マリオット インターナショナルの創業は1927年。マリオット初のホテルがオープンしたのは1957年ですから、創業から30年後のこと。その間、マリオットが中心にしていた事業は、ルートビア屋さんであるとか。ルートビアとはアルコール分のないビールのこと。A&Wが有名ですね。最近、日本でも人気がでてきていて、国産ノンアルコールビールは今年は猛暑の影響も有り生産が追いつかなかったとか。
1927年、J・ウィラード・マリオットとヒュー・コルトンという二人の青年が、このA&Wフランチャイズに融資をし、「ホットショップ」という名の、たった9席しかないルートビア・スタンドをワシントンD.C.にオープン。これがマリオットの長い長い歴史のはじまりでした。その後コルトン氏は手を引きましたが、お店は順調で、7年後の1934年にはボルチモアにも新しいお店がオープンしました。1937年には、なんと機内食事業を開拓し、手がけるまでに成長してしまったのです。
機内食事業誕生のきっかけは、1937年のある日、マリオット氏がワシントン郊外のフーバー飛行場に隣接するホットショップで、乗客が機内に持ち込む飲食物を買っているのに気づいたことでした。彼はすぐさまマイアミに飛び、航空会社の責任者と話をして、さっそく機内食の提供を実現させてしまいます。この先見の明と行動力のある人物、J・ウィラード・マリオット氏こそが、まぎれもないマリオットの偉大なる創業者であり、マリオットインターナショナルの現最高経営責任者J・ウィラード・(ビル)・マリオット・ジュニア氏の父君にあたります。
こうしてはじまった機内食事業は、1963年には10の空港と25の航空会社にサービスをするようになり、1966年には海外進出まで果たします。マリオットは続いて給食事業やハイウエイフードサービス、ファストフードレストランといったフード産業において数々の成功を収め、名称も1964年に「マリオットホットショップ」、1967年の創立40周年には「マリオットコーポレーション」と改名。それに呼応するように企業の規模はどんどん拡大していきました。同年には、有名コーヒーショップチェーン「ビックボーイ」も買収ました。
1968年、マリオットはついにニューヨーク証券取引所に登録を果たします。当時、ホットショップ部門はまさに最盛期を迎え、従業員数は2万人近くにもなっていました。しかし、ホテル事業での売上はまだ
会社全体の10%にも満たない程度。それもそのはず、1957年に初のホテル「ツイン ブリッジ」がオープンして以来、1966年の時点ではマリオットのホテルは、まだたった6軒しかなかったのです。

初期のマリオットのホテル数の伸びは非常にスローなものでした。しかし1977年を境にマリオットは急激にピッチを上げ、4年後の1981年に早くも100軒目を突破。1982年には、2週間に1軒の割合で新しいマリオットのホテルがオープンするという、最初のころからは、想像もつかないスピードでホテル数を増やしていきます。当然、ホテル部門の売上成長率も相当なもので、会社全体で創業から50年後にやっと達成した10億ドルという数字を、ホテル部門は、1977年からたった5年で、しかも単独で実現してしまったのです。
この驚くべき急成長の裏側には、1977年のある重要な決断がありました。それはマリオットを、「ホテルを所有する企業」ではなく、「ホテルを経営する企業」と変身させよう、
というもの。それまでのホテル部門は、フルサービスのホテルを建てるための巨額なローンが足かせとなり、ホテル数を伸ばせずにいました。そこでマリオットは、ホテルを建設したらそれを一度投資家に売却し、再度、投資家と長期管理契約を結ぶという手法に全面的に切り替えたのです。これがマリオットの急激なホテル数増加の秘密でした。ちなみに1997年時点でマリオットのホテルは1500以上にもなっていましたが、マリオットが完全に所有していたホテルは、わずか6軒でした。
1989年には、かつての中心事業だったレストラン・機内食部門を売却。ホテル部門がマリオットの中心事業へと成り代わっていきます。その後の不動産市場の暴落などにより、1993年、マリオットは「ホストマリオット」(会社の所有ホテルと長期債務を保有)と「マリオットインターナショナル」(ホテルの運営管理サービス)に正式分割されましたが、マリオットのホテル数はますます増え続け、「西暦2000年までに2000軒」という目標も、まさに2000年に達成。現在もその成長は衰えていません。

http://appleworld.com/apl/concierge/commonsense/story/chapter1.html
http://www.marriott.co.jp/default.mi
◆ポイントプログラム
『マリオット リワード』

入会金・年会費 無料
入会資格 特になし
入会方法 電話・インターネットによる申し込み
ホームページ http://www.marriottrewards.com/
http://www.marriott.co.jp/reward/reward.htm
◆ポイントのため方
会するときにデポジット方法を選択する(ホテルポイントか、航空会社マイレージか)
加算対象料金で滞在の際に
マリオットホテル・ルネッサンス・コンファレンスセンター・バケーションクラブは、支払った金額分US1$につき10ポイントか3マイル
コートヤード・スプリングヒル・フェアーフィールドインは、支払った部屋代US1$につき10ポイントか1マイル
レジデンスイン・タウンプレイスは、支払った部屋代US1$につき5ポイントか1マイル
ホテルニューオータニ滞在1泊ごとに1000ポイント(マリオットを通して予約)
エグゼグティブアパートメント・エグゼスティの場合はUS1$あたり2.5ポイント
ハーツレンタカーを借りると500ポイントパートナーポイントがもらえる
ポイントの期限 ポイント加算は2年間ない場合は会員資格失効
無料宿泊に必要なポイント数 ホテルのカテゴリーにもよるが、最低7000ポイントから滞在可能
宿泊料金の割引 ○
部屋のアップグレード ×
ウエルカムサービス ×
レイトチェックアウト ×
エクスプレスチェックイン・アウト 可能
無料新聞サービス ○
ヘルス・クラブの無料利用 ×
◆特徴
たくさんのパートナー会社があり、特典を無料宿泊だけに限らず、鉄道、ディズニーランドやユニバーサルのチケット、クルーズやショッピングと幅広くの交換ができる
ホテルアワード特典
1927年、J・ウィラード・マリオットとヒュー・コルトンという二人の青年が、このA&Wフランチャイズに融資をし、「ホットショップ」という名の、たった9席しかないルートビア・スタンドをワシントンD.C.にオープン。これがマリオットの長い長い歴史のはじまりでした。その後コルトン氏は手を引きましたが、お店は順調で、7年後の1934年にはボルチモアにも新しいお店がオープンしました。1937年には、なんと機内食事業を開拓し、手がけるまでに成長してしまったのです。
機内食事業誕生のきっかけは、1937年のある日、マリオット氏がワシントン郊外のフーバー飛行場に隣接するホットショップで、乗客が機内に持ち込む飲食物を買っているのに気づいたことでした。彼はすぐさまマイアミに飛び、航空会社の責任者と話をして、さっそく機内食の提供を実現させてしまいます。この先見の明と行動力のある人物、J・ウィラード・マリオット氏こそが、まぎれもないマリオットの偉大なる創業者であり、マリオットインターナショナルの現最高経営責任者J・ウィラード・(ビル)・マリオット・ジュニア氏の父君にあたります。
こうしてはじまった機内食事業は、1963年には10の空港と25の航空会社にサービスをするようになり、1966年には海外進出まで果たします。マリオットは続いて給食事業やハイウエイフードサービス、ファストフードレストランといったフード産業において数々の成功を収め、名称も1964年に「マリオットホットショップ」、1967年の創立40周年には「マリオットコーポレーション」と改名。それに呼応するように企業の規模はどんどん拡大していきました。同年には、有名コーヒーショップチェーン「ビックボーイ」も買収ました。
1968年、マリオットはついにニューヨーク証券取引所に登録を果たします。当時、ホットショップ部門はまさに最盛期を迎え、従業員数は2万人近くにもなっていました。しかし、ホテル事業での売上はまだ
会社全体の10%にも満たない程度。それもそのはず、1957年に初のホテル「ツイン ブリッジ」がオープンして以来、1966年の時点ではマリオットのホテルは、まだたった6軒しかなかったのです。

初期のマリオットのホテル数の伸びは非常にスローなものでした。しかし1977年を境にマリオットは急激にピッチを上げ、4年後の1981年に早くも100軒目を突破。1982年には、2週間に1軒の割合で新しいマリオットのホテルがオープンするという、最初のころからは、想像もつかないスピードでホテル数を増やしていきます。当然、ホテル部門の売上成長率も相当なもので、会社全体で創業から50年後にやっと達成した10億ドルという数字を、ホテル部門は、1977年からたった5年で、しかも単独で実現してしまったのです。
この驚くべき急成長の裏側には、1977年のある重要な決断がありました。それはマリオットを、「ホテルを所有する企業」ではなく、「ホテルを経営する企業」と変身させよう、
というもの。それまでのホテル部門は、フルサービスのホテルを建てるための巨額なローンが足かせとなり、ホテル数を伸ばせずにいました。そこでマリオットは、ホテルを建設したらそれを一度投資家に売却し、再度、投資家と長期管理契約を結ぶという手法に全面的に切り替えたのです。これがマリオットの急激なホテル数増加の秘密でした。ちなみに1997年時点でマリオットのホテルは1500以上にもなっていましたが、マリオットが完全に所有していたホテルは、わずか6軒でした。
1989年には、かつての中心事業だったレストラン・機内食部門を売却。ホテル部門がマリオットの中心事業へと成り代わっていきます。その後の不動産市場の暴落などにより、1993年、マリオットは「ホストマリオット」(会社の所有ホテルと長期債務を保有)と「マリオットインターナショナル」(ホテルの運営管理サービス)に正式分割されましたが、マリオットのホテル数はますます増え続け、「西暦2000年までに2000軒」という目標も、まさに2000年に達成。現在もその成長は衰えていません。

http://appleworld.com/apl/concierge/commonsense/story/chapter1.html
http://www.marriott.co.jp/default.mi
◆ポイントプログラム
『マリオット リワード』

入会金・年会費 無料
入会資格 特になし
入会方法 電話・インターネットによる申し込み
ホームページ http://www.marriottrewards.com/
http://www.marriott.co.jp/reward/reward.htm
◆ポイントのため方
会するときにデポジット方法を選択する(ホテルポイントか、航空会社マイレージか)
加算対象料金で滞在の際に
マリオットホテル・ルネッサンス・コンファレンスセンター・バケーションクラブは、支払った金額分US1$につき10ポイントか3マイル
コートヤード・スプリングヒル・フェアーフィールドインは、支払った部屋代US1$につき10ポイントか1マイル
レジデンスイン・タウンプレイスは、支払った部屋代US1$につき5ポイントか1マイル
ホテルニューオータニ滞在1泊ごとに1000ポイント(マリオットを通して予約)
エグゼグティブアパートメント・エグゼスティの場合はUS1$あたり2.5ポイント
ハーツレンタカーを借りると500ポイントパートナーポイントがもらえる
ポイントの期限 ポイント加算は2年間ない場合は会員資格失効
無料宿泊に必要なポイント数 ホテルのカテゴリーにもよるが、最低7000ポイントから滞在可能
宿泊料金の割引 ○
部屋のアップグレード ×
ウエルカムサービス ×
レイトチェックアウト ×
エクスプレスチェックイン・アウト 可能
無料新聞サービス ○
ヘルス・クラブの無料利用 ×
◆特徴
たくさんのパートナー会社があり、特典を無料宿泊だけに限らず、鉄道、ディズニーランドやユニバーサルのチケット、クルーズやショッピングと幅広くの交換ができる
ホテルアワード特典