TOKYO TOWER と 中原中也
今日は、暖かかったと思ったら
夕方から雨が降り出し、
めちゃくちゃ寒くなってしまいましたね。
昨夜は、柚子湯で温まりましたか?
植島です。
東京タワーが50周年を迎えて新しいライトアップになっているの
ご存知ですか?
ビルの隙間から撮ったので
綺麗なTowerではなくてごめんなさい。
そんなTowerを眺めているとき、
ラジオから中原中也の詩が朗読されてきました。
なんだか妙に心に響きました。
Ⅰ
幼年時
私の上の降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙(みぞれ)のやうでありました
十七-十九
私の上に降る雪は
霰(あられ)のやうでありました
二十-二十二
私の上に降る雪は
雹(ひょう)であるかと思はれた
二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました・・・・・・
Ⅱ
私に上に降る雪は
花びらのやうに降つてきます
薪(たきぎ)の燃える音もして
凍るみ空の黝む(くろむ)頃
私の上に降る雪は
いとなよびかになつかしく
手を差伸べて降りました
私の上に降る雪は
熱い額に落ちもくる
涙のやうでもありました
私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して、神様に
長生したいと祈りました
私の上に降る雪は
いと貞潔でありました
