『 高音はのばす事ができるけれど、
低音は生まれつきの物なので、のばす事ができない!?』
等と良く言われていますが、
実はこれ、はまちがいです
極端な話、例えば女性なのに男性の声域まで出す
と言う事は不可能に近いですが(でも最近いたりしますね。)
大体の場合、胸郭や喉や舌その周囲の筋肉が絞まってしまい、
低音が出難くなっている事が多いのです。
胸を開き、開いた状態を維持しながら発声する事で
腹筋上部の筋肉を発達させ
裏声を使ったトレーニングを
低音域で行う事により
低音は確実にのびて来ます。
ボーっとした、汽笛のような音が出ますが
これが、効果的なんです。
低音の裏声が、なかなか出ない方は、
息をボーっと漏らしながら
声を出すイメージでやってみてください。
それでも出にくい場合、胸に手を当てて、
胸を開きながら発声します。
私自身も、歌を始めた当初は、
全く出なかった低音域が
発声を改善する事によって7度ものびました
そして現在までに、
数えきれない程の低音で悩む方々の
低音をのばして来ました
やり方次第では、低音域も、
広げて行く事ができるのです
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私の友人の旦那さまが、
女性のように高い声で
「 営業をやっているので、
もっと渋い低い声が出るようになりたい。
電話だと、いつも女性に間違えられて
ちょっと困っているんですよ〜 」
と、言うのです。
確かに、ご自宅に電話した時に、奥様のお友達かな?と
思ってしまうほど、高い声でいらっしゃいました。
先日ご紹介した、腹式呼吸の 「スー」
と息を吐きながら
お腹を開いて行くトレーニングも
単純に、低音を無理なく出したい方にも
とっても効果的です。
http://ameblo.jp/voicetraining-vibes/entry-12209839347.html
⬆︎ このページの、下準備のトレーニングです。
その友人の旦那さんも、 この練習をご紹介したのですが
5回やってみたら、
即効で、喉の力が抜けて、ふわっとした
低い声が楽に出たそうで驚いたそうです。
きっと、喉が締まっていたんですね。
その日のうちに
喜びのお電話をいただきました。
そうそう、余談ですが
お医者様と一緒に
筋電計の実験を、先日やってみました。
このトレーニングを5回やった後
舌根や、顎の力が抜けているのが、証明されました。
波形と数字で、はっきりと出ているんですよね。
この情報は、そういう意味では、世界初かもしれませんね。
と言うわけで、このトレーニングは、
顎や舌など、口腔周囲の力を抜く
トレーニングでもあります。
このトレーニングで慣れてきて、喉の力が抜けて
低音が出始めたら、上記のように
胸と、喉を開いて、裏声を出して行くと
どんどん低音が伸びます。
喉の中に、ボールが入っているような
イメージでやるとやりやすいです。
無理やり、力づくで、
低音を押して出していくと
確かに、低音が出るようになる事はあります
でも.....。
音域が広がっていると思いきや......。
実は、高音が出なくなっている事がほとんどです
音域は、拡張していないんですよ。
下にそのまんま、移動したにすぎないんですね。
押さずに、喉を開き、汽笛のように、
「 ボーーッ 」 と息を少し出しながら
眉を上げて行うと、効果的ですよ!
以上、
半分は、引越し中の以前のブログから、
後半は補足でした!