聞き手を魅き付けるツカミ<ゆるめ編> | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

秋晴れです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




さて本題の ツカミ。 

どうもこれを片仮名で表記するのはしっくり来ないのだが、つい

既に<ベーシック編>そして<進化編>を書いておりますが、
なんで今頃<ゆるめ編>

ゆるめ

ゆる~く入る、というやつですヨ


これ、私個人的にはあまり得意とは言えない ツカミ手法です
激しい性格に合っていないせいか ^^;


なんで3回目の今になって<ゆるめ>かというと、
あまりビジネスっぽくないからです

ズバ!ガーン!スパーン!というのとは反対ですから

しかし 知っておくと結構便利
ちょっとした宴会での挨拶や
もちろん結婚式の祝辞でもいいでしょうし

いわゆる一般使用向け、です。

ベーシック、 進化、それに併せてこれが持てれば三方良し 



するりと ゆるりと 入ります
声の大きさも
気持ちも

内容は 
例えば

・お天気のこと
・時事ネタ
・ご当地ネタ(話をする地域の)
・ついさっき あるいは その日に合った出来事
・身の回りの人のこと(家族や仕事仲間、話す直前に会った人など)

なんだ、当たり前のことね 

そうです
まるで 立ち話しているかのような感じで

例えそこがステージであっても
会議室であっても
まるで 日常そのままを 話す場と地続きにしてみる


バクバクドキドキ緊張していたら、やりにくいです 

人前で話すことが日常化していたら、結構面白く工夫できます


・・・ということは 実は高等技術である、とも言えますね^^;



やるぞ~話すぞ~伝えるぞ~ という熱血タイプの方には、逆に難しいかも。



ゆる~く話し始めてくれるわけですから
聞き手は
なんとな~く安心みたいな感じで聞き始められます

インパクトとは反対の「明朗」「安心」「特別ではない」「普段着」的な感じです


このように
ゆるくスタートすると
話す場が 最初から弛緩しますから
ずばっと何か言い切ったり 聞き手の心を揺り動かし行動を起こす!というのには向きません。


聞き手には
 
あはは おもしろいね 
まあ いい感じ
へえ なるほど
ほお そうですか

みたいなレベルの「感想」が引き起こされるでしょう

先ほども書きましたが
会社の仕事で、というよりは
地域や勉強会などのコミュニティーなどで
気の効いた話をしたいなあといったような場ではグッド


ゆるい 穏やか 楽しい いい感じに、する~っと話し手の世界に入っていける~


まさに落語の枕は こういうツカミですね。


ツカミ、3種書いてみました。場に応じて使い分けてくださいませ。


おあとがよろしいようで♩ m(_ _)m



森 裕喜子