韓国で200万人が集まったのは
キャンドルライトを灯す
というデモの形式でした。
自分たちの意思を表明しながらも
「心の中の平安を保つ」
素晴らしい成功例だと思います。
たくさんの方が愛を放つとその場の波動は上がります
波動が高ければ、愛、真、善、美。
ポジティブなエネルギーが引き寄せられます。
逆に
たくさんの方が怒りを放つとその場の波動は下がります
波動が低ければ、憎、嘘、悪、醜。
ネガティブなエネルギーが引き寄せられます。
政治という世界の波動が上がれば
ネガティブな出来事は弾き飛ばされるはずであり、
怒りで同じ土俵に立ってしまうと
権力とのパワーバランスにおいては
時に逮捕者が出たりと、
相手に力を与えてしまうことも多いです。
なので個人的には
どれだけ初心にかえり
愛、真、善、美の意識でいられるかが
大切であると感じています。
その方が意図の純粋性という意味でも
現実化は早いのではないかと思います。
一般に日本で行われているデモは
感情をたくさん表現する傾向があります。
それだけ未浄化な感情がこの国には存在していて
それだけたくさんの苦難を抱えているということ
沸き起こった感情はどこかに吐き出す必要があるのも事実です
一方で、怒りが優先しているデモは共感を生みづらく
同じ怒りを持った人にしか広がらない傾向があります。
日本人は和を好む民族ですから
その怒りのエネルギーに触れたくないと
感じている人も多いようです。
デモには行きたくない、ネガティブな言葉を連呼したくない
でも現状を変えたいから、ただ現場に行く、お祈りしにいく
そんな方たちは、怒りのエネルギーを
中和して下さっている意味もあると思います。
実際に、わたし自身が様々な現場で歌わせて頂いた時に
意識していたことが三つあります
・「自分が正しい」を手放し、その場の全員が仲間であり、和を描く意識をすること
・その場自体（自他含む）を癒す、浄化する、愛を届ける意識でのぞむこと
・誰かに押さえつけられ隠れてしまった良心、信念を解放し、
後押し、サポートするようなエネルギーを届けること
デモ活動に参加している側も
それを止めている警察や機動隊も
その場しのぎに対応を任された方々も
現場では争う必要のない人たちが争わされている状況が多いです
実際に声を届けたい対象の人たちは
その現場にはいなかったりします
なので、怒りが充満した場を少しでも癒し、浄化すること
双方に対話ができるような精神状態に持っていくことを
心がけていました
そして、ひとりでも自分の良心・信念を貫こうと
気概を持って立ち上がって下さる人が出てくるように
そんな人たちを「応援する」という意識を持って歌を届けていました
その結果として、殺伐とした雰囲気が
普通に会話できるようなレベルまで回復したり
警察が「頑張ってね」と声をかけてくれたり
目の前の機動隊の方たちの感情が抑えきれなくなり
涙を拭うような瞬間もありました
同じような意識で本気で歌ってくれる人が100人集まれば
もっともっと大きなエネルギーを生み出せるかもしれません。
そして、もうひとつ
「怒り」の持つ別の側面としてお伝えしたいことがあります
ある個人が絶望を抱えて、どうしようもなく感じた時に
内なる怒りがその現状を突破するための爆発的な力を生む
可能性があります。
それがポジティブに振れた場合は
何を失っても構わない、一度死んだも同然、
プラスの方向へ不退転の決意で臨む
そんな力となるはずです。
だからこそ、そんな人たちを応援するような、優しく包み込むような
意識を常に持っていたいと思います。
間違ってもネガティブな方向に振れないように。
個人的な見解を書きましたが
地球の波動が上がれば上がるほど
人々の心は嘘をつけない状態となっていくので
心配・恐れは手放して良いと思います。
何を求めて、何をするのも個人の自由
自由意志が尊重されています
愛を表現するもよし、癒しにいくもよし
家庭を守るもよし、真実を暴くもよし
真実を明らかにするもよし
すべて必要なことが起きているだけ
やりたくないことを
無理にやる必要はありません
波動が下がるからです
それぞれが純粋な想いで
自分の役割を
やりたいことを
果たすことが大切だと感じます
2018年の自分は
日本・地球の波動を上げる方向で
このいのちを使っていきます
未央祐介
