明のメーターはアナログで、太陽
光発電システムで作った電気を売ると中の針が
動き、数字がカウントされる仕組みになっていま
す。こちらが売電(ばいでん)メーターです。
何故、デジタルとアナログなのか?
電気を売る場合は24時間(太陽光であれば日中
だけですけど)売る時の金額は何時に売っ
ても同じ金額なんです。
でも、買うほうのメーターは、電力会
社との契約状況で、朝はいくら、昼はいくら、夜は
いくらと時間帯で電気を買う金額が変わる契約が
あるのです。
そうなると時間帯別の料金を把握する為にデジタ
ル方式となり、何時にどれだけ使ったかわかるように
しなくてはならないのです。
両方ともデジタルでいいんじゃない?
たしかにそうですが、アナログ方式のほうが機器代が
安く、わざわざ必要も無い機能が入ったデジタルをつ
かわないのです。
太陽光発電システムを設置していないお宅の場合は
もちろん、左側の買う電気のメーターが1個だけ付い
ています。
ん?
私の家はアナログのメーターが1個だけついてるけど?
確かにそういうお宅も多いです。
そもそも電気を買うときのメーターは、昔はすべてアナロ
グ方式だけでした。
年々便利な電化製品が開発され普及しつづけ、電力会
社もそれに合わせて電気を沢山作って売る事をやってき
たのですが、24時間停電しないように電気を安定して提
供していこうと電力会社がやれば、24時間ずっと同じ電
気を作り続けないといけません。
そこにプラスで停電にならないように1日の使用量が一
番多い時間帯を超える電気を作って余力を持たせてもい
ます。
では、皆が使っている1日の電気の使用量は何時ぐらい
がどれだけ多いのか?
このグラフは九州電力さんのホームページからです。
下の左から右に記載してある数字が時間を表しています。
左下の0時スタートで見ていくと、深夜2時、4時、5時と電
気の使用量は減っていきます。
もちろん、皆寝てますから電気の使用量は減りますよね
5時あたりから起きだし、徐々にその数が増え、午後2時頃が
電気使用量のピークみたいです。
ちなみにブルー、イエロー、グリーンの色別になっているのは
年代別の電気使用量の違いです。
年々電気の使用量が増えているのがわかりますし、1日の
間での電気の使用量に波があるのが一目で分かります。
この1日の中でも波がある電気の使用量ですが、電力会社
が作るときは、午後2時の一番電気を使う時間帯の電力量より
多く作って、それを24時間、同じ量作り続けているのです。
ここで疑問が出ると思うのですが、使わなかった電気はどうする
の?っておもいますよね
余った電気は、捨て電と言われ、無駄になっているだけなのです。
売電(ばいでん) 電気を売る時の説明内で、電気を溜めるほうが
大変だと記載したのですが、これも同じで溜めるという事ができない
のではなく、溜めたほうが色々な問題が出てくるので已む無く捨てて
いるのです。
もったいないですよね、なんとかできないものか・・・
ようするに皆が使っている時間帯の電力を下げ、皆が使わない時間
帯の電気を上げる方法があればいいんです。
1日の電気の使用量は同じでも、使う時間帯を皆で考えれば無駄に
電気を作って、捨てなくていいのです。
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
言うのは簡単ですが、やるのは本当に難しいです
電力会社は、この形に近づける為に、皆が使っていない
時間帯の電気料金を下げ、(3分の1ぐらいの料金設定)
皆が使っている時間帯の料金を上げる(1.5倍ぐらい)
料金プランなどを作って、努力しています。
だから、電力会社が電気温水器やエコキュートをすすめて
いるのです。
エコキュート、電気温水器は深夜の皆が使っていない時間
に電気を使ってお湯を作り、タンクに溜めておき、日中にお
湯をつかうという、蓄電池設備みたいなものなのです。
多くの人がオール電化にすれば、電力会社では夜間の捨て
いる電気を3分の1という低価格でも売れるようになります。
おまけに、皆が使っている時間帯の電気料金を上げる事で
使いすぎないようにしているのです。
なんで、電気料金に色々あるのかわかりましたでしょうか?
弊社の社屋模型でもこれらの説明ができるようになってい
ます。
左のオレンジ内の上の数字が通常皆が契約している時の料
金設定で、1kwh約22円の価格で24時間同じです。
*1kwhについての説明は売電(ばいでん)内容のほうを御覧
ください。
*電気の使用量がすくなければこの金額も変わってきますが
一般家庭で使う電力量であれば約22円となります。
詳しくは、九州電力のホームページをご参照下さい。
その下の約21円となっているのが、通常の電気契約とは
違う、電化deナイトという九州電力の別にある契約プランで
す。
上の表は九州電力のホームページから引用したものですが
一般の方が見て簡単に分かりますかね?
ようするに、時間帯によって買う時の料金が違うのです。
こっちのほうが分かりやすいですよね?
左下の約21円はデイタイム料金と言われていまして、朝8時
~朝10時までの間と、午後5時~午後10時までの間に使った
電気料金が、1kwh21円で買う。
次の、赤い部分の上の約33円となっているのは、時間帯と+で
季節によって料金設定がされています。
これはデイタイム料金と言われ、時間帯が朝10~午後5時に
使用した電気料金で、季節が7月1日~9月30日に使用したら
約33円で買うとなっていて、同じ時間帯で、季節が10月1日~
6月30日の間が赤色部分の下の約27円で買うという内容です。
次に、青色部分が1kwh約8円という低価格になっています。
これはナイトタイム料金と言われ、夜10時~朝8時までが
安い料金設定となっています。
ここだけ説明をされてもなんでこんなにややこしい設定にし
ているの?と思われることが多いのですが、理由が分かれば
なるほどって感じですよね。
私が作った模型や分かりやすくまとめた図などは、皆さんに
少しでも分かりやすいように言い換えたり省略したりしていま
す。
細かく、数字も的確にと思われる方は九州電力のホームペー
ジをご参照されるか、弊社までお尋ね下さい。
多くの方は、だいたいの事が分かりやすく説明してもらえればと
言われますので、私の説明でかなり興味を持っていただける方
が多くいますし、他の販売店やメーカーさんに聞いてもなんか分
かりずらいのよねと言われるお客様も多いです。
分かりやすく、アドバイスする事を考えて業務していますので、
どんなことでもお気軽にお問合せください。