先日のこと


気心知れる友と「いま時代が大きく変化している」

という話になりまして



たしかに時代は流れゆくものであるのですが

これまでの価値観やスタンダードがひっくり返る


いま、それほどの急で劇的な変化の時が来ている


そんな話をしたのです



目に見えるきっかけとなったのはCOVID-19の拡大


決してポジティブな起点ではないのですが


生活様式は、拡大以前とそれ以降では完全に変化し

それに付随して、価値観も大きく変容しています



自分の意志を伴わない、半ば強制の大きな変革


むしろ変容への意志の有無を

いや変容の可否を問うほどの時代の変化


それがいま起こってる



友は、彼女一流の澄んだ声でこう続けます


「人はこの変革を受け入れて時代に適応する者と、適応できずに以前の時代に回帰する者に分かれていく、そんなふうな説があるみたいですよ」


こんな人の分化は、どちらが良いとも言えませんが


歴史が示すものは、変化に適応することで

生物は進化し次の新しい時代を創っていくこと


たしかに、ちっぽけな自分の経験の中でも


変化を受け入れた人や集団だけが、成長して強く存在を示すことができているのです



さて、自分はどうだろうか…


ぼくは時代の変化を読む力はありませんが


幸せなことに、この感性豊かな友のような

日々を重ねていく中で、生き方のヒントやきっかけを与えてくれる人には恵まれています


そのおかげで変化に気づくことができているのです


それに、もともと変化に対してさほど抵抗を感じず

イレギュラーとか非常事態に対して気持ちが高まってくる性質ですのでね


まあそれなりに時代の変化に応じてはいる

とは思うのですけどね…



しかし、この友とあれこれ話しているのも

以前にはなかった違った形で、SNSや通信環境を使っておりまして


これもまた、変化への適応のひとつになりますかね


もしかすると、誰しもがこの変革の時代のなかで

知らず知らずのうちに自分の行動を変えて、小さな進化を遂げているのかもしれませんよ



さて、休みますかね