「静かな朝」……我が思い詩に託し


夢が弾けて、朝が顔を出す

ほんのりと、白玉の光見る

目覚めの中、静かな朝昇る


こうして、幾度となく、次を迎える

そうして、幾度となく、時を重ねる

静なる朝、なによりも、安堵を知り


日常の調べ、新たな音騒ぎ

静かな朝が、置いてけぼり

やみくもに、歩調乱されて


そうして、幾度となく、奮迅が走る

こうして、慌ただしく、日々を超す

次なる朝、なによりも、安堵であれ


そんな願い、胸に抱きしめ

生なる営み、くぐり抜ける

生きている、その証し残し


こうして、いつの日か、終焉を迎え

そうして、静かな朝を、たたみ込み

永遠なる、静かな時に、我が身包む



☆それが人生、それが生き様!ならばこそ、何人たれども、その人の生なる営みを、他者の手で閉ざす事など、許される事ではなく、我が手を汚したその時から、自らの静かな朝は葬られる事を知るべし。


(言葉の魔法ーーボイスA iK)