Mr.Children「終わりなき旅」~レッスン5回目~ | 金太郎のボイストレーニング日記

Mr.Children「終わりなき旅」~レッスン5回目~

こんにちは。金太郎です。


ボイトレしてきたので、

今日のボイトレ日記を纏めます。



僕のボイトレのS先生の奥さんの地元が仙台ということもあり、

今回の地震でS先生の家族が無事であればと願っていましたが、

なんとか無事だったようで良かったです。



海から離れた岡の辺りなので、

津波の被害はなかったようなのですが、

やはり地震の揺れは相当大きかったみたいで、

家の中はぐちゃぐちゃだということでした。



また、地震が起きた金曜日は、

レッスンも途中で中止して、帰宅もできず、

近くの避難所で一夜を過ごし、その翌日もスクールの後片付けなど、

大変だったようです。



今日からレッスン再開みたいで、

スクールの受付は、人でごったかえしていました。



そんな話をしつつ、

レッスンスタート。





※なぜ、ここでラルクアンシェルが出てくるのかは、

 最後に説明してます(笑)





前回かなり好調だったので、

そのレベルを落とさず、更にレベルアップしていくぞと、

集中力をもって、最初の1回目の歌。



Aメロから、声のでもよく、

なかなか調子よく歌ったつもりでしたが、

先生(以後、マスター)からは、

「サビはよく声がでてたけど、その前がダメですね~」と

ダメ出しでました。



これまでの自分と比べると、はるかにAメロも声を出せてる感じだったけど、

先生からすると、まだまだなようです。



「チェストボイス(低音)が出しづらいようですね」

と、まさに僕の弱点を指摘してきます。



ということで、今回のトレーニングは、

チェストボイスの徹底トレーニングとなりました。



■チェストボイスをうまく歌うコツ

歌い方には、コツがいろいろあるのですが、

先生は、身体の使い方、顔の表情、姿勢など、

リズム感とか大切にするよう、よくアドバイスしてくれます。


トーホーシネマの映画泥棒禁止のダンスをよく踊ってくれます。


さすがにそこまでライトにポップに真似はできないのですが、

でもそれくらい軽い気持ちで、身体をうまく使いながら

歌うことは大切なようです。


今日のレッスンで、その大切さがよくわかりました。


ずっとずっと苦手だったチェストボイス(低音)ですが、

胸に音を響かせるイメージが大切です。


のどぼとけの移動の大切さも学びました。


低い音を出す時は、のどぼとけを極力下げる

べろの付け根を下にもってくるイメージです。


口の形も大事なのですが、「オ」の口の形が、

低い音を出しやすいということでした。


声のイメージは、中尾彬。



「オ~、オ~、オ~、オ~」と

チェストボイスの発声練習していきます。


前かがみで、あごを引いた感じが、一番低音がだしやすい

ということで、ボイトレだからできるすごい体型で、

一番チェストボイスが出しやすい姿勢で、試していきます。


あ、確かにでやすい。

低音でてるかも。


そんな感触を体感しながら、低音の出し方をマスターしていきます。



ある程度、チェストボイスの出し方がわかってきたら、

次は、低音~中音~高音と、使い分けていくレッスン。


中音(ミドルボイス)~高音(ヘッドボイス)は、

僕の得意とするところだったのですが、

低音(チェストボイス)から入ると、

中音~高音がうまくでません。



あれ??


マスターも、

「低音から入ると、中音も高音も出しにくいでしょう」

と、よく知ってます。



音程のコントロール(マスター曰く「響きの移動」)は、

なかなか難しい。



しかし、これこそ、うまく歌う上で、ものすごく大切な

スキルだとわかりました。


低音~中音~高音の練習が続きます。


中音は、鼻に響かせる。


高音は、頭の後ろからポ~ンとヘッド(頭の上)を通りすぎる感じ。


また、高音は、笑顔で、目は上を見るような感じで。


平井堅など、高音歌う人は、口角を広げ、眉間にしわを寄せながら、

腹筋に力を入れて、歌ってるのは、やはりそれが一番高音がでやすいから。


低音は、怒るような表情で、目線は下を見るような感じで、

胸に音を響かせる。のどぼとけを落とす。


自分が歌いやすい姿勢を見つけることが大事だとわかりました。


スナイパーがライフルに集中して、スナイパーの姿勢で、狙うのは、

それが一番適した姿勢だから。


何事も、適した姿勢、身体の使い方があります。



歌を歌う時も、不動で歌うのはMGで、

曲に合わせ、リズムに合わせ、強弱、音程など意識しながら、

身体をうまく使いながら、

自分の一番歌いやすいスタイルを見つけることが、

とっても大切です。



今回は、なんだか凄いスキルをたくさん教えてもらった感じがしました。


ヨーダからフォースの力を教えてもらったルークの気分。


$金太郎のボイストレーニング日記-スターウォーズより



そんな感じで、響きの移動の大切さや歌うコツを教えてもらい、

ラストに、「歌って下さい」とマスター。



まるでフォースを身に付けた気分。

最長老様に潜在能力を引き出してもらったような気分。



体内から不思議なパワーが溢れていることを感じます。



これまで歌いづらかったAメロも、

かなり声がでるようになってきました。



低音~高音の響きの移動を曲にインストールすることで、

ぐっと聴かせる歌に変身します。



これこれ、このスキルを身に付けたかったんだ。



ボイトレを始めて1年以上が経ちましたが、

ようやく本当に身につけたかった課題に遂に向き合い、

克服しようとしてる。



これまでの基礎トレーニングがあったからこそ、

今、本当の課題と正対している自分がいるのかもしれません。



ボイトレからは、ほんとに色んな学びがあります。



マスターからも、教えるテクニックを

たくさん勉強させてもらっています。



今日もとても有意義なトレーニングに感謝!感謝!



次回までに、やはり楽譜を買っておこうかな。



本気で歌というもの、うまく歌うスキルを身につけたいと思う

今日この頃。


ビジュアル系(ラルクとか)も、

低音→高音を織り交ぜて歌ってるようなので、

響きの移動のトレーニングには、

ビジュアル系バンドの曲も良いみたいです。



▼L'Arc~en~Ciel「TOUR 2008 L’7 ~Trans ASIA via PARIS」



ラルクのライブDVDでは、最高にこれが良いみたいです。

必見ですね!