ボイストレーニングの先生から、

こんな事を言われた事がないですか?

 

額に響かせて!

 

上に響かせて!

 

響きを前に、当てなさい!

 

 

なんなんですか?  その響きって???

ましてや、それを上に?? 全然わかりませんよね?

 

 

 

安心してください

 

 

 

実は、

先生も良くわかってない事が多いんですよ(笑

多くの先生は、その先生のそのまた先生に

そう言われたから、言っているという事が多く、

その理由や、響きを上に上げるやり方も

実は具体的にはわかっていない事がほとんどなんです。

 

 

 

 

 

 

 

抽象的すぎて、意味がわかりませんよね?

 

 

 

でも、その指導は、ある意味間違ってはいないんです。

 

結果的に、テクニックをつけていく事で

 

実際に、響きが上に来ます。

 

 

 

 

科学的に言いますと

 

高周波の倍音が増えるという事なんです。

 

 

 

 

ちょっと実験です。

 

 

 

youtubeのサイトに行き、PCの前に座ってください

(この時、画面は顔の正面に来るようにセッティングします)

 

youtubeで、

あなたが上手だと思う、プロの歌手のビデオを見てください。

 

音が、あなたの鼻から上に聞こえませんか?

 

 

④ 

次に、「歌ってみた」 などで、あなたが、この人下手だな〜と

思う方のビデオを聴いてみてください。(選ばれた方、ごめんなさい)

 

いかがですか?

 

音があなたの、顎から口の辺りに、感じられませんか?

 

 

 

 

 

 

 

トレーニングを長期的に行っている歌が上手な方の多くが

このように、録音してみると

鼻から上に音を感じるようなフォームになってきます。

 

 

 

これは、輪状甲状筋をトレーニングする上で重要なのです。

 

 

面白いですよね?

 

 

 

 

具体的に言いますと

歌が上手な方は、高周波の倍音が多く出てきます。

 

初心者や下手な方は、この周波数の倍音が少ないのです

 

 

これで、結果的に、

私たちの耳には

歌が上手い方の声が、

 

上の方に聞こえるのです。

 

 

 

 

この法則を利用して、特殊なアナライザーで倍音の分析を行うと

 

 

ただ、単純に、額に力を入れて、発声すると

 

この高周波の倍音が増える事が、わかっています。

 

 

この事は、専門家にうかがったところ

私の研究が、最先端らしいです。(自慢げ)

 

 

 

 

 

 

ですから、あなたの先生がおっしゃる 

「 響きを上に〜 」などの、

抽象的な表現がわからずに

 

困っている方は

 

 

 

 

 

単純に、

額に手を当てて、眉毛と眉毛の間を上に上げるようにして、

この状態をキープしながら

単純に額に力を入れたまま、裏声を出してみましょう。

 

 

 

 

 

 

「 あら、今日は、響きが上に出てるわね 」

 

 

 

 

などと、先生に褒められるかもしれません。

 

 

 

 

 

何も考えず、ただ声を出している時の

 

数倍、上達の速度は上がるはずです。

 

 

 

 

 

 

でも、これ、意外と難しいんです。

 

 

歌い始めると、初心者は、必ず、音が下降するのと同時に

眉毛も、額の感覚も、抜けてしまいます。

 

 

 

落とさないように、頑張ってみましょう!

 

 

 

 

http://www.studio-vibes.jp/    山田 容子

 

 

 

発声の事で、質問のある方は

 

どしどし、コメントかメールください。

 

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