知っておきたいマイクの持ち方 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

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スピーチの際、どんな風にマイクを持っていらっしゃいますか?

持ち方など、気にしたことがないという方も多いのではないでしょうか。
ですが、マイクとご自身の関係性、実は侮れません。
話し方まで変わってしまいます。

よく見かける持ち方をご紹介しましょう。

>良い持ち方(一般的な持ち方)

マイクの胴体部を真っすぐにし、胴体部中央あたりを片手でしっかりと握ります。
マイクはある程度の重さがあるので、指先だけで持つのは不安定。
手の平でしっかりと包んで、持ちます。

体の姿勢がしゃんとしていれば、自然とこの持ち方になるはずです。


>ロック持ち

ハンドマイクの音を拾う「頭部」のすぐ下、胴体部の上部をグッと握りしめる持ち方。
パワーに溢れている感じ、まるでロックスターのような雰囲気がするので
「ロック持ち」と名付けました。
 
この持ち方ですと、テンションが高くなり、落ち着かない話し方になります。
安定や信頼感を出したいビジネスシーンには、ちょっと合いません。

逆に、元気な大学生、若いベンチャー企業の方であれば、
お姿に勢いを感じさせます。


>ぶりっ子持ち

名称が少々子供っぽくて恐縮です。
両手で大切そうにマイクを持つため、小さく、弱い印象を与えます。

遠慮したい気持ちが見え隠れします。
(緊張しています、どうしよう、話せるだろうか・・・)
そんなメッセージが発せられてしまう可能性大。

堂々たるリーダーには、相応しくありません。


下記動画でも、持ち方を説明しています。( Youtube動画)
画像をクリックしてください。


マイクは口元からコブシ一個分くらい離すと、うまく音が入ります。
この持ち方なら、
マイクが口元を隠さないので、お顔がよく見え、写真に映えます。


マイクはスピーチの「良き友」。
叩いたり、引っ張ったりしないよう・・・どうぞ大切に扱ってください。



森 裕喜子