先日、以前お世話になったマネー講師の木田知廣さんが
主催するセミナーコンテストE-1グランプリを聴講してきました。
今回は、その時の交流の時間にお話しさせて頂いた私なりのアドバイスを
書きたいと思います。

当日、実際に講師をしている方、著者の方、著名な審査員の方などが
たくさん来ていて、登壇者の方はさぞかし大変だったと思います。
オーディションで審査員が表情一つ変えず、歌や踊りを見るという
地獄絵図は私も経験がありますが(^_^;)

いろんな方の聴講した感想、質問などを聞いていると
様々な視点を知ることができ、自分との価値観の違いなどもわかり
とても勉強になりました。

交流の時間にも別の分野の講師の方々とお話しする機会もあり
意見の交換ができました。

最後の講評で審査員の方々から伝えられたこと。
講師として大切なのは「愛されるキャラクター」であること。
また純粋に「伝えたい思いがある」ことが大きな要素であるということ。
そして多くの人がそういう視点で、聴講しているということ。

前から思っていたのですが「講師」と「歌手」は一緒だなと。
人前に立って、思いを伝える。
だからセミナーやプレゼンはステージなのだなと。
そのことをセミナーグランプリを聴講してより強く感じました。

歌や歌の中の言葉が、人の心に根付いて、その人の日常を変えたり
日々の生活を支えていくように
セミナーや講座で伝えられたノウハウやメッセージも
聴講者の日常をより良い方向へ変化させる。
参加するならそんなセミナーあって欲しいと私は考えています。

私も7年程前に受講した木田知廣先生の講座を受け、人生が変わりました。
今までになかった視点で自分の人生を見ることができるようになりました。

前置きが長くなってしまいましたが
セミナーの講師は歌手のステージと共通点が多い。
歌手の視点からボイストレーニングの時に講師の方へアドバイスしていること。

まずセミナーの構成は、「1曲の歌のように作る」ということ。

話したい事をイントロ、Aメロ、Bメロ、サビのようにブロック化する。
そして最後に一番伝えたいことをRepeatする
1テーマ1メッセージ⇒1セミナー1メッセージ

盛り込み過ぎやまとまらないが解消されましたと感想を頂いてます。
話したい項目をブロック化しているので、その時によって構成を変えられます。
ときどき構成を変えるのも自分や相手を飽きさせないコツです。

あとは長時間 声を出すことについて

普段からできるだけ意識してもらいたいこと。
それは「声に感情を乗せて話す」ということです。
ちょっと難しいかもしれませんが

声とは基本的に誰かに自分の存在や思いを知らせる鳴き声です。
だから声は「伝えたい思いと繋がって」出されるべきなのです。

感情を表に出すのが得意な人は、声が大きいと感じませんか。
自分の大好きなものの話をしているとき、夢中になって話し続けてる時、
楽しい時は声が大きくなったり、笑い声は大きかったりしますよね。

心と声は繋がっているので
上手く話そうとして話すと「上手く話そうとしている」と伝わります。
これは声のレッスンの時の注意点でもあります。
加えていうならば、そこを意識しないようになるまで練習するべきということに
なるのですが、長くなりそうなのでこの辺の話はまたの機会にするとして

まずは、感情と繋げるということが難しくてイメージできないという方は
「話すことが楽しい」と思いながら話してみてください。
しばらくは楽しく話すことを意識して続けてみてください。

今回のメッセージをまとめるとセミナーやプレゼンはステージだから
思いを込めて「歌うように話そう!」です。

そして講師の方は、伝わる声になるために
歌のレッスンを受けることをお勧めします(^_^)v
あっ、感情の開放も含めるとラフターヨガもおススメですよ。