10月の渋谷“歌ってラララ” | INClaireの音楽な日々

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内藤郁子INClaireが、音楽について日々思うことや生活の中の音楽の話を書きます
音楽のたくさんのジャンルで、壁を作らず線引きだけして、
どれも体験して、魅力の違いを比べるのがおもしろい
音楽って一曲ずつそれぞれの魅力だと思います


Chère Musique



本日は、月イチの渋谷区シニアクラス
“歌ってラララ”でした。



今月の選曲は

『赤とんぼ』
『夢路より』
『地球のうえに』
『秋桜』
『三百六十五歩のマーチ』



毎月このクラスは
とても楽しんで選曲します。

65歳以上のクラスといっても
65歳ギリギリなったばかりの方から
90歳代の方まで、
とても広い年齢層。
お好みもさまざま。

そして季節にもとてもこだわります。
秋はいい歌がとても多いので、
ワクワクと迷いました(笑)。




日本歌曲、唱歌のコーナー

『赤とんぼ』は
誰もが知っている曲。
で、よく分析すると
とても難しい歌なのです。

錯覚ってオモシロい(^o^)
よく知ってる、歌える=カンタン
という思い込み。

だって、考えてみて。
初めの
「♪夕焼け小焼けの」
だけで、
この曲の最低音から最高音まで
1オクターヴ半もの音程を駆け上がるの。

そのほかの部分も
音高の上下が激しい。

その辺りをお話しして練習してみたら、
皆さんのお顔が
かなり充実感に満ちてきました。
(#^.^#)




外国の歌を日本語で歌おうコーナー

『夢路より』
アメリカのフォスターの作品です。

歌詞やタイトルだけで、
「知ってる〜!」という方と、
メロディを聴いて初めて
「あ!これね!」となる方と。

津川主一さんの素晴らしい日本語訳で
歌いました。

いつも
録音伴奏をかけて
私も皆さんに混じって歌うのですが、
たまには、ということで、
今日のこの曲はピアノの生伴奏で。


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『地球のうえに』佐藤敏直
これは毎回やってます。
皆さんだんだん覚えてきてくださってます。



ニューミュージックやフォークソングのコーナー
『秋桜』さだまさし

このあたりの曲は、
言葉の音に乗せるリズムがむずかしい。
苦労しながらも、雰囲気を出して
歌ってくださいました。

約50人を4つのグループに分けて、
4回あるAメロを
一回ひとつのグループが歌い、
ほかの3つのグループの人たちは
それをじっくり聴く、
ということをやりました。

見られてると
ちょっとだけ良い緊張感があります。
(^。^)

サビはどちらも全員でね。




懐かしい歌謡曲コーナー
『三百六十五歩のマーチ』

本当にいい歌です。
この歌詞のホントの価値が解るのは、
厳しい人生を一生懸命生きてる大人。

それに、この作品は、
音楽的にも
いろいろと凝った作りになってます。
基準音価の変化
同主調への転調
音程のない掛け声を歌うテクニック
などなど、
なるべく分かりやすく説明しながら。

リズムにノって歌いましょう!
立ちたい方は立ってください!
ということで、
間奏では歩き回って。。。

すごく楽しく盛り上がりました。
(≧∇≦)





それにしても、今週は、 
「先生にソロで歌って欲しい」
というリクエストが、
港区西麻布でも渋谷区でも、ありました。
同じ週に2ヶ所どちらからも言われたのは
偶然だけど、、、、なんなんだろう?
(⌒-⌒; )
クラス開講の主催者さえ許可をくだされば、
私は喜んで。。。!

というわけで、
次回はどちらのクラスでも
歌うことになりそうです。
何をお聴かせしようかしら。



Musique, Elle a des ailes.