先週の土曜日、
亀渕友香&VOJAにとって非常に大事なコンサートがありました。
車椅子を使う重度心身障害児とその家族を対象としたコンサートです。
主催のNPO側のボランティアによる運営
特別支援学校のPTA有志と先生方のボランティア、
神奈川県の肢体不自由児特別支援学校に声をかけ、申し込みは300人
会場の都合で抽選となり、55組家族150人が参加したコンサートでした。
※当日夜NHKニュースで内容が放送され、
8月23日の神奈川新聞にて内容が掲載されました。
そのコンサートに出演したメンバー数名からのレポートです。
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世の中には音楽を楽しみたいのに、
何らかの事情で制限を受けている人達もいます。
8月22日、VOJAは横浜ラ・ポールシアターにて
障害をかかえた子供達とその家族の前で歌ってきました。
ステージから降りて、
すぐ目の前で歌う私たちを見つめる真っすぐで濁りのない目。
にこにこ笑いながら、手拍子したり差し延べてくれる小さな手。
少し興奮気味に輝いている子供達を見守るご家族の温かい目。
歌詞が英語だろうが日本語だろうが、
ハートに直接届いていることを感じ、
会場中が愛に満ちていたコンサートでした。
私たちはそれぞれ、
【歌うことの意味】
をみつけるヒントをいただいたような気がします。
たくさんの愛をふれあいをありがとう。
また、会おうね。
アルト:中島美映子
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私たちは普段コンサートホールなどで生の音楽をゆっくり聴くことのできない子どもとご家族のために、横浜ラポールにて歌って参りました。
本来私たちはステージ上で歌うのが基本ですが、
ラポールコンサートでは客席に降りてお客様たちとふれあうことが出来る、
ということで数日前からとっても楽しみにしておりました。
コンサートでは、私たちが歌っている最中、
声を出してくれている子どもがいて、
きっと私たちの歌を聴いて何かを感じとってくれているのだと思いました。
また客席に行って、手をつなぎながら歌うと、
すごく素敵な笑顔を見せてくれる子ども、
恥ずかしがって顔を背ける子ども、
力強く手を握り返してくれる子ども、
嬉しそうにお母さんの顔を見上げる子ども、
みんなとっても素直な気持ちを表現して下さり、嬉しくて感激致しました。
私たちも、心一つになり、
魂一丸となって温かい何かを感じながら歌うことができたと思います。
今回のふれあいコンサートでは聴きに来て下さった子どもたち、
またそのご家族から逆に生きるエネルギーを頂いたような気がしました。
“歌う”
ということの真髄、心に響く歌を歌うことの大切さを、
このコンサートで改めて教えて頂いた気が致しました。
本当に本当に、HAPPYな時間をありがとうございました。
大津弥恵子