ニュージーランドへ越してきて、

早8か月。

 

最初に住んだ家は、

先にこっちに住んでいた旦那くんが

見つけておいてくれた古い家。

 

もう取り壊しも決まっていて、

契約も3カ月ごとしかできない。

 

傷んでボロボロのところの多々あり、

壁の中はネズミが走る音が聞こえる・・・ガーン

そんな家でした。

(かろうじて家の中には出てこなかった)

 

旦那くんの仕事か子どもの学校がはっきりしたら、

どちらかの近くに引っ越したいと思っていたんだけど…

ようやく子どもが地元の学校に通い始めたので、

家探しを始めたのが3月。

 

その過程で、

偶然か必然か紆余曲折ありつつ、

思った以上の理想的な家に、

今住んでいる照れ

 

その過程で起きた「現実創造」を

4つのステップに分けて

振り返ってみる。

 

見出しは以下の通り。

 

1.私が欲しいものは何?

2.これは嫌!じゃあどうだったらいい?

3.妥協せず、焦らず、待つ。

4.ピンと来たらすぐ動く!!

 

1.私が欲しいものは何?

家探しを始めたといっても、
私はもっぱら見に行くの専門。
 
インターネットで物件を探すのは
旦那くんにお任せ。
 
情報は英語だし、
思い立ったらすぐ行動する行動派の彼は
こういうときには頼りになる。
 
まずは彼が見つけてきた物件を
片っ端から見に行った。
 
最初に見に行った家は広い庭、
ログハウスっぽい雰囲気、
広い一体型のLDKと
新しいキッチンがよかった。
でもベッドルームは小さく、
収納がほとんど無い。
バスタブも無かった。
 
お次は2階建てのメゾネット風の家で、
都会的だけど同じくバスタブがない。
 
そう、最初の頃は
バスタブ有りという条件が
必須なのか自分の中で揺らいでいた。
 
いや、本音に聞けば即答で有り!
なんだけど、
値段とか見つけやすさとかを考えて、
「どっちでもいいかな~」という
スタンスをとっていた私。
 
最初に見た家なんか、
キッチンがあまりに良すぎて、
バスタブ無しでも有りなんじゃないか、
というところまで行っていた。
 
でもそこで立ち止まり、
よくよくそのことについて考えてみた。
 
今でも2日に一度はバスタブにお湯をためて入るし、
これから冬になるというのに
シャワーだけで乗りきれるのか…
 
イヤ、無理でしょ!
バスタブは必須でしょ!!
という結論に至った。
 
普通そんなの当たり前じゃん~
と思うかもしれない。
でもいろいろなことを考えすぎて、
自分のキャパがわからなくなることが
私はよくある。
 
今回は実際に家を見始めて、
ここに住んだら・・・と生活を想像したり、
物件を契約する臨場感を感じることで、
より明確に自分のwantをつかむことができた。
 

2.これは嫌!じゃあどうだったらいい?

それからもいくつもの物件を見るにつれ、

これは絶対嫌だ

と強く思うものに出会った。

 

それは、キッチンが家の裏側にポツンと

隔離されてるような家。

古い物件に多いこのレイアウト。

リビングからかなり離れたところに、

ポツンとある閉鎖的なキッチンっていったい…

 

そういう家は、

他の条件がどんなに良くても無いわー。

とすぐ思えた。

 

もともと開放的な広いスペースが好きで、

できればLDKひとつの空間にあるのがいい。

そしてキッチンは家の真ん中にないと!

これは必須と言ってしまうと

条件が厳しすぎちゃうかもしれないのだけど、

私の中では確固たる理想像であることがわかった。

 

3.妥協せず、焦らず、待つ。

そんな家探し中、

ひとつ良さげだな~と思う家がみつかった。

 

今住んでいる家と

ほとんど同じくらいの大きさだけど、

すべてが少しずつ良くなった感じの家だった。

 

小さいけれど、

気持ちの良い家、

という感じ。

 

見に行って好印象だったので、

旦那くんにそう言ったけど、

何故か彼にはピンとこなかったみたい。

 

せっかく引っ越すのに、

今とあんまり変わらないんじゃ

ワクワク感が足りない、らしい。

 

た、確かにワクワクするような

素晴らしい物件ではない。

でも私たちの細かな条件を満たすし、

手ごろな物件だったので、

私はここで契約したい!と思った。

 

何度かそう言ったけど、

旦那くんには響かず、

ここはすぐ他の人に決まってしまった。

 

この時の私の気持ちは、

もう引っ越しシーズンも終わっちゃうし、

そうするとどんどんいい物件無くなっちゃうよ!

いい家に引っ越せなかったらお前のせいだぞプンプン

ってな感じでした。

 

4.ピンと来たらすぐ動く!!

その後も、いい感じの家が決まりかけたのに、

オーナーの意向でダメになったりして、

家探しは難航。

 

もう残念な思いを何度か味わって

うんざりしかけたころ・・・

 

旦那くんがネットで見つけた家の写真を、

見た瞬間にかなりテンションが上がった。

 

それは、バスタブの上に天窓のある

バスルームの写真。

 

 

え!?ナニコレ!

こんな家があるのー!!

 

テンションが上がってみた次の写真に、

さらにビックリ!!

 

 

リビングの真ん中にどどーんと鎮座する

カウンターキッチンラブ!!

 

どこまでも私の理想に近い!!

 

私のテンションの上がりっぷりを目にした旦那君は

すぐさま仲介業者に連絡。

 

内見が決まったそのタイミングで、

ニュージーランド政府が、

コロナウィルスへの警戒態勢を

レベル4に引き上げることを発表。

 

なんどその内見は延期となってしまったのだ。

 

そこからがすごかった。

しぶとい性格の旦那くんは、

かなり気に入ったらからと仲介業者に食い下がり、

個別の内見が実現。

ロックダウンになる前日に内見でき、

無事契約となったのでした。

 

ただ、レベル4になったとたんに

すべての引っ越しが凍結され、

ロックダウン中は

あの古い家で壁の中のネズミ君たちと

しのぐことに…

 

さて、かくして無事引っ越したわけですが、

今回の現実創造をまとめてみると…

 

1.私が欲しいものは何?

  まずは望むよね。そしてここで大事なことは

  カジュアルに動くこと!!!

  動くことで次のステップに行けるよ。

 

2.これは嫌!じゃあどうだったらいい?

  そしてもちろん、

  はじめからピッタリのものが

  手に入ることはあまりない。

  それでいいんです。

  ここで大事なのは、

  どんどん自分の好みを細分化していくこと!

  

3.妥協せず、焦らず、待つ。

  なかなか手に入らないと焦るよね。

  そうすると妥協したくなるよね。

  でも私たちは不安か信頼かを

  常に選んでいるんだ、

  ということを思い出して、

  信頼を選んで待つ。頭の中はベローンと!

 

4.ピンと来たらすぐ動く!!

  そして待つだけじゃなく、

  やっぱり行動も大事だね。

  ピンときたなら、

  その自分の感覚を信頼して動く!

  一回ダメでも粘り強く動く!

 

こうして振り返ると、

旦那くんの、

現実創造における行動力に驚かされる。

でも望んだり好みを細分化するのは

私の方が得意かな。

 

今回は2人の共同創造だったことが

よくわかる。

(1と4旦那、2と3私)

 

これを一人でできるようになると、

かなり現実がスムーズに進むんだろうな照れ

 

ズバリ、

私に必要なのは行動力です、

はい。