ボーカルレッスンをしていると

昔と比べ、

痰が絡んで、歌いにくい人が

増えてきているように感じています。

 

 

 

 

 

慢性的に、

痰で悩んでいる方の多くは

 

血の混じった痰や、緑色、茶色などの

明らかに病気から来るものだったら

病院に行きますが

 

 

これと言って、どこかが

痛いわけでもないので

放っておくことが、多いようです。

 

 

 

 

 

 

でも、

歌う時に、痰が邪魔になり

明らかに、痰のせいで高音が出ないとか

 

 

 

咳払いしないと、

声が出ない場合も多く

ボーカルの邪魔になってしまいます。

 

 

 

膿性の痰ですと、 

急性咽頭炎、急性気管支炎、急性肺炎

粘液性の痰ですと

アレルギー性気管支炎、細菌性感染症、非細菌性感染症(ウイルスなど)

などが、疑われるらしいですが

 

咳が出たり、風邪をひいたりと明らかに、病気とわかるような

ものは、他のサイトでも『痰が出る 原因』などで

検索すれば色々出てきますので、そちらを見てください。

 

 

 

 

痰と一緒に、咳が出て、それが慢性化している場合も

逆流性食道炎、胃炎、など、胃や食道の病気も考えられますので

医師の書いているサイトなどで、チェックしてみてください。

 

 

 

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そんなわけで、

検索すれば、わかる

普通の情報は、別サイトに任せて

 

 

 

今日は

 

 

 

わりと

レアな情報を書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

① 禁煙を始めてから、出る痰

 

 

 

長期で喫煙者であった場合、

気管支などの機能は、タバコを吸わない人と比べ

低下している場合が多いらしく

 

 

 

 

 

 

喫煙期間が長ければ、長いほど、

痰が出る期間も長くなるようです。

 

 

 

 

 

 

 

弱ってしまった気管の

細菌などの悪いものを出す、

『 排泄する機能 』が

正常に戻ってきているために、

痰が出るわけなのです。

 

 

 

 

 

 

健康な状態に戻れば

自然に止まるようですので

しばらくの辛抱です。

 

 

長くかかってしまう方も

いらっしゃるようですよ。

 

 

 

 

 

 

② 甲状腺の病気による痰

  

 

 

甲状腺に関係する病気にかかった場合も

痰が出るケースがあるそうです。

 

 

 

 

 

特に、女性の発症リスクが高いので

女性は気をつけてください。

 

 

 

 

甲状腺の専門医に1度検査をしてもらうのも

良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上、 痰が出る場合

 

 

 

 

痰が出なくなるまで、

練習に身が入らないのでは

困ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

でも、

ちょっとした頭の切り替えで

ずいぶん、効率が上がります。

 

 

 

 

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発声中に

特に、高い声を出す時などは

 

 

 

 

 

痰が絡むと

つい喉を、

逆に閉めてしまいます。

 

 

 

 

発声練習をしている時

 

 

 

 

喉を開いて発声していても

 

痰が絡むと、

つい反射的に、

喉を開くことをやめてしまいます。

 

もう体が自然に、

反応してしまうんですね。

 

 

 

 

 

 

ヘッドボイスのトレーニングなどは特に

 

 

喉を開く事自体が

トレーニングになりますので

 

 

 

 

 

 

痰が絡んだ場合、

 

 

 

 

 

 

 

その絡んだ痰を

 

『 無視 』 する

 

 

 

のが、正解です。

 

 

 

 

 

 

ええ?  なにそれ?

 

って感じですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気にせず、

そのまま喉を開けた状態で

発声して行くんです。

 

 

 

 

 

 

 

喉を開ける事に集中してください。

 

 

 

 

 

 

 

意外と、

痰に関係なく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開いていれば、高音は出るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

特に、痰が絡むと

 

 

声が、しゃがれたような

おかしな音になってしまい

 

 

 

 

それを聞いて、驚いて、

反射的に、

喉を締めてしまいますが

 

 

 

 

 

 

 

 

それに反応せずに

 

 

 

 

 

 

無視して、

喉を開き続ける事が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、そのほか、

いろいろな理由もあり

 

 

効率的に、トレーニングする

 

 

 

コツにもつながります。

 

 

 

 

ちょっと

おかしな感じがするかもしれませんが

お試しください。