たまたま、映画をみつけました。
すごい!
これは、
人前で話すのが苦手だ~なんて仰る方は、
もう絶対見ないといけません!
う~ん。
もう「伝わる言葉は~」なんて言ってるのが甘っちょろくなってしまうような・・・
う~ん、本当に、人前で自分の意見を堂々と言うことは、こんなにもすごいことだったんだ!と
再認識する映画。
「話す」といっても、スピーチではなくディベートがテーマの映画ですが、
「言葉のチカラ」に大変感動しました。
”The Great Debaters” 栄光の教室
実話だそうです・・・。
なぜこうも人の心に訴える言葉を発することが出来るのか?
この映画の主人公たちにとって、
ディベートの場で話すことは、生きることそのもの、生きる権利を勝ち取る場。
生きるために、必要なのです。
だから、ここまですごい。
といっても、
それをお涙頂戴の浪花節パワーで押し切るだけではなく、
しっかりクールヘッドに、論理がある。
ディベートですから、それなしには出来ません。
ゆえに、大変戦略的に言葉を発しているのです。
つまり、
①内容の力強さと戦略性
②それを伝えるために充分な話し方
がある!
①について、さらに分析。
(私はディベート専門家ではないので、ここでは「話す」にフォーカスして、スピーチ的に分析)
納得させられるスピーチや発言には、よく使われている、ある共通の手法があります。
・聖書や教典、著名な作品~ギリシャローマ時代から近代まで~からの引用
・歴史~過去に実際に起きた出来事~になぞられる
いまここで伝えようとしている「物事」に対して
自分ひとりが考える理由や意味付け、分析を言うのではなく、
上記のような”誰しもが納得する圧倒的ファクト”を引き合いに出して、
その「物事」に掛け合わせる。
私はこれを、
「離れたものを掛け合わせる手法」
と呼んでいます。
独りよがりの裏付けや考えだけではないので、
圧倒的に、いま、ここで言いたい事柄に、パワーが生まれます。
これが瞬時に出来るようになれば、本当にすごい。
歴史を学び、本から学ぶ。
あたり前の勉強法ですが、改めてそれが重要ですね。。。。
それも、暗唱できるほど、理解していること。
身につまされます!
この映画、いまなら
皆さんも無料でご覧になれます(2013年1月21日まで)。
是非どうぞ。
”The Great Debaters” 栄光の教室
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v00589/v1000000000000005713/?list_id=391976&sc_i=gym082
JUDY