The Voices of Japan
Christmas Gospel Night 2019 紡ぐ
倉地恵子【くらちけいこ】
クリスマスゴスペルナイト「紡ぐ」を終えて、
改めて人間の営みの愛おしさに思いを馳せています。
歌いながらいろいろな物語が心をよぎりました。
音楽の音そのものは、奏でたら一瞬で消えていきます。
同様に、ひとりの人間としての私たちの命の長さも、
力の及ぶ範囲も、限りあるものです。
その限りあるひとりひとりの思いを丹念に紡いで、
はるか先の世代にまで受け継がれる贈り物。
クリスマスを祝う事も、音楽を作り上げる事も、
人間の営みの全てがこの脈々たるつながりの賜物なのだと
改めて感じるひと時となりました。
今年のステージが皆様の心に残り、
次の世代に伝えるべき贈り物のささやかな一部として
生き続ける事を祈っています。
今年のクリスマスイブをVOJAと共に過ごし、
あるいは遠くからVOJAにお気持ちを寄せてくださった皆様に、
心から感謝申し上げます。
増村エミコ【ますむらえみこ】
クリスマスコンサートへお越し頂きました皆様、
誠にありがとうございました。
今年のテーマは『紡ぐ』。
20年以上紡いできたVOJAのクリスマスコンサート。
感慨一入(ひとしお)でした。
プラチナ(60歳以上)世代からミドル世代、
そして子どもたちへと紡がれていく音楽を
プレゼントに見立てて繋ぎ
最後は100人を超えるハレルヤコーラス隊と歌いあげた
「紡ぐ」シーン。
ミドル世代の代表として
私がプラチナ世代の方からプレゼントを受け取りました。
プレゼントと共に贈られた『頼みましたよ』という言葉。
笑顔いっぱいの突然のアドリブ。
感動的で強く心に残っています。
とても温かで、胸の奥がジーンとしました。
コーラスアレンジは我らがサウンドリーダー倉地恵子。
VOJAの歌を支える太く大きな柱です。
サイコーにカッコイイアレンジ。
パートリーダーたちも演出に関わったり、
係分担でメンバー達が積極的に動いてくれたりと、
みんなで創った手応えがありました。
イベントの多いこの時季に
出演者として、お客様として、スタッフとして
あらゆる面でいつもご支援くださるOGOBの皆様。
VOJAを紡ぐには欠かせない、かけがえのない方々です。
いつもバタバタとする私たちの要望に
快くなんでも応えてくださるバンドの皆様。
ステージを最高に盛り上げてくださいました。
舞台、音響、照明スタッフの皆様。
とてつもなく大きな愛で動いてくれています。
関わってくださった全ての皆様へ心より感謝します。
そして、お客様と来年のクリスマスに
東京文化会館大ホールで再会できましたら幸いです。
これからもVOJAの歌は続きます。
歌えることがとても幸せです。
それでは皆様、
良いお年をお迎えくださいませ。
本当にありがとうございました。