以前のブログで

腹式呼吸の『支え』を作って

発声に生かす

 

具体的なやり方を、

ブログに書きました。

 

 

読んでいない方はこちらを見てくださいね。

 

  ↓

 

 

http://ameblo.jp/voicetraining-vibes/entry-12211384823.html

 

 

 

 

 

対面レッスンでは

先日のやり方で、コツをつかんだ方も

今まで沢山いらっしゃるのですが

 

 

 

ブログの文章だけでは

なかなか生かせない

方もいらっしゃるでしょうね

 

 

 

 

今日は、腹式呼吸が出来ていても

歌でなかなか使えない人とは、

どういう人なのか

 

 

 

そして

 

 

 

 

判断方法も

書いていきたいと思います。

 

 

 

        ??

 

 

歌がうまくなるためには、

腹式呼吸が必須だと言われるのを

どこかで聞いた事があると思います。

 

 

でも、腹式呼吸のやり方を

ネットやビデオで習って

やってみても、なかなか歌に

生かせないですよね?

 

 

腹式呼吸が出来ても

腹式で発声ができないのは

腹筋が足りないからだと

 

 

腹筋をやらせる発声本も、

沢山出版されてますね

 

 

 

 

先生に腹筋に力を入れて

腹から声を出しなさい!

と言われた事もあるはずです。

 

 

 

 

まあ、そんな風に皆さん、

いろいろ頑張ってみるのですが

 

 

 

 

 

じゃあ、なぜ、腹式呼吸が出来ても

歌に生かせないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ズバリ、 

お腹から胸、首、喉、表情筋などが

うまく連動していないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喉を開くトレーニングや

ヘッドボイスの発声練習などの

トレーニングが足りない場合は、

連動しにくいです。

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

胸の可動域が、

狭い場合も、連動しにくいです。

 

 

 

 

 

 

 

一生懸命、

お腹に力をいくら入れたとしても、

歌には、なかなか生かせないのです。

 

 

 

 

 

 

むしろ、お腹に力を入れる事で

喉が閉まってしまう人も

 

いるんですよ、

 

信じられないかもしれませんが....。

 

 

 

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さて 

 

 

 

 

まず、

お腹から胸が

 

『連動』 しているかどうかの

判断基準があります。

 

 

 

 

まず

 

『 お腹から胸 』  限定ですが。

 

 

 

 

 

あなたの体の状況を

検査してみましょう。。。。

 

 

 

 

 

 

手順を追って、

やってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

①  友達か、家族の方(Aさんとしましょう)に、

   お腹と胸を、横から見ていてもらうように

   お願いしてください。(立った状態で横姿を見てもらう)

 

 

②  鎖骨と鎖骨の真ん中から、10cmくらい下

  (胸の上の方)

   と

     

   みぞおちから、少し下のお腹の部分、

   この2点を、Aさんに横から見てもらいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③  腹式呼吸で、お腹にしっかり深く息を入れた瞬間に

   この2点が、どうなったか記録してもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

同時に、この2点を見るのは、

結構難しいですけどね。

 

 

 

(お腹が、もともと膨らまない方は、

腹式で入れられるように

トレーニングしましょう、

これはネット上に

たくさん転がっていますので

探してやってみてください)

 

 

 

 

 

 

わかりにくい場合は、 

右手で胸、左手でお腹に

本人の手を置いてもらい、

その手がどう動くのを

Aさんに見てもらいましょう

 

 

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以上①から③の手順でやってみます。

 

 

 

 

 

 

どこが、いつ、

膨らみましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

大まかに、

4種類の人に分かれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

①   お腹が膨らんで、

    ほんの少し遅れて、胸が膨らむ人

    (時間差がある人)

 

 

②   お腹が膨らむと同時に

    胸も少し膨らむ人

 

 

 

③   お腹が膨らむが、 

    胸は動かない人

 

 

 

④   お腹が膨らむが

    胸は少し凹む人

 

 

 

 

 

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はい、 結果としては

 

 

 

② の状態が正解です。

 

 

 

 

 

これが連動している状態で

腹式呼吸を

歌に生かしやすい状態の人です。

 

 

(あくまで、お腹から胸にかけての状態限定です)

 

それより上が、連動していない方は、

まだ生かせない事が大半です。

 

 

 

 

 

一般的には、

 

 

 

 

 

残念ながら

①の人が、ほとんどだと思います

  

 

 

 

 

②以外の人、全員が腹式で歌えないと

断言はできませんが、

 

 

 

かなり高い確率で

連動は難しく、歌に生かしにくい状態だと

言えると思います。

 

 

 

連動したとしても

高い音程が、♭する事は

多いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ連動している事が

大事なんでしょうか?

 

 

 

 

そして、

なぜ連動しないのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きは、また次回書かせていただきますね。