声イコール、呼吸である。
これは、かの権威、米山先生も仰っている。
米山先生から話が飛ぶが、
ヘレン・メリルは、
息のコントロールが本当にすごい。
ヘレン・メリルは、かの有名なジャズシンガーである。相当に古い時代だが。。。
いまでも現役。
伝説のジャズシンガーで、まだこの世におられる現役の歌手は、彼女ひとりくらいじゃないか。
10年以上も前にブルーノート東京に彼女のライブを観に行ったが、
あまりの!姿の変容振りと~あたりまえだけど~
また、声の出なさ加減に、驚いてしまった。
伝説のハスキーボイスは、もうどうやっても声にならないくらいの、水分ゼロな感じ・・・
しかし、昔の音源を引っ張り出せば、あの声はいつでの蘇るのである。
breathがwell-controlledな歌声は、本当に心地よい。
歌い手の息づかいは、聞き手の耳から入って聞き手にミラーリングされるので、
聞いているだけで、その心地よさが「うつる」のである。
これほどまでに息づかいが「個性的」で「すごい」歌手は、どこにもいないのである。
土曜なのにパソコン仕事でくたびれた脳みそに、
突然彼女の歌声が蘇った。
シェアいたします。
ああ、呼吸よ~~~ッ!!!
この歌です。
Bye Bye Blackbird
絶妙なフレージングに、ぐうの音も出ない。
http://www.youtube.com/watch?v=S3T7f4Een-s
土曜日は、昼間っからジャズだなあ。。。。^^
森 裕喜子