自分の声を録音してみたら・・・
「 声がこもっている 」と感じる方も多いはず
「 声がこもっている 」とは
一体どういう状態なんでしょうか?
ほお骨から上の筋肉(額までを含む)
をあまり使わず
主に 下顎に重心が落ちた状態だと言えます。
昔クレヨンしんちゃんが流行した頃、
子供たちはこぞってしんちゃんの声を真似しました
しんちゃんの声こそこもった声の代表かな?
と思います。
(しんちゃんの場合はこもっていても
声が前に出ているので、
アニメだと個性的でとても良いのですが・・・)
私も学生の頃、大人のJAZZの低音にあこがれて
低音を無理やり出そうとして2年程の間
こもった声になってしまい
自分の声が嫌で困った経験があります。
こもった声は、
◇ 録音してみると高音がフラット
(低くなっている)しがち。
◇ アンサンブルやデュエットなんかをしてみても
他の人の声と混ざりにくい。
◇ カラオケと一緒にレコーディングしてみると、
カラオケに声がとけず声が浮いてしまう。
◇ 動きが重くなり、細かい音やリズムについて行けない、
リズム音痴。
以上のよになってしまう事が多く、あまり良い事がありませんね
こもっている状態を発声的に表現すると、
先ほどもちょっと触れましたが
鼻から下、首から上の狭い範囲の筋肉を
中心に発声した状態です。
特に重心が顎に落ちていて、
力が入っている場合が多いのです
治し方は色々ありますが、
1つご紹介いたしますね。
①
ペンを横にして
鼻の下あたりに 床に平行に 持つ
(顔から8cmほど離して)
②
このペンの上に響かせるようにして好きな曲を歌ってみて下さい。
徐々にこもった状態から 脱出できるでしょう。
眉を上げて行うと、さらに効果的です。
もう少し 踏み込んだトレーニングとしては
鼻から上の 頬や額の筋肉を上にあげながら 頭声(ファルセット)
を出すトレーニングを根気良く続ける事です
こもった声は
低い声を地声で出す練習ばかりやっていたり
普段、無表情であったりすると又ぶり返します
要注意です。
頬骨あたりと眉毛を上に上げて 裏声を出すトレーニングで
こもり声は 治ります
根気良くがんばりましょう。
こもってしまって、通らない声の場合は
先日アップしたこちらを読んでみてくださいね。
http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrypreview.do
本日のブログは、2013年頃の
ココログからのお引越し記事です、すでに読んだ方は
ごめんなさい。