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今朝私はひとり。
昨日もひとりだった。
行ってらっしゃいと見送った部屋はシンとしていて、冷たい空気が動かず留まっている。
わたしは再びベッドに入り、まどろんでいく。
あなたの触れた体はけだるさを残し、起き上がることが出来ない。
このままだと腐ってしまいそうだ。
「なんとしなくては」とおもう。
でも幸せにどこか繋がっているこのけだるさを自ら強く引き剥がせずにいる。