時折、このスピーチを思い出す。
ブログでも何度か書いた気がする。
けれどもまた、今日も読んで欲しい人がいるので、アップすることにした。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学スピーチ。
聞けば聞くほど、本当に名スピーチである。
名スピーチかどうかは、下記に掛かっている。
☆強烈なメッセージがある
☆デリバリー(言葉や声や話し方など、伝え方)がシャープでシンプルである
実際のところ、これらがあれば、原稿を読んでいようがいまいが、
まったくどうでもよい。
別にステージを歩き回ってかっこよく話す必要など、ないのである。
聞いている人の心を動かし、
行動をおこさずにいられないような衝動的な感動を起こすのであれば、
それは、聞き手にとって、すばらしいスピーチなのだ。
私個人にとって、このスピーチが「名スピーチ」である理由は、下記の3点である。
①私自身との関係
私も、人生の「点」を打って来たひとりであり、
さらに、「点」が線になり、ひとつの絵が浮かび上がってきた人生を生きるすばらしさを、
実感している。
②普遍性と簡潔さ
誰もが、日々、人生に点を打っている。
そのことに気付けるならば、このスピーチは非常に普遍的な内容であり、
誰もが共感できる。
③世界を本当に変えた一人
いわずもがな、彼は本当に世界を変えた人である。
その人生も、たったひとつの「点」を打つ事から始まっていた。
スティーブ・ジョブズ、スタンフォード大学でのスピーチ(日本語訳付き)
http://www.youtube.com/watch?v=XQB3H6I8t_4
Keep looking, don't settle.
Stay hungry, stay foolish.
簡潔で強い言葉は、聞いた人の記憶に強く残る。
森 裕喜子