このブログにお越し頂き、ありがとうございます。ヴォイス道のボイストレーナー; 折笠マリコです。どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

4月ももう終わろうとしていますね。今月とても忙しくて久々のブログアップになってしまいました。笑い泣き 今年のGWはしっかりお休みして、また張り切っていきたいと思っておりますウインク

 

 

 

先日、アドラー心理学の研究者で、大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者、岸見一郎先生のオープンセミナーに参加してきました。

 

 

 

 

アドラーの教育論はボイトレでも活かせる教えがたくさんあるので今までもメンタルアドバイスに利用させて頂いていたのですが

 

 

 

 

なんとアドラーさんと私が同じ誕生日♪ということがわかりましてラブ

 

 

 

 

なんか運命的なものを感じ(笑)これからもっと、アドラーの教えを伝えていこうと思ったのでした。音譜

 

 

 

直接的にアドラー理論を用いるとなかなか厳しい教えで簡単にはできないよ!と思ってしまうかもしれませんが

 

 

 

アドラーの教えは愛に溢れ、どう考えていけば自分を受け入れ、幸せに生きていけるのかを教えてくれていると感じます。

 

 

 

そしてそこに少しの「勇気」が必要なのだと。

 

 

 

もっと声を思いのままに気持ちよく出すために、できたら良い考え方やあり方。それは自己受容ができているか、他者信頼できているかというまさにアドラーの教え。爆  笑

 

 

 

話すのが苦手、自分の声が嫌い、言いたいことが言えないという自分への劣等感

 

 

 

 

 

その裏には「人が怖い」という他者への信頼感の薄さがあると思います。

 

 

 

 

 

他人の批判が怖くて、尻込みしたり・遠慮したり・無駄にがんばったり

 

 

 

 

失敗したら人に批判される、人に笑われる、人は冷酷だ。などと思っているから、何かをやる前から怯え、言いたいことも言えなくなってしまう。常に防御体制でいるから体はいつも緊張して、力が入ってしまっている。

 

 

 

 

もっと人は優しいもので、みんな敵ではなく味方なんだ・仲間なんだと思えたら、そんな風に他者を信頼できたら、もっと自由に自分を表現できそうですよね。

 

 

 

 

だって気の合う人といるときは、もっと声のトーンも落ち着いているし、言いたいことも言えたりしているでしょう。

 

 

 

自分も相手もおんなじ人間で、おんなじ仲間だ。みんな同じようにこの世の中を生きているのだ。人は怖くない!と考えられれば、身体の無駄な力も抜けてきます。

 

 

 

まぁ、言葉で言うのは簡単ですけどね。でも人を恐れていては、自分の人生を生きられないですし、実はみんな自分のことに必死で他人のことなんて考えていないものです。

 

 

人が怒るのは自分の存在が危ういとか自分の価値を踏みにじられたと感じた時です。

あなたが怒られているわけではない。それに批判する人は大抵、自分を守るために相手を貶めようとしているだけです。

 

 

 

でも、もしかして自分も他人の批判をしていたりしないか思い出してみてください。自分が人の批判をしているのだから、人からも言われるのではないかと考えてしまいます。

 

 

 

影で言うだけではそこに本人はいないわけですから相手の耳には入りません。だからその批判は自分に向けて言っていることになります。その批判が本当に相手のためなのか、自分の防御のためなのか心に確認してみましょう。

 

 

 

 

結局、他人や失敗を恐れる人は、常に他人と戦ってしまっているのです。

 

 

 

 

他人と戦うことをベースに何かをがんばっても、ただの自己満足にしかなりません。

 

 

 

 

戦いから降りるために、まずは人を批判することをやめてみましょう。相手のことは相手の課題として相手に任せ、そして自分のことを批判するのもやめましょう。

 

 

 

人と戦うことをやめれば、人が怖くなくなります。結果、もっと自分らしく生きられるようになります。もちろん自分との戦いも然り。

 

 

 

自分の思うように、やりたいように生きられて、しかも人とも素晴らしい交流ができたら本当に幸せですよね。

 

 

 

いつも戦闘モードでいれば、相手も戦闘モードでかかってきます。人は敵であるという考えは敵を引き寄せます。

 

 

 

『人はみな仲間なんだ』と思えるようになると、仲間だと感じられる人たちがどんどん集まってくるようになります。

 

 

 

 

 

相手が仲間だと思えれば、話すことも怖くないですよね。自分らしいパフォーマンスのためには、そういう考え方を持つことも大切です。

 

 

 

 

誰かに勝つことは、ずっと負ける恐れとセットです。戦いモードだとずっとその間を行ったり来たり揺れ動くことになります。

 

 

 

 

自分と戦うのも、足りない自分・できない自分を許せないからですよね。自分を認めてあげられないから常に自分は緊張を強いられ、身体がガチガチになります。

 

 

 

 

自分に「できない自分」というレッテルを貼るから、できない自分として日々過ごすことになるのです。

 

 

 

人への、そして自分への批判をやめ、そして今そばにいてくれる人たち、温かい気持ちを向けてくれる人たちをもっと大切に、感謝して、その人たちに等身大の自分で何ができるのか、どんな貢献ができるのか考えて実行していきましょう。

 

 

 

戦いモードで、自分を大きく見せるために頑張るのではなくて、今、自分にできること、自分の好きな人たちに貢献できることは何か。

 

 

 

そうやって少しづつ、自分で居心地のいい環境を作っていけばいいと思うのです。

 

 

 

自分には仲間がいてくれるのだって思えるって心強いですよね。そういう人をたった一人からでも大切にしてください!

 

 

 

では今回はこのへんで。

 

 

 

図書館に本を返してに行ってきます。音譜あし

 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。ニコニコ