ダラダラ話す・・・どうやって治す? | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

昨日もメディアトレーニングで!
たくさんの「明日のスター」たちに出会いました。

みんな、自分の生き方貫いてる!カッコいい!
そんな方々に会えるのが毎回とても楽しみです。
だって、やっぱり全身にそのパワーが出てるから!ヾ(@°▽°@)ノ

こんな悩みを受けました。

「ダラダラ話してしまうんです〜」

そうですよね、ほんと、この悩み、もうスピーチプレゼンの「2大お悩み」のひとつです。

1)緊張してしまう
2)ダラダラ話す

さて、今回は 2)の対応策です。

ステップとしては、


✔️自分の「ダラダラ度」を明確に把握する
✔️対応策に乗り出す

対応策とは、ダラダラではない状態、つまり、「簡潔に話せている状態」との違いを把握することです!


まずは、いかに自分がダラダラ長く、切れ悪く、決断なしに話し続けているか、それを
明らかに把握しなくちゃいけません。

自分が実際に人前で話している音声を録音します。

やだ〜聞くの・・・そうです、みんな嫌い。でも、これをやります。

で、それを、一字一句、書き取る。
句読点も、バッチリ入れる。
話している時には句読点的な休みがないとしても
文章とした時に入るべきであれば、句読点を入れてください。

ひえ〜 こんなにダラリン話してるんだあ〜

きっと嫌になるでしょう。

それが目的です。

ダラダラ話していると「。」(句点:まる)が出てくるまでに、たくさんの「、」(読点:てん)が
あることでしょう。

いくつありましたか?

3つ? それ以上?

それはもうダラダラ!です。です。

簡潔に話すには、一つの文章の中に「、」は2つまで!!!
すると、簡潔な状態になります。


(A)ダラダラな例

「先週、旅行に行きまして、そこでいろんなものを食べたんですが、
一番美味しかったのは、お蕎麦。
で、どんな蕎麦かというと、まあ〜、蕎麦粉自体がすごく新鮮で、だから、美味しいのは当然だったんですね。」


(B)簡潔な例

「先週、旅行に行きました。
そこで、いろんなものを食べました。
一番美味しかったのは、お蕎麦です。
どんな蕎麦かというと、まあ〜、蕎麦粉自体がすごく新鮮でした。
だから、美味しいのは当然だったんですね。」

ほ〜ら、スッキリ。

でも、もっと良くなる。

(C)さらに簡潔な例

「先週、旅行に行きました。
いろんなものを食べましたが、一番美味しかったのは、お蕎麦!
蕎麦粉がすごく新鮮でした!また行きたい!です!」

一文を簡潔に話すと、言葉がすっきり、頭がすっきり、だから、
(C)のように、一番言いたかった思い(「また行きたい」)が咄嗟に浮かんで言葉にできる、
そんなマジカルな体験ができます。


余計な言葉を捨てて捨てて、
どんどん削ぎ落としていくと、
あら〜不思議、本当に言いたかった言葉が出てきます。

ダラダラ話すのは、実は自分の本当の気持ちを煙に巻いて隠しているのかもしれません。

( ´艸`) ヤダ〜ッ

ぜひ、やってみてください^^


蕎麦の写真が見つからず・・・少し前の出張先で買った、気絶しそうに美味しかったプリン^^!
また食べたい〜!