「街バレエの小さな教室」と

先生は謙遜されますが、

大人の生徒さんのご指導から

初められたお教室なので

本部といくつかの支部教室には

大人バレエの方が

たくさんおられます。




いくつになっても、生徒に

チャレンジしたい気持ちがあるのであれば、

身体や安全面を考慮しつつ、

その気持ちを汲み上げてくださる教室です。

無理強いはされません。

発表会はもちろん

希望者のみの参加になります。



私が通っている支部教室の

今回の舞台参加者は僅かしかおらず、

Variation を踊るのも

その教室内では私一人だけだったので、

レッスン後の20分間のタイムリミットまで

みっちりと個人指導いただけたのが

今回はとてもとてもラッキーだった。




以前の記事で、

ポワントでのchassé up が苦手!と

書いたことがあります。

とても苦手。



その苦手を一つでも克服し、

少しでも出来るように、


それがいっぱい出てくるVariation

を選びました。

以前の発表会で、大人バレエの先輩が

踊ってらっしゃったのを見て、

雰囲気もゆったりと素敵な

大好きな曲なので、

チャレンジしてみたいな、と。



足裏とふくらはぎの筋力、

引き上げの力が弱いので、

少しでも鍛錬になれば、という

理由もあった。



でもやはり

ハードルはとても高かったです。




曲の途中の  chassé up までなら

足が持つのですが、

ラストの方に怒涛の  up !  up!の連続。

( 苦手な私には↑そう感じてしまう)

それこそ、私自身が あっぷあっぷ  してた。



最初のふた月くらいは

そのままやってみたものの、


こりゃぁ、

(今の私の技量、能力、体力では)

                  最後までは持たんな…


との先生のご判断で、

途中はpiqué arabesque にして、

最後の連続6回のみに 集中して

絞ることになった。



肋骨が開いてしまい、

引き上げの力が弱くなる

と、いうよりそもそも

引き上げ自体がちゃんと理解

出来てないのかもしれない。


そこを肩で引きあげようとしてしまうから、

肩が上がって不恰好になり、

余計につかれる。

正しい姿勢が保てなくなる。

上がらなくなる…





そういう悪循環をなんとか

どこかで断ち切りたくて、改善したい。


レッスンの度ごとに

先生から受けた注意から、

私の身体のどこに

その出来ない根本原因があるのかを

探って突き止めたくて。


(ここかな?   ここでもないか…

       こうやってみたらどうだろう? )


練習始めてから、

発表会の3週間前くらいまで 

半年近く 《 もがもが  》としてたような。



そのせいで余計に、

レッスンごとの波というか、

不安定感に繋がってしまった原因にも

なってしまったのかもしれない…。




  もがもが…


変な形容詞ですが

でもなんとなくそんな感じ…。


最後の最後まで  もがもが 。。




                    Classe de danse          
                                    ( 陶板複製)
  
                Edgar Degas   en 1874