こんにちは♪


只今『自分を表現すること』『世の中に自分を見せていくこと』の筋トレしてます!髙木悠華(たかきゆか)です


先日、人生で初めてじゃないか?って思えた『家族』というものを感じることが出来た一日を振り返ります


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私は、苦しんできた家庭環境のことがあって、今までの人生で家族との繋がりをあまり感じれずに生きてきました


それが根っこにあるので、いろいろ拗らせてきたのは自覚しています


家族との繋がりがわからないので、数年前まで人付き合いもどうしたら良いか正直よくわからず不安が多かった


他人軸で自分責めが酷かったから


それでずっと苦しんできました


早くから母子家庭で育ったので、特に父との関係は小学生の途中で止まっていて


それがあってか、パートナーシップ異性との関係を築いていくのがよくわからなかった



それでも恋愛は普通にしてきました


付き合った方々との関係もわりと長く続いていたのです


一見、問題ないように見えるかもしれません


私のパートナーシップでの問題は


関係が盛り上がってからのその先、落ち着いた関係が「よくわからない」のです


上がっていって、下がっていくことしかわからない


創造と破壊しかわからず 維持がわからない


なので常に不安を抱えたまま お付き合いしていました


でもその頃はまさか、父との関係が根底にあったなんて考えもしなかったのです


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去年私は かめちゃんこと亀井弘喜さんが教えている『ホリスティックライフコーチング』というコーチングを学び始めました


その第一回目の講義で、講師かめちゃんのコーチングのデモストレーションを受けた私


クライアント役の私の話しは、お金の不安や雇われる働き方をやめたいとか、そんな内容から始めたと思います


それが最終的には「父に会うという行動を起こす」に着地しました


かめちゃんから、「過去を癒すセラピーなどを受けるより、父に会う行動が一気に問題解消になるかもしれないよ」と言われて、それを試してみたいと思ったのです


『行動は一番の近道』ですもんね


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もう十数年も会ってなかった父


年に一回、父の誕生日に恐る恐る電話をかけて


お互い簡単なやり取りをして電話を切る


それを数年続けていただけの関係性でした



去年5月の父の誕生日


電話で初めて父が「ひとりになって家族との絆や繋がりが大切だと気付いた」と言ったのです


それを聞いた私は、父もいろいろ辛かったのだと理解しました



それから弟とも連絡をして、

「お父さんに会いにいってみるのもいいね」とやり取り


だけど、なかなかそれは現実味を帯びず


まだ先の話だよねと、そのままになっていたのです


それがコーチングを受けて、

すぐに実行に移したくなり、弟と父に連絡


早速3人で会うことになったのです

再会する場所に選んだのは久留米の『古民家レストランHaze』さん。ベジタリアン・チャンス・ジャパン優勝の平田シェフが創るマクロビフレンチ!私のお気に入りのお店です♡


実は弟と私は、特別仲良くもなく、だからと言って仲悪くもない兄弟関係


子供時代、お互いに家庭環境で溜め込んだストレスの捌け口先として、どうにもならない感情をぶつけて傷つけ合っていた頃があったからだと思う


そのままそのことについてお互い語り合うこともなく、気付けば大人になっていました


ここ数年は、お互いの誕生日と年始の挨拶、必要な時だけ連絡を取り合う関係性でした


それが父と3人で会った後、さらに距離が縮まるような出来事が起きて(今回は割愛させていただきます)


弟との関係もだんだんと構築されていったのです


最近は相談事で弟の方から連絡をくれたり、(人に頼ることの練習中の)私が困った時に連絡入れたりと、コミュニケーションが増えていきました



そして、今年の父の誕生日は


弟の提案で、弟のお家に父を呼んでお祝いをすることになったのです


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東京の大手ITでシステムエンジニアとして働いていた弟は数年前、結婚を機に福岡に帰ってきました


お家も建てて、去年は子どもも生まれた


なのに、まだお家にも行けてなかったし、私の初の甥っ子にも会っていないままでした


「遊びに来てね」と何度か声を掛けてもらっていたのですが


母とお嫁さんの関係があまり上手くいってないこともあって、遠慮していたんです


そこには「母と同じように見られているかもしれない」という怖れ思い込みもあったかもしれません



父の誕生日当日


弟の提案で父より早めに弟のお家に行くことに。


弟とお嫁さん、私の3人で初めてゆっくり話しました


父のことや母のこと、


今まで離れていた距離がギュッと縮まった感じになりました


初の甥っ子にも会えて


抱っこして

弟のお嫁さんが撮ってくれた なかなかいい笑顔してるな私


それから駅まで父を迎えに行き


5人で向かったのは近くのレストラン


弟とお嫁さんが普段の食事がベジタリアンの私の事を配慮してくれて



ベジタリアンメニューを選べるお店を予約していてくれました

ベジハンバーグ 柔らかくてジューシーで美味しかった♡何気に弟もベジハンバーグを選んでいて、更に嬉しかった♪

地元のお野菜をたくさん扱ってるみたい


父との久しぶりの会話


ずっと父は宇宙人なんじゃないかと思っていたから


思い切って聞いてみた


「この星に馴染めてない感じあったよね?」


「そうそう!」


「やっと最近、時代が追いついてきた感じがあるでしょ?」


「そうそう!」


「やっぱり!」


父とは結構共通点も多くて、

初めて仲間を見つけた感覚にもなった


そんな父の古希祝い


長く喫茶店経営をしてきて、自営業一筋でやっていたのに、50代で店を閉じ、

心機一転、新しい土地に移り住んで、今はスーパーの鮮魚店で働いている


「カフェをやりたいね」とまだ夢ももっている


父からは『自分の人生を楽しむ』ありのままの姿を見せてもらってる気がします


食事を済ませて弟のお家に戻り、今度はケーキタイム♪


福岡市内のお花屋さんにあるショーケース内で販売しているヴィーガンケーキのお店『フォーチュンキッチン』さんのケーキを弟とお嫁さんが用意してくれていた


金沢旅行にハマっている父には九谷焼のマグカップを3人からプレゼント


そして初めて5人で団欒の時を過ごしたのでした


初めて気付いたのは


父は子どもが好きだし、あやすのが上手い!


私もこんなふうに父から接してもらっていたんだ


私の知ってる今までの父は母のフィルター越しに見た父だった


会ったら全然違ってた


子どもが好きだし、愛があるし、子どもと一緒に何でも楽しめる純粋さを持っている


確実に私の中で父が書き換わった1日だった


そして、弟や弟のお嫁さんとの関係もあたたかいものになった


初の甥っ子も私の中で大切にしたい存在になった


「家族っていいな」


素直にそう思えた初めての感覚だった


私はこうやってまた新しい『家族』というページをこれからも増やしていくんだろう


そう確信した 最近の出来事だった