SONG+BEAUTY+STYLE
=GRACE RIです！
Billboardで歌ってきました🦋
残念ながら、
受賞はできなかったのですが
憧れのBillboardのステージで
歌うことができたのは
本当に良い経験でした♪
このBillboardは
「Billboard」になる前の
「Blue note」の時から
私は観客として
アーティストのライブにいってたお店です。
当時、「Blue note」は
海外アーティストのみのライブで
（だったはず。。。）
一歩足を踏み入れたら
外国でショウを見ているような
ちょっと敷居の高い
独特の雰囲気が漂う空間でした。
今のBillboardになり、
かつ、corona禍になり
日本のアーティストも多く
出演することになりましたが
それでも、
Billboardのステージで歌うことは
敷居が高いのです。
聞いた話ですが、
Billboardで歌うには
CDを、しかもアルバムを
「何枚出しているか？」
または、それが
「どれだけ売れたか？」
等々
審査の基準があるそうです。
パッと出て急に売れたりしても
なかなか出演できないかたこそ
その品位を保っているのかもしれないですね。
出演者は客席から見て
ステージの右側の階段を
歩いてステージに上がります。
私はその階段を、
「その日の衣装に合わせたヒールを履いて
ステージに向かって上がることが出来たら
どんなにいいだろう。。。。」と
夢見ていました。
その憧れのステージに、
ブルーのドレスに
ベージュのヒールを履いて
ステージに上がることができたのです💛
やっぱり、
妄想って大事なんだわ～～。
^ ^
こちらステージへ向かう通路。
（リハーサル直前の写真です）
たった５分のパフォーマンスですが
３００名近いお客様の前で歌えました！
不思議と。。。
緊張は全くしなかったのです。
途中、最前列のお客様と
目が合ってニコッと
微笑むことも出来ましたし
ゆっくり客席を見回して
歌える余裕もありました。。。
与えられた時間をしっかり
満喫できた感じです💛
本番はこんなに
上手くいったのですが
実はリハーサルは最悪だったのです。
私が歌った曲は
I wish you loveという曲で
オリジナルはシャンソンですが
ジャズミュージシャンが
取り上げて演奏したことから
今ではスタンダードとなっています。
バラードで、構成は
バース、（落語でいうと枕のようなところ）
コーラス、（本編ですね）
エンディングはボサノバ。。。と
ナタリーコールのバージョンを元に
少しアレンジ加えて歌いました。
リハーサルに与えられた時間も
たった５分！
この５分の間に
色々確認しないと
いけないことがあるのです。
まず出だし。。。
いわゆる
イントロというもの。。。は
ありませんから
最初の音に入る
３つのコードをもらってから
バース部分を歌います。。。
？？？
途中から音が取れない（😢）
バンドさんを止めて
「そこはファを歌いたいから
ファが聞こえるように弾いてほしい」と
伝えます。
コーラス部分に入り
エンディングのボサノバへ移行する合図。。。
バンドマスターの方から
「こちら先行で。。。」と
おっしゃったにもかかわらず
違うところで入られる。。。！！
「参考音源きいてないのかしら？」
と、むっとしてしまい
「まだまだまだ！！！」と
言ったら
バンドマスターが
「そんな言い方せんでいいやろ！」
と、私を怒鳴りつけました。
ここでキレて
リハーサルが出来なくなっては
元も子もありません。。。
気を取り直して
その部分から
やり直すことに。
私が仕切ることにしました。
私からタイミングを出します。
言ってみれば指揮者も兼ねた、
ということですね。
エンディングは
同じコードを繰り返し、
ボーカルがフレーズを
アドリブのように歌うのですが
ボーカルが歌い終わっても
バンドは演奏したまま。。。？？？？
全員が顔を見合わせました！
「あの。。。
譜面にエンディングは12小節と
書いてると思うのですが？」と私。。。
バンドさんの譜面をちらっと
確認すると。。。
最終に私が書いた
改訂版の譜面ではなく
最初に送ったものが
配られていました。。。
リハーサルで
上手くいかなかったところは
全てその改定したところなのです。
それを
メンバーに渡していないから
起きたことでした。。。。
正直。。。。
怒ってました！
事前に、
リハーサルは5分しかないと
聞いていたし、
当のバンドマスターから
「５分しかないから
当日のリハで完ぺきにしておきたい。」と
電話をもらってたのです。
だからこそ、
細部にまで気を配り
ミスが無いように
キッチリ譜面を書きなおして
渡したのに。。。。！
さて、当日は
自分のリハーサルが終わったら
自分の本番までに戻ればよいことに
なっていました。
その間に、
私がしなければいけないことは
まず！
このイライラした気持ちを
鎮めること。です。
お腹が減っていては戦はできませんから
（(笑)）
軽く食べて、
ヘアメイクをして
そして、
持っていた改訂版の
譜面を５部コピーしました。
これは持ってくるつもりは
なかったのです。
まさか渡してないなんて
完全に思ってなかったから。
でも、
長年の習慣ですね。。。
ありがたいです。。。
譜面、衣装、マイク。。。は
何より大事と
先輩から教えられてたこともあり
改訂版の譜面を持っていたのです。
その譜面が無くても
大した事故にはならなかったかもしれない。
その譜面が無くても
全力で練習していたから
ピッチもタイミングも
コントロールできる範囲だったとも思う。
だけど、
キッチリ書いて
バンドさんが見やすく
こちらのミスのない譜面を渡すことは
自分の身を守る手段の一つ
なのである。
ボーカルは
変な伴奏をされたら歌えません。
ピアノは、鍵盤を押せばその音が鳴る。。
ギターもベースもその弦を弾けば音が出る。
ドラムはスティックでたたけば音が出る。。
ボーカルは
バックに左右されるのです。
コードやテンションノート一つで
音程が取れない場合もしばしば。。。
それで本番歌えなかったら？
歌い終わって
「伴奏がちょっと違って音狂いました～」と
言い訳しますか？
お客様はそんなこと関係ないのです。
本番前に
まだステージに残っていた
若手のギターさんに
「これ、改定した譜面です」と
説明加え5部渡しました。
「そうなんですね～
全然知りませんでした」と。。
ちょっと和やかに話すこともでき
私の気持ちも少し楽になりました。
そんな一連の出来事もあったからか
肝が据わって
本番は全く緊張もせず、
また、必要以上に
バンドさんの音を気にすることなく
歌うことができました。
私としてはまずまずでした！
見に来てくれた友人も
「よかったよ！」と言ってくれました♪
こちら最後の集合写真です♪
中央、ブルーのドレスが私(^^♪
今回の教訓は
他人と自分は違う。
自分ならすることでも
その人が、
同じようにするとは限らない。
自分の身を守るために
自分の出来ることは最大限やって
準備をすること。
他人を信用するな、
ということでなくね。。。
今回の大きなステージで
歌えたことを糧に
また進んでいきたいと思います♡
こちら、
GRACE最新動画です。。。♪
🎶Rapture
（オリジナルシンガーANITA BAKER）
🎙GRACE RI
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Have A Grace Day