最近、とある研修をオンラインで受講しています

以前から興味のあった心理学に関わる資格でして

休日のたびに少しずつ受講しておりますが、1ヶ月かけてやっと7割程度をこなしたところ

まだ先は長いのですが、興味のあるものなので、それほど苦痛ではありません

今日の休日も受講していたのですが、その中で気になる言葉がありまして

個人の多様性、というものでしてね

最近は多様性、ダイバーシティが社会や世の中でクローズアップされておりますが

講師の方が言われるには、社会では価値観や文化の多様性が認知されてきているが、個人の多様性はまだ認められていないそうで

個人の多様性というのは、「自分」の中にも多様性があるのだということで

例えば仕事での自分、家庭の中での自分、余暇活動での自分など、その立場やスタンスによって異なる自分がおり

自分自身が、自分の中にある多様性を認めて折り合うことであったり
自分が誰かを認めようとするときに、その誰かの中にある多様性を見て受け入れようとする

いまの社会は、そこがまだ不十分であり問題である
講師の方はそう熱く語っておられました

なるほど、確かに「ひと」というのは一側面だけで判断され評価されるのは悲しいことです

自分自身の中にある多様性、そして他者の中にある多様性を認める
それが本当の意味で「認め合う」ということなのでしょう

でも、自分の中にある「多様性」を認めて受け入れることは、自分の嫌な部分や苦手な部分、傷の部分に触れなければならないかもしれません

それでも自分を受け入れるということは、他人を受け入れることにつながり
さらに自分自身の幅を広げることができる、そう思うのです

今日の講習テーマである関係法規の内容については全く頭に残っておりませんが
「個人の多様性」だけは強く印象に残ったのでした


講義が終わって、夕方から散歩兼ウォーキング
秋の気は、とても心地好い




ところで、自分自身の多様性なんて考えておりましたら、こんな曲を思い出しました

もう37年前の曲ですが、当時アメリカで提唱されていた「自助運動」をテーマに作った曲だそうです