子供は大人の背を見て学ぶ | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


昨日はブログに
高校生への熱い思いを書いた。


意外と、facebookで反響があった。

そこで見つけたのは、


子供たちは、大人の背中を見て学ぶ!


ということだった。


実際、
子供たちが進路を決めるときに影響を及ぼすのは
私たち大人だ。



情報を流しているのも私たち大人だし、
「将来像」の具体的事例として、彼らに現実を見せているのも、我々大人だ。

我等が今の社会を作っていると同時に、
未来=子供たち、にも影響を与えている!!


自分だけの人生じゃないってこと、です。。。。。



私には、自分の子供はいないが、それに関係無く、
大人が、胸を張って、自分の人生を200%生きて行くことが、大事なのだ!




私自身の経験でも、それが非常に重要だと実感している。

私が、日本で唯一(というか、世界初)のボイスイメージコンサルタントとして
このユニークで、貴重で先進的な仕事を始めた起源を改めて考えると・・・


両親の影響!があった!!





私の両親は、どんな背中を見せてくれたのか?
考えてみた。



私の父は実に伊達オトコで、出かけるときはいっつもスーツ姿がぴしっ!と決まっていた。
(実の娘がこういうのは、ちょっと変?  でも本当)
そして、昔の人だから勉強の仕方が桁違いで、
いつも書斎で本をたくさん読み、文章をいっぱい書いていた。


母は、まるで明治生まれのように、きっちりとした言葉遣いで、声もかちっととした、明瞭闊達な人。
古くて難しい敬語で話すこともあったし(意味不明だった)、
一方ちょっと風変わりで、
知り合いの人の声色、話し方、癖、すべて真似て話したりするのがとても上手かった。

PTA会長などにはうってつけで、
よく人前で壇上に上がり、しゃべる役割を担っていた。

子供のときは、なんだか堅~いおかあさんで、若干恥ずかしかった。



そんな父と母から、それぞれひとつづつ、
私の今の仕事に通じる強烈なインパクトを受けているのを思い出す。




父が何かを書いているときに部屋に入ったら、
突然こんなことを言い出した。

「長い文章を書くときは、初めと終わりのつじつまが合うようにして書くんだ。いいか。」

ふ~ん・・・・
生返事の私。

しかし、これは、今、私の仕事で、「スピーチの基本形」や、ものの考え方の基礎になっている。



母は、PTAのスピーチを終えてきた食卓で、こんなことを言った。

「自分の前にスピーチしていた人が、ぎゃんぎゃん騒がしい人だったら、
こちらは、しず~かに、逆の方向で、理路整然と行く。そうすると、ぴしっと決まる!」

あ~~~おかあさん、また何か言ってるよ、と聞き流した。

でも、今思えば、
どうしてこんなことを知ってるんだろう?と思うくらいだ。



伊達オトコに、お堅い女子の夫婦(きゃ~おとうさんおかあさんごめんなさい)。
今でもそのままに健在!
年齢による衰えはあるものの、精神的には全く変わらない。
頼もしい両親である。

私の周りには、大人が沢山いた。
明治生まれの豪放磊落な祖父母、年の離れた姉と兄。

自営業だったため、普通には考えられないような不安やどん底の時代も
長く続いた。

そんな状況下でも、祖父母も両親も、生き抜いてきた。



それらの背中を見せてもらった私は
おかげで、雑草以上ににひひ たくましく、育った!!!!



子供は、大人の背中を見て
自ら学び取り、
自ら行動し、
成長する。



この流れは、本来、あるはずである。

まず、我等大人ひとりひとりが、自分の人生を思いっきり生きれば良い。


それを見て、子供たちは自然と学んでいく。

そして、欲しいものを取りに行く為に、自ら行動を起こす。



誰もが自分の人生をしっかりと生き、そして共に未来も築く!!!!




まずは、自らが自分の人生をしっかり生きる!

すべてはそこから始まる。。。。。!!!

上手い言葉が見つからないが、
共存、共学、共生、共栄!




そういう未来が続いて行くように、
今日をしっかり生きよう。

JUDY