アニメ版「宝石の国」1話を観たので。 | 本を読んだので。

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読んだ本の感想文を上げてます。
文章がバカっぽかったりふざけてるのはご容赦下さい。


※ネタバレ及び自己考察注意


はい、皆さんこんにちは!
いや〜一番上の※印注意文書くのも何日ぶりかな。
とうとうこの日が来ましたよ!!

祝アニメ版「宝石の国」放送開始!!

この日を待ちわびた原作ファンの方も多いのではないでしょうか!?コミックス、2巻宣伝PVを経てとうとうやってきましたアニメ版!フォスやシンシャ、ダイヤさんが動いて喋ってどったんばったん大騒ぎです!
勿論、偶然テレビをつけて初めてご覧になられた方もどうぞ「宝石の国」、ひいてはダイヤさんにハマってください。

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こんなに可愛くて清楚で優しくてコケティッシュな子は後にも先にもいませんよ!しかも、恋バナが好きなので恋愛関係になればきっと尽くしてくれることでしょう。そうそう、アイデンティティとも言える白ニーソ白手袋も大変心を掴んでくれます。一人称が僕というのも非常にポイントが高いですね。性別がないとはいえ、お姉さん口調の僕っ子なんてそうそういませんよ。え?閃乱カグラ?こまけぇこたぁいいんだよ。

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悪い勧誘は見る人を避けてしまう。程々にしよう。

さて、気になる第1話「フォスフォフィライト」の見どころを私的解説していこうと思います!


今北的見所紹介!!

①3DCGによる次世代映像!
今回、宝石の国を彩るのに欠かせないのはなんといっても3DCG。まるで従来のアニメーション映像のような平面的な可愛らしさと、戦闘シーンの立体的な奥行きは筆舌尽くしがたいものあります。
宝石の国は基本的に、「学校内・校外・月人が現れる空」の三パターンの風景が主になるのですが(まあ校外って一言で言っても孤の岬とか緒の浜とか色々あるんだけど)、この三次元的な奥行きがあることで世界観により深みを与え、正しく「国」と呼ぶに相応しい広大な風景が描かれております。

②アニメならではの美しい彩色
アニメならでは、というところでは彩色も欠かせませんね!
原作をご存知の方、またはファンの方ならば一度は「いざアニメになったときに、宝石たちの美しい色合いはどうなるんだろう」と思ったのではないでしょうか!実はもう、数年前に二巻発売時のオリジナルPVで表現されていたのですが(動画はちょっと見つかんなかったゴメンネ!プロモーションの方のダイヤさんも激可愛いから、ぜひ調べて観てくれよな〜)、今回のアニメーションではより宝石に近い煌めきをしていました。動くたびに乱反射する宝石たちの輝き……思わず口半開きで観てました。

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アホ面今北

勿論凄いのは宝石たちだけではなく、背景の気合いも半端ない!!学校の外観や規模が分かり易かったです。一面に広がる草花や、宝石たちの拠点となる学校、シンシャが暮らす洞窟もこの気合の入りまくった背景美術によって美しく創り上げられます。もうこれ、挙げ始めるとキリがないんだけど個人的に今回凄いと思ったのが、シンシャから繰り出される水銀の質感クラゲの柔らかな灯り夜の校内が宝石によって色合いが変わる演出はマジで観て欲しいです。

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ダイヤさんが来たときのイメージ図


③アニメオリジナルの要素
アニメ宝石の国では、本当に原作に忠実に作られており、アニメスタッフ様方の落とし込みに心から敬服した所存でした。その中で、敢えて拾ってゆくオリジナルの演出として今回面白かったのは冒頭金剛先生の一喝で砕けたフォスが見上げたときの視界でした。漫画版では割れた後の視界がどんな風に視えてるのかまでは明かされていなかったので、こんな風に視えてるのか〜っとなりましたね。水の中から水上を眺めてる感じ?に似てた。

後、忘れちゃいけないのが、

ダイヤさん登場


原作では、本格的に登場するのは3話(アニメ版は2話)でしたが、アニメではなんと、今回不意打ちで登場してくれました!いやいや、そんなに俺に会いたかったのか〜!

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テレビの前で大騒ぎするフレンズ

それはさておき、恐らく来週放送の2話へのスムーズな導入の為の登場だと思われるダイヤさん。そうそう、原作3話では新しいことを試しているダイヤさんの所へ行くのを議長が推して、初めてちゃんと話に絡む感じなんだよね。ここで登場することによって、2話で議長との会話から出た時に初めて観た人が「あ、ダイヤってあの宝石か〜」ってなることに期待。
それにしても想像通り、期待以上に可憐な声だった〜……!!さりげなく現れてさりげなく心配してさりげなく去ってゆくダイヤさん……。今週の撮れ高オッケーです!!

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撮れ高が足りない時は是非こちらをご利用ください。

可憐な声、といえばもう一つ忘れちゃならないオリジナル要素は「声」ですよね〜!
ボイスがあることで、宝石たちの掛け合いがよりコミカルに、より軽妙に描かれました。フォスとモルガ、ルチル、ベニトとの会話の小気味良さは癖になりますね。また、シンシャとの会話も声がついたことにより、悲痛さと無情さが増しました。自らの価値を見出す為に月人に攫われることを望むシンシャと、そんなシンシャを行かせまいと叫ぶフォス。相対する二人の声に思わず胸が締め付けられます。声は感情を伝える為のツールとも呼ばれているので、この先に待ち受けるそれぞれの喜びや哀しみにもぜひ期待が掛かります。



さて、ということで今週の今北三行は、
①3DCGによる次世代映像!
②アニメならではの美しい彩色
③アニメオリジナルの演出
でした。

来週はとうとう、「ダイヤモンド」!
あの方のご登場に期待です!!
来週も更新予定なので宜しければどうぞまたご覧下さい。そして、もし宝石の国を初めてご覧になられてから何かの因果でこのブログに辿り着いてしまった方に遅ればせながらご挨拶を。


当ブログはダイヤモンドさんに心を奪われた男によるおふざけ感たっぷりのレビューブログです。
どうか笑って見逃してください。


以上です。

あ、下の方でこぼれ話をちょっとばかりします。





※原作未読及びコミックス派の方ご注意!!※
アニメ版宝石の国ってどこまでやるの?

一つ気になってたのが、どこまで放送するかの範囲なんですよね〜。
原作の進み方からさっくりと切れる分岐点が幾つかあるのですが、フォス視点で大まかに分けると
①ウェントリコスス編(1巻〜2巻)
②アンタークチサイト編(3巻)
③先生の秘密導入編(4巻)
④ゴースト及びカンゴーム編(5巻〜6巻)
⑤フォスニューフェイス(物理)編(7巻)
⑥フォスの月旅行編(月刊誌)
⑦フォスの帰還編(月刊誌)
って感じですかね〜

んで、1クール12話編成だとして、アニメ1話分で原作2話づつだとすると24話分を使うことになります。単純に単行本で話数を確認すると24話は4巻収録の「撤退」。ここは、アンタークちんが居なくなった後、一人で行動していたフォスがボルツと組みあのダイヤさんの顔を傷付けた宝石たちを窮地に追いやった犬月人が出た回になります。け、結構進むなー……。上手いこと前後を調整したとしても、そこまでにすると上記③まで進んで話が広がりまくっちゃうので流石に撤退まではやらなそうだ。
だとすると、後々全ての大テーマとなる謎を追求する前に一番区切りが良いのはウェントリコススの話までなんだけどそれじゃあ少な過ぎる?来週の2話でもう蝸牛襲来までやるっぽいし、ここは6話くらいで片付きそうだ。
となると、次に区切りが良いのがやっぱりアンタークちん編なんだよなぁ〜。そうなると一番辛いとこで終わりそうだ……。


ここはもう、1年くらい時間かけてゆっくりやりましょう!!(提案)