メリハリある話し方 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

話にしても、動きにしても、
何事も
「間」がいいと、きらりと光るものです。


「間(ま)」とは、一体何なのか?


日本は、実に「間」にうるさい文化ですね。


「間延びしてて、つまらないねえ」と言ったり

「間が悪いとこに出くわした」なんて言います。



歌舞伎の「見栄」を切るところも、ものすご~く「間」がいい!!!!


中村勘三郎(かつての勘九郎)は、
独特な「間」を持つる役者であった。

彼の「間」は、もう、すごい。
天才的であった!!!

本当にぞぞぞ~~~っと鳥肌が立ったくらい。
ああ。ナマであの「間」を体験をした私は、本当に幸せ者。。。。(涙)



間(ま)がいいか悪いか。

その違いは、
実に、
秒数にすれば、ほんの1~2秒のこと。
ほんのわずかな瞬間の出来事ですが、ここが肝!です。



「間」とは、つまり、
一瞬の、空白の時間です。


呼吸は、そのとき、止まるのです。



さて、
これをスピーチプレゼンに応用するには・・・


「大事な言葉」
の前後
またはいずれかに、
一瞬、息をのむ感じで、
1秒沈黙する。




どうぞお試しください。

大事な言葉がぐっっ!!!と引き立ちます。


1秒の沈黙は、話し手は意外と長く感じるものですが、
聞き手からすると、そのくらいで丁度具合がよいのです。

慣れて来たら、1.5秒くらい間を作っても、大丈夫♩

「間」を感じ、実行できるようになると、
相当に、話のメリハリがレベルアップします!

是非ご自身で録音して、聞いてみてください。

1秒の偉大なる効果を実感できるはずです。



森 裕喜子