アメブロの更新は大変ご無沙汰となってしまいました。
それでも今回は、とても嬉しいお知らせの元、アメブロを更新することができて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
2016年12月29日。
TAIJIさんのサイパンでの死亡事故に関してのお知らせが、公式サイトにて発表されました。
公式サイトはこちらからご確認下さい。
このブログは、TAIJIさんのサイパンでの死亡事故を受けて、内縁の妻の赤塚さんを発起人とした署名活動を応援する、TAIJIさんのファンが自発的に立ち上げたブログです。
こちらの更新を反映させている、ツイッターアカウントも同様に、TAIJIさんのファンが自発的に立ち上げたアカウントです。
大変光栄なことに、TAIJIさんの事件に特化した「TAIJI The Voiceless Truth」では、ツイッターアカウントを「Support」(応援者)としてご紹介頂いています。
何が言いたいかというと、私たちはあくまでファンの一部に過ぎず、決して内部の関係者でも、先方と気楽に気軽に連絡を取る友人同士でもないということです。
そのため、オフィシャルサイトに記載されている内容をこちらに転載することは控えさせて頂きます。
大変お手数ですが、リンク先よりオフィシャルサイトをご確認いただきたく思います。
今回の件を受けて、私たちが感じたことを少しだけお伝えしたく、ブログを更新しました。
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「本当によかった」
それが最初の感想です。
私たちは3年前の夏、赤塚さんの呼びかけでTAIJIさんの署名活動を少しでも多くの方々に知ってもらおうと、チラシ配布活動を行う目的で集まりました。
あっという間の3年でした。
しかし、その3年間で色んなことがあったように、今になれば感じています。
ツイッターでの拡散活動を通じて。
「実は私の家族も同じように海外で死亡事故があったにも関わらず、まともに捜査(調査)をしてもらえていません。お気持ちには共感しますので、私も署名をさせて下さい」
このようなリプライ等を頂いた方は1人や2人ではありませんでした。
そして、リプライを頂かないでも、ネット検索をすると多くの日本人が海外での怪我や死亡事故で大変な想いをしていることが見えてきました。
「この署名活動はTAIJIさんのためだけではない。日本人のために必要なことなんだ」と思うことも多くなり、アカウントやブログの運営をしてきたつもりです。
2014年には、芸能ジャーナリストの渡邉裕二さんのご尽力の元、ニコ生中継も行ったTAIJIさんの死亡事件を振り返るイベントを行って下さいました。
そこでTAIJIさんの事件について、「そんなことが起きていたのか」と、初めて知った方々も多かったのではないかと思えました。
2015年には、渡邉さんが再度、TAIJIさんの事件を取り上げたイベントを開催して下さり、赤塚さんによる、TAIJIさんの事件に関することや、赤塚さんがTAIJIさんと共に過ごした時間についての手記でもある「TAIJI-沢田泰司-」が出版されました。
また、X JAPANの活動においても、TAIJIさんのことを改めて「今でも大切なメンバーであり、X JAPANは7人でX JAPANだ」と、2015年の紅白歌合戦では、TAIJIさんのベースがX JAPAN出演時のステージに飾られたり、2016年10月のVisual Japan Summitの最終日には、TAIJIさんのベースを持ったYOSHIKIさんが登場したり…。
そして、2016年7月には、TAIJIさんもよく足を運んでいたお店、赤坂の「J ROCK CAFE」にて、TAIJIさんのイベントが開催されました。
TAIJIさんのことについて、どうしても最初は死亡事件、署名活動など、暗い印象の話題も多かったことは否めないと思いますが、ここ最近は、本来の「ミュージシャン沢田泰司」がしっかり多くの方々に再度印象付けられるようになったのではないか、と思えてなりません。
中には遅々として進捗が見えない、署名活動の動きにやきもきしていた方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、たったの3年。
たったの3年で、署名活動の目標の数字でもある「1万人」を達成する前に、TAIJIさんの件を「在サイパン領事事務所及び外務省へ委ねる」という状態に動かすことが出来たのは、本当に大きな動きであり、署名の提出先でもある「外務大臣」のいる外務省からのご理解を頂けたということは、署名活動の成果が実を結んだということだと、私たちは捉えています。
署名活動へご協力、ご理解を頂きました皆様、本当にありがとうございました。
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このブログを書いている者が、この署名活動への協力を通じて感じたことを書かせて頂きます。
私は、TAIJIさんのファンでしかありませんが…。
そのTAIJIさんを通じて知り合うことが出来た赤塚さんの姿をイベントの機会等を通じて拝見していて感じた事は…。
一人の人を、その姿が地上になくとも想うという、無償の愛情。
守るべきをしっかり守るんだ、という覚悟。
そして、協力してくれる人、協力をお願いしたい先を信じること。
それらに共通する「強さ」と「美しさ」を、いつも感じていました。
TAIJIさんと赤塚さんの存在を通じて、人間が本来しっかりと持っている、精神的な「強さ」と「美しさ」、それは恐らく「愛」という言葉で表現されるのでしょうけど、その「愛」のあり方について、心を洗われるような気持ちになりました。
もし、自分が大切に想う人が、TAIJIさんのような亡くなり方をして。
正当な権利、人権を求めて声を上げているだけにも関わらず。
謂われなき攻撃を受けたり、憶測や嫉妬など様々な感情から、あり方を勝手に決めつけられたり…。
周囲からも距離を置かれてしまうなどの状況があっても、それでもなお、自分の信じた道を、願いを叶えるために、愚直に進んで行く「勇気」と「覚悟」、そして「強さ」をどれだけの人が持てるのだろうか…。
そして私自身、そこまで真剣に、血縁以外の他の誰かに対して気持ちを傾けてきたことがあっただろうか。
そして、なりふり構わず、「私はこうしたい!」と強く想い、願い、行動することが出来るような、大きな目標に向かって歩むこと、学ぶことをしてきただろうか。
そう思った時に、私自身の人生は、まだまだ浅いものでしかないと感じることもありました。
「私には出来ない」というつもりはありませんでした。
「それならば、私はTAIJIさんのファンとして、何が出来るだろうか」
「その命を呈して、大きな気づきを与えてくれたTAIJIさんに対して、恩返しをするのならば、私自身は後悔がないよう、しっかりと自分の人生を歩むことなのかもしれない。
しっかりと、自分を諦めることなく、生きていかなければならないのかもしれない。
だとしたら、私はこれからどのように生きていけばいいのだろう。」
そのように思うことが多くなりました。
私なりに徐々に出てきた答えや未来はここに書くことではないので割愛いたしますが、本当にTAIJIさんの署名活動の情報拡散のためのチラシ配布活動に参加したこと、赤塚さんと知り合い、ファンの一人として微力ながら協力が出来たことは、私の人生に大きな影響があったように感じています。
こちらのブログをお読みの皆さんにも、それぞれの人生や生活など、何かしらの気づきやヒントがあったような署名活動であり、今回の結果だったとしたら…。
それはきっと、天国のTAIJIさんからのメッセージかもしれません。
ファンの心の中にTAIJIさんは生き続けます。
そしてファン想いで優しいTAIJIさんのことですから、適したメッセージを届けてくれることも厭わないでしょう。
これからもTAIJIさんの音楽を、存在を、偉大さを、ファンの力で語り継いで行きたいですね!