第一印象を上げる | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


第一印象は、良い方が良い。

けれども、
第一印象を上げるために、
本来の自分らしさから離れて、別の自分を作り込もうとしてはいけない。

なぜならば、
必ず無理していることが伝わってしまうから。


第一印象を上げるためには、
自分を作り込むより、
自分本来の、隠していたかもしれないすばらしさを見せる方がよい。


つまり、何か新しいものを足して行く考え方ではなく、
余計なものをどんどん捨てて行く。



自分らしさとは縁のない新しいものを取り入れようとすれば、必ず無理が出る。

その無理は「呼吸」に現れる。

すると、声に影響し、話し方に影響し、立ち居振る舞いに影響する。



自分らしくない「無理」は、明らかに表面に出現する。


もちろん、相手はそこまで分析することはないが、感じるのである。
「なんだからわからないが、この人には違和感があるな」というように。


なぜそう感じる事ができるのか?

人は互いに写し合うからである。


無理をしている人を目の前にすれば、
「無理していることの居心地の良くない感覚」が伝わってくる。
なんとなくスッキリしない、違和感、ひどくなると嫌悪にすら転化する。


第一印象を上げる必要がある機会は、
実際、仕事上でも、プライベートでも、かなりの頻度で訪れる。

無理をして自分らしくない方向に行くのではなく、
恥ずかしさや照れ、余計な遠慮を捨てて、
自分の良さをあるがままに出せばよい。



そういう自分らしさを持って現れれば、誰もが共感を持つはず。

なぜならば、誰もが、本当はそうありたいと思っているからである。



JUDY