話にしても、動きにしても、
何事も
「間」がいいと、きらりと光るものです。
「間(ま)」とは、一体何なのか?
日本は、実に「間」にうるさい文化ですね。
「間延びしてて、つまらないねえ」と言ったり
「間が悪いとこに出くわした」なんて言います。
歌舞伎の「見栄」を切るところも、ものすご~く「間」がいい!!!!
中村勘三郎(かつての勘九郎)は、
独特な「間」を持つる役者であった。
彼の「間」は、もう、すごい。
天才的であった!!!
本当にぞぞぞ~~~っと鳥肌が立ったくらい。
ああ。ナマであの「間」を体験をした私は、本当に幸せ者。。。。(涙)
間(ま)がいいか悪いか。
その違いは、
実に、
秒数にすれば、ほんの1~2秒のこと。
ほんのわずかな瞬間の出来事ですが、ここが肝!です。
「間」とは、つまり、
一瞬の、空白の時間です。
呼吸は、そのとき、止まるのです。
さて、
これをスピーチプレゼンに応用するには・・・
「大事な言葉」
の前後
またはいずれかに、
一瞬、息をのむ感じで、
1秒沈黙する。
どうぞお試しください。
大事な言葉がぐっっ!!!と引き立ちます。
1秒の沈黙は、話し手は意外と長く感じるものですが、
聞き手からすると、そのくらいで丁度具合がよいのです。
慣れて来たら、1.5秒くらい間を作っても、大丈夫♩
「間」を感じ、実行できるようになると、
相当に、話のメリハリがレベルアップします!
是非ご自身で録音して、聞いてみてください。
1秒の偉大なる効果を実感できるはずです。
森 裕喜子