俺は鬱病、嫁は神経症、娘は発達障害 -6ページ目

俺は鬱病、嫁は神経症、娘は発達障害

人生詰んだオッサンがネットの隅で小声で吠える。

DVDを娘と一緒に見て泣いてしまった。
リメイク版ではなく、旧作のほう。

子どもの頃見たときの感動とは別の感傷が
俺の胸をつまらせた。

ラストシーンで流れる歌

やっと気づいてくれたのですか。
きのう落としてしまったものを
それがなんだか、わかりませんか。
とっても大事なものだと。
あわてても、手を伸ばしても、
昨日は遠すぎて、届きはしません。

俺はハラハラハラハラと落涙した。
30年以上生きてきて俺はここにいる。ここに
来てしまった。あまりに多くの物を失った。

そして得たものは、あまりにも少ない。

7歳のころの俺に、

おまえは、さえない、田舎のサラリーマンになるんだよ。
おまえは、激務でつぶれて鬱病になるんだよ。
妻は神経症の年増だよ。
娘は、満足に言葉もしゃべれない発達障害児なんだよ。

……

と言ってみたらどうだろうか。
きっと、泣いてしまうだろうな。