第一印象は、良い方が良い。
けれども、
第一印象を上げるために、
本来の自分らしさから離れて、別の自分を作り込もうとしてはいけない。
なぜならば、
必ず無理していることが伝わってしまうから。
第一印象を上げるためには、
自分を作り込むより、
自分本来の、隠していたかもしれないすばらしさを見せる方がよい。
つまり、何か新しいものを足して行く考え方ではなく、
余計なものをどんどん捨てて行く。
自分らしさとは縁のない新しいものを取り入れようとすれば、必ず無理が出る。
その無理は「呼吸」に現れる。
すると、声に影響し、話し方に影響し、立ち居振る舞いに影響する。
自分らしくない「無理」は、明らかに表面に出現する。
もちろん、相手はそこまで分析することはないが、感じるのである。
「なんだからわからないが、この人には違和感があるな」というように。
なぜそう感じる事ができるのか?
人は互いに写し合うからである。
無理をしている人を目の前にすれば、
「無理していることの居心地の良くない感覚」が伝わってくる。
なんとなくスッキリしない、違和感、ひどくなると嫌悪にすら転化する。
第一印象を上げる必要がある機会は、
実際、仕事上でも、プライベートでも、かなりの頻度で訪れる。
無理をして自分らしくない方向に行くのではなく、
恥ずかしさや照れ、余計な遠慮を捨てて、
自分の良さをあるがままに出せばよい。
そういう自分らしさを持って現れれば、誰もが共感を持つはず。
なぜならば、誰もが、本当はそうありたいと思っているからである。
JUDY