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スピーチの際、どんな風にマイクを持っていらっしゃいますか?
持ち方など、気にしたことがないという方も多いのではないでしょうか。
ですが、マイクとご自身の関係性、実は侮れません。
話し方まで変わってしまいます。
よく見かける持ち方をご紹介しましょう。
>良い持ち方(一般的な持ち方)
マイクの胴体部を真っすぐにし、胴体部中央あたりを片手でしっかりと握ります。
マイクはある程度の重さがあるので、指先だけで持つのは不安定。
手の平でしっかりと包んで、持ちます。
体の姿勢がしゃんとしていれば、自然とこの持ち方になるはずです。
>ロック持ち
ハンドマイクの音を拾う「頭部」のすぐ下、胴体部の上部をグッと握りしめる持ち方。
パワーに溢れている感じ、まるでロックスターのような雰囲気がするので
「ロック持ち」と名付けました。
この持ち方ですと、テンションが高くなり、落ち着かない話し方になります。
安定や信頼感を出したいビジネスシーンには、ちょっと合いません。
逆に、元気な大学生、若いベンチャー企業の方であれば、
お姿に勢いを感じさせます。
>ぶりっ子持ち
名称が少々子供っぽくて恐縮です。
両手で大切そうにマイクを持つため、小さく、弱い印象を与えます。
遠慮したい気持ちが見え隠れします。
(緊張しています、どうしよう、話せるだろうか・・・)
そんなメッセージが発せられてしまう可能性大。
堂々たるリーダーには、相応しくありません。
マイクは口元からコブシ一個分くらい離すと、うまく音が入ります。
この持ち方なら、
マイクが口元を隠さないので、お顔がよく見え、写真に映えます。
マイクはスピーチの「良き友」。
叩いたり、引っ張ったりしないよう・・・どうぞ大切に扱ってください。
森 裕喜子