ぼ~としている人って 「心ここに在らず」に見えます。

以前は私もよくその状態になっていたように思います。

考えていないのでもなく 何処かに行っているような

今こうして ここにいる時とは全く違う自分ですからね。

 

まさに 動き出した思考がそこで止まっている状態だ。

読書中に目は文字を追っていても 意識は他の何か

に向いていて 何ページかが過ぎて気付くのと同じだ。

意識的な 思考を手放した状態で待つ体験とは違う。

自分では考えていると思えないのがその証でもある。

今には無いことに意識の先が行ったきりで戻らない。

それ故 過去の体験を驚くほど鮮明に語る者もいる。

まるで 今にその記録映像を見ているかのようにね。

まさしく それも鍛錬を重ね開花した能力のひとつだ。

そうやって 今を過去で塗り潰すうちに何が解るか?

それは 「何が本当かを知れずにいたから 悪戦苦闘

を繰り返しても仕方がなかった」という自分の真実だ。

「腑に落ちていない過去に本当は無い」という諦めだ。

そこまでいけば すでに今を安心して楽しんでいるよ。

過去を見なくても 過去に在るのは今にも在るからね。

 

2010-07-06

「心ここに在らず」 より

↑リンク↑