今日は、

『 美容 』にも関係のある

腹式呼吸のお話です。

 

 

 

 

最近、ボーカルと筋力トレーニングを

融合させて、様々なレッスンや

書籍を展開しているボイストレーナーが

増えてきています。

 

 

 

 

 

腹筋をすれば、歌が上手くなる!などと

歌唱における腹式呼吸を

 

 

本当には理解できていないのに

ただ、声が出やすくなるというだけで

あまり研究していない段階で

 

 

腹筋をやらせたり、お腹を出したり

引っ込めたりをさせているトレーナーも

いらっしゃるのは事実なのではないか?

と思うほどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は

 

 

 

 

 

ほとんど知られていない情報ですが

ブログを読んでくださっている方だけに

こっそりお教えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

間違った腹式呼吸は

 

 

 

 

 

下半身太りや

 

寸胴の原因になってしまう場合が

あるのです。

 

 

 

 

 

 

驚きましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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体験レッスンに駆け込む生徒さん

の中で、こんな方々が沢山いらっしゃいました。

 

 

 

 

以前習った先生に、

腹筋を沢山やらされたり

 

 

 

腹を、横に開くように

言われて、トレーニングして来た女性が

何人もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

その方達の多くが、

声量は上がったけれど、歌が上達しておらず

そればかりか

 

 

『 くびれのない、寸胴の体型になってしまった 』

 

 

『 お腹に筋肉がついて、盛り上がってしまったの 』

 

 

などと

 

おっしゃっていました。

 

 

 

 

何も考えず、お腹に筋肉をつける事に

集中してトレーニングをしたり

 

 

 

お腹に力を入れて

やみくもに歌ったりしていると、

 

 

 

寸胴になってしまったり、

逆にお腹が膨らんだ感じに

なってしまう事が

あるんですね。

 

 

 

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本来は

 

 

 

 

 

 

歌のための

正しい腹式呼吸を

身に付けることによって

 

 

 

 

 

ウエストがくびれた

メリハリのある体になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはなぜでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌のための正しい腹式呼吸は

胸郭も連動し

ある程度開いた状態になるため

 

胸郭も柔軟になり

可動域が広くなります。

 

 

ですから

 

 

横隔膜が下がったことにより

適度に胸郭も開きますので

 

腹圧だけが上がってしまい

内臓が下垂する、などと言うことがなく

 

骨盤が開いてしまう事も

ほとんどありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

胸郭の可動域が

硬くなっていたり

制限された状態

(間違った腹式呼吸)では

 

 

 

 

 

 

腹圧を上げる事で、

内臓に負担がかかるのです。

 

 

 

 

 

 

 

このように胸郭が

開き難い状態の人が

 

 

 

 

無理やり腹筋を使用した

腹式呼吸を行う事で

腹圧が上がり、

 

 

 

内臓に負担がかかったり

骨盤が開いてしまう事もあるそうなのです

 

このような状態で

足がむくんでしまい

上半身の割に

下半身デブになってしまっている

人を沢山レッスンしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

また

横腹が広がってしまい

筋肉がついてしまって

 

 

 

さらに、

胸郭の可動域が狭くなりますので

 

 

 

胸郭の横幅が狭くなり

ウエストの幅が広がり

 

上半身と、ウエストの差がなくなり

寸胴に見えるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

実際に

 

 

『 先生、私は、以前はウエストがとてもくびれていたのに

   前の先生にレッスンしてもらい、お腹を開くトレーニングを

していたら、気がついたら、寸胴になってしまいました! 』

 

 

 

と言って、お腹を見せられた事もあります。

 

 

 

 

 

腹圧を上げるだけの、

腹式トレーニングでは

 

 

 

くびれがない、

台形型の体型になりやすいと

唱えている専門家もいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

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もちろん

 

腹筋に力を入れて

トレーニングしても

そうはならない方もいらっしゃいます。

 

 

 

事実、スポーツ選手などは

ウエストが引き締まっている方も

いらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

現代では

 

 

 

幾つかの条件が揃ってしまう事で

 

 

 

 

この胸郭の可動域が

制限された

間違った腹式呼吸になり

 

 

下半身デブや

 

寸胴な体型に直結してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、

 

 

その

幾つかの条件についてお話しします。